NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

ブログ

松山市がん対策推進条例 パブリックコメント募集

2019年1月15日 10:54 PM

松山市に住んでいる方への限定情報です。

「松山市がん対策推進条例(案)」への

パブリックコメント募集が始まりました。

http://www.city.matsuyama.ehime.jp/bosyu/gan_jyourei.html

 

愛媛県内で、市町でがん関連の条例が制定されるのは初めてです。

患者さんをはじめ多くの当事者の意見を反映した条例になるよう

みんなで意見を提出しましょう!

 

じょんのび

2019年1月13日 8:05 PM

よく晴れておだやかな一日。

街のあちこちで晴れ着姿を見かけました。

きょうは成人式だったんですね~。

 

さて「じょんのび」

新潟弁で「の~んびり」「ゆ~ったり」という意味だそうです。

わたしたちの仲間の一人が

「あゆみのじょんのび日記」というブログを公開しています。

https://blue.ap.teacup.com/sonoayumi2/

 

お人柄そのままの、あたたかい文章と

とても素敵な絵の数々。

 

ご両親を相次いで見送り、しばらくお休みしていたのですが

年末から再開しています。

 

町なかサロンにも、あゆみさんの絵が飾られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしたちのシンボルともいえる『ひとりじゃないよ』

ぜひ、見に来てください~。

 

 

痛みとお薬

2019年1月11日 8:48 PM

久しぶりにひどい頭痛に悩まされた一日でした。

目が覚めたときに、すでに頭がガンガン。

吐き気まで伴う、わたしの中では最強の痛みです。

いつもの薬ではまったく効かず、結局一日寝たきりでした。

2回目の薬を飲んで、ようやく起き上がれるようになりました。

 

抗がん剤治療を受けていた頃。

副作用で、さまざまな痛みや不調が起こります。

そうすると内服薬や点滴が次々に追加。

精神的に追い詰められていたこともあり

看護師に向かって「薬漬けにするつもりですか?!」と

大声を出してしまったことを覚えています。

 

できれば、薬を飲みたくない。

多くの人から聞きますし、わたし自身もそう思います。

 

特に、がんに伴う痛みに使われる「医療用麻薬」については

なかなか理解が進みません。

中毒になる。

だんだん効かなくなる。

寿命を縮めるのではないか。

こんな誤解があります。

 

日本緩和医療学会では、HPを通じて

そうした誤解への解説をしています。

http://www.kanwacare.net/kanwacare/point04.php

 

頭で理解できても、なかなか受け入れるのは難しいかもしれませんが

まずは正しい知識を持っておくことも大切だと思います。

 

痛みがあると、動けないし

物事を考えられない、考えても悲観的なことばかり。

お薬で痛みをとること。

これはとても大事です。

 

ついでにお知らせです。

日本緩和医療学会が主催する市民公開講座が

横浜と大阪で開催されます。

http://www.sasaeru-kanwa.com/

大阪会場では、わたしもお話させていただく予定です。

 

えひめ若年がん語り場 EAYAN(い~やん)

2019年1月10日 10:33 PM

おれんじの会では、若い患者さんの会を立ち上げています。

『えひめ若年がん語り場 EAYAN』

EAYANは、「い~やん」と読みます。

「こんなにたくさん仲間がいるから、悩まんでもい~やん」

そう思えるような場を作りたい!という思いが込められています。

 

名付け親は、自らも28歳で告知を受けた男性。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は、昨年秋に旅立っていきましたが

EAYANに込めた思いは

AYALife あやライフ https://aya-life.jp/Experience/experience11.html

こちらでお読みいただけます。

 

次回例会は1月14日(月・祝)13時~15時

町なかサロン(松山市末広町17-9)で開かれます。

 

10代後半から40代までの患者・経験者、配偶者などが対象です。

温かい飲み物を準備してお待ちしています。

 

がん対策応援団 募集

2019年1月9日 11:08 PM

国立がん研究センターからの情報です。

国立がん研究センターがん対策情報センターでは

患者・家族などの立場から

がん対策や、情報提供の在り方などについて提言をしたり

広く情報を伝える役目を担う

「患者・市民パネル」を募集しています。

 

詳しくは https://ganjoho.jp/public/news/2018/panel_2019.html

申込み締切は1月14日(月)です。

 

自分や家族の経験を、

次の世代の患者さん・ご家族のために

また広く一般の方のために役立てることができます。

 

わたしも、以前に参加していたことがあります。

全国の仲間と知り合うことができ

情報を伝えることの難しさと意義を学ぶことができました。

わたしたちだからこそ、できること。

その一つだと思います。

 

 

「地域の明かりに」 愛媛新聞連載記事

2019年1月7日 10:14 PM

きょうから、愛媛新聞で連載企画が始まりました。

『地域の明かりに えひめ在宅緩和ケア』

 

文字通り、愛媛県内での在宅緩和ケアについての記事です。

 

2012年からスタートした愛媛県在宅緩和ケア推進モデル事業を中心に

人生の締めくくりの時期を自宅で過ごすことの現状や課題が伝えられるのことです。

 

「住み慣れた自宅で」と言われても

重い病気や体の不自由さを抱えながら生活するときに

医療や介護は何ができて、何ができないのか。

どんな職種が関わってくれるのか。

困ったときに、だれが司令塔になってくれるのか。

経験がなければ不安は大きいものです。

 

それでも、国の方針もあって、これからは在宅が中心になるのは間違いありません。

自分はどうするのか?

大事なことを考えるキッカケになる記事だと思います。

 

愛媛新聞ONLINEはこちら。

https://www.ehime-np.co.jp/article/news201901070049

※ONLINEで購読するには会員登録が必要です。

 

第129回例会開催しました

2019年1月6日 5:08 PM

きょうは、おれんじの会 第129回例会。

2019年最初の例会は、絵本セラピーの特別企画を取り入れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

松山で活動している絵本セラピスト 福井一恵さん。

絵本を読んでいただき、参加者で感想を語り合うプログラムです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の絵本は5冊。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お正月にちなんだものや、この季節ならではのものも取り入れてくださいました。

 

「活字を追わないでください。

 絵に集中してくださいね」

そう言われて、

福井さんの読み聞かせに耳を傾け

じーっと絵を見つめる数分間。

もうすっかり忘れていた感覚が甦り、素直な感想が溢れてきます。

 

感想を語り合い

笑ったり、泣いたりの1時間はあっという間でした。

そして残った、ふんわりとあたたかな気持ち。

とてもよい時間を過ごせました。

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2008年の発足から続けてきた例会は

次回130回を迎えます。

四国がんセンター臨床心理士 井上実穂さんを講師に

病気と向き合うときの気持ちの整え方について学びます。

2月3日(日)13:30~15:00

愛媛県総合保健協会 9階会議室で。

参加費は500円。

事前の申し込みは不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。

 

 

 

 

2019年始動です

2019年1月3日 8:42 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます。

松山では天候に恵まれ、おだやかな年明けとなりました。

 

このブログを最後に更新してから、なんと半年近くが経ってしまいました!

申し訳ないことでした。。。

 

今年は、少しずつでも

情報提供と共に日々の活動で感じることなどを綴っていきたいと思います。

 

早速ですが

おれんじの会の今年最初の例会ご案内です。

1月6日(日)13時30分~15時(予定)

会場は、町なかサロン(松山市末広町17-9)です。

 

今回は交流会。

同じ経験をした人同士での語り合いの会ですが

特別企画として『絵本セラピー』を取り入れます。

 

数冊の絵本を読み、感想を話し合うことで

自分の心の奥の思いや

一緒にいる仲間との関係に、新たに気付かされます。

 

参加は無料、事前の申込みは不要です。

みなさまのご参加をお待ちしています。

 

 

豪雨災害で被害に遭われた患者さんとご家族へ がん専門医からのアドバイス

2018年7月10日 11:42 AM

豪雨災害の状況が明らかになってきました。

この暑さの中、避難所などで過ごしているがん患者さんやご家族も

いらっしゃることと思います。

 

全国がん患者団体連合会では

日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科の勝俣範之先生からの

災害時の注意点についてのコメントを掲載しています。

http://zenganren.jp/?p=1508

 

 

 

豪雨災害で被害に遭われた患者さんとご家族のみなさまへに 相談先について

2018年7月9日 1:11 PM

思いがけない大雨になりました。

愛媛県内でも大きな被害が出ました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りし、

行方がわからない方の一刻も早い救出を願っています。

 

県内では、あちこちで道路が寸断されています。

いつも通っていた医療機関へ行けない、

お薬を持たずに避難している、

治療予定はどうなるんだろうかなど、

さまざまな不安をお持ちのがん患者さんとご家族のために

四国がんセンター がん相談支援センターが電話で対応してくださいます。

089-999-1114 です。

 

被災した方の治療受け入れも行うとのことです。

 

そのほかの、県内がん診療連携拠点病院すべての

相談窓口でも対応してくださいます。

http://www.shikoku-cc.go.jp/conference/subcommittee/support/

 

利用は無料。

診療を受けたことがなくても構いません。

 

また、愛媛がんサポートおれんじの会でも

ご相談に対応いたします。

必要に応じて関係機関におつなぎしますのでご連絡ください。

089-997-7638

(町なかサロン 平日10時~15時)

 

※この記事を投稿した際に、タイトルが「地震」となっておりました。

 訂正してお詫びいたします。

 

 

 

 

 
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