NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

愛媛県がん対策推進計画

2013年2月6日 10:54 PM

きょうは、愛媛県のがん対策について話し合う会議が開かれました。
わたしも、患者・家族の立場から委員として参加させていただいています。

来年度から5年間の県のがん対策を盛り込む「がん対策推進計画」についての議論が行われました。

医療の充実、緩和ケアの推進、予防と早期発見など、項目は多岐にわたります。

中でも「がん教育」「小児がん対策」「就労を含めた社会的な問題」は、新たに取り組んでいくものです。

「がん教育」については、予防や早期発見に偏らず、いのちの大切さを考える内容にすることが盛り込まれました。

「小児がん対策」については、全国の動きを見極めつつ、愛媛独自の対策として何が必要かを検討。

そして「社会的問題」については、別途部会の中で個別に検討を重ねていくことになりました。

きょうの会議でまとめられたのは、あくまで「計画案」です。
今後、広く県民からの意見を募るパブリックコメントを経て、正式に決定されます。

パブリックコメント募集が始まったら、このブログでもご案内します。
ぜひ、意見をお寄せください。

 

相談支援窓口の対応

2013年2月5日 10:05 PM

きょう庭の梅の木に、小さな蕾を見つけました。
でも、また寒さが戻ってくるようです。

昨日は山梨で、女性のがんについてお話をさせていただきました。
終了後、母娘で参加していた方から声をかけられました。
子宮頚がんの事が気になっていたとのこと。
少しはお役に立てたかなと思っています。

さて、きょうは相談支援窓口の対応についてです。

県外の方からのご相談に対応するため、ある県のがん診療連携拠点病院の相談支援窓口に電話をしました。

こうした拠点病院の窓口では、がんに関する相談に対応することが定められています。

電話をかけて、セカンドオピニオンの料金について確認しようとしたのですが、電話口の担当者ではわからない、とのこと。
がんの事に対応できるのは看護師2人だけで、いまは手がふさがっていて対応できないと言われました。
早く電話を切りたい雰囲気が伝わってきました。

体もこころもしんどい患者さんや家族であれば、こんな対応をされたら二度と電話しようとは思わないでしょう。
これが、本当に助けを求めようと思うときの大きな壁につながるかもしれません。

現在、国では拠点病院の指定要件についての議論が始まっています。
全国のどこの拠点病院でも、患者・家族が安心して病気に向き合える環境が整うための議論を期待しています。

 

例会

2013年2月4日 9:57 AM

2月は、ブログ更新皆勤賞を目指そう!と決意していたのに
昨夜はうっかり寝てしまいました。

松山から5時間かけて、山梨へ移動。
今朝の甲府市は、雲が広がっています。

さて、昨日はおれんじの会2月例会でした。
会場へ着くと、節分の豆が届けられていました!
会員の一人が先に届けておいてくれたものでした。

また、お料理好きな会員(男性です)が、毎年恒例のお手製の”干し柿”を届けてくださいました。
一つ一つ袋に入れられていて、わたしたち仲間の顔を思い浮かべながら準備してくださったんだと思うと、本当に感謝でした。

今回の参加者は20人あまりでした。
再発を告げられた人、辛い治療をようやく乗り越えた人、家族の病気が心配でならない人・・・いろいろな思いを抱えています。

「ひとりじゃない」
そのことを感じてほしいと願って、5年間交流会を続けています。

来月の例会は勉強会です。
鍼灸マッサージ師の方をお招きして、お話を伺う予定です。
3月3日(日)午後1時30分から
愛媛県総合保健協会(松山市味酒町)です。
ご参加をお待ちしています!

 

治療と仕事の両立

2013年2月2日 9:47 PM

きょうは「就労相談支援スキルアップセミナー」でした。

治療と仕事の両立について悩みを抱える方から相談を受ける際に、必要な知識や支援のポイントを学ぶものです。

がん患者の支援を行っているCSRプロジェクトが主催し、四国がんセンター患者・家族総合支援室が後援して開かれました。
わたしたちおれんじの会も、協力させていただきました。

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参加者は30人。
病院の相談支援窓口の担当者や看護師、ピアサポーターのほか、医師、社労士の姿も見られました。

労働法や保険、年金制度の基礎知識を学び、その後ロールプレイにも取り組みました。

制度や相談窓口を紹介することも必要ですが、
まず大前提として
相談に訪れた患者さんやご家族が、どのように生きていきたいのか?
そのために仕事にどう向き合うのか?
そうした声にしっかり耳を傾けることが重要だということを学びました。

今後は、病院の関係者や専門家のみなさんと共に、具体的な支援のためのネットワーク作りなどに取り組んでいきたいと思っています。

あすは、おれんじの会の例会。
交流会です。
暖かな節分になりそうです。

 

おひさしぶりです

2013年2月1日 10:57 PM

2月に入りました。

1月は、4回しか更新できなかったこのブログ。
もうほとんどの方から見放されてしまったかも…。

ですが、月も改まったことなので、また気持ちを新たに日々の活動報告や思いなどを綴っていきます。

まずは、本日の朝食から。
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きょうは宇和島で講演がありましたので、早い便で移動し着いたところで朝食です。
真ん中にどんとあるのは、宇和島名物のじゃこてん。
おいしくいただきました!

そして講演会場へ。
ファイル 1032-2.jpg

JAえひめ南女性部のみなさんの集まりで、女性のがんについてお話させていただきました。
200人を超える会員のみなさん、うなづいたりメモを取ったりしながらとても熱心に耳を傾けてくださいました。

お世話くださったJA厚生連のみなさま、貴重な機会をありがとうございました!

 

出張帰りに

2013年1月12日 1:02 AM

ここのところ、ブログの更新がままならず申し訳ありません。

10日夜は、がん総合相談研修プログラムに関する会議でした。
ピアサポート研修の教材を作成する事業は、いよいよ大詰めです。
試行版に対していただいたご意見を反映し、確定版を作るための会議でした。
より良いものにするため、医療者のみなさんと共に3月まで議論を続けます。

そして、きょう午前の便で帰松。
空港から「町なかサロン」へ直行し、患者さんの対応を済ませた夕方になって電話が入りました。

「飛行機、大変でしたね!」
「えっ?何の話?」
「操縦席の窓ガラスにヒビ入ってたそうですよ」
「え~~~~?!」

そう、ニュースになっていた羽田発松山行きボーイング787は、まさにわたしが搭乗していた機体でした。
機内ではまったくアナウンスはありませんでしたので、乗客は何も知らず。
あとで冷や汗です。
しばらく787は避けたほうがよさそうです。

 

正月休みが終わって

2013年1月6日 9:26 PM

打撲やら頭痛やらの事を書いたきりだったので、いろいろな方からご心配をいただきました。
スミマセン。
2日以降はすっかり元気になって、締め切りも間に合わせることができました。

さて、年が明けてから数件のご相談が続きました。
状況はさまざまですが、共通するのは「孤独」のつらさです。

家族のつながりや晴れやかな事が、世の中のすべてを覆うお正月。
だからこそ、一層「孤独」のつらさが際立ちます。

来年は、年末年始もサロンを開くべきかな…。

あすから日常が戻ってきます。

 

新年に

2013年1月2日 10:32 PM

2013年がスタートしました。
まだ、キーボード上の指は、自然と2,0,1,2と動こうとする正月2日目。
どのような新年をお迎えでしょうか?

わたしは、大晦日に庭で転んで強打した肩が痛み、元日はひどい頭痛と吐き気に襲われ…踏んだり蹴ったりの年越しになりました。

でも、体の弱さを感じつつ新年を迎えられたことは、ある意味感謝なことでした。

体を大事にすることを思い、弱ったときに寄せられる人の優しさに感謝することができました。

まずは体を大事にすることから。
夜更かしをやめるのが当面の目標です。
そんなわけで、おやすみなさい。

 

いつものように

2012年12月31日 11:25 PM

いつものように、紅白歌合戦を聴きながら年の暮れを迎えています。

いつものように、この時を迎えられる事が、いかに恵まれていることか。

感謝しつつ、新しい年を迎えます。

みなさまに、たくさんの福が訪れますように。

 

年の瀬に

2012年12月29日 9:52 PM

気がつけば、今年も残すところ2日。
暖かだったので、お墓参りに行ってきました。
途中に、母が最後を過ごした病院があります。
6年間通った病院。
いまでも、そこに母がいるような気がします。

大掃除もおせち料理も完璧だった母。

それに引き換えわたしは…
いつもと同じで仕事に追われています。

年末年始の休みを当て込んでか「1月4日締め切りです」とか「7日までにご提出ください」という依頼が続々。
そんなわけで、大掃除もおせちもない年の瀬です。

 

 
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