町なかサロンでコンサートを♪
2022年4月15日 8:58 PM
きょうは雨が降ったりやんだりで、肌寒い一日でした。
街中ではハナミズキが咲きそろってきました。
さて、きょうはコンサートのご案内です。
4月22日(金)10:30~11:15まで
四国がんセンターから、オンラインで『プチコンサート』が配信されます。
「音楽は好きだけど、オンラインは苦手…」
そんな方のために、町なかサロンのパソコンでオンライン接続し
楽しんでいただけることになりました。
いわば”中継”です。
感染防止のため、5人程度に制限させていただきますが
一緒に音楽を楽しみませんか?
がん患者・経験者、ご家族など身近な人を支えている方と
大切な人を見送った方が対象です。
事前にお電話でのご予約をお願いいたします。
089-997-7638(平日10時~15時)
コンサート終了後、ご希望の方には交流の時間も持ちたいと思います。
ご参加は無料。
ご参加をお待ちしています。
「どう暮らしていきたいか?」高齢者のがん治療の選択
2022年4月11日 1:16 PM
初夏のような気温だった昨日、
おれんじの会第159回例会を開催しました。
高齢者のがん治療について学びました。
講師は、四国がんセンターの橋根勝義先生。
高齢者のがん治療で
どういうメリットがあり、どういうデメリットがあるのか
少しずつ研究も進んできているそうです。
また、身体機能や認知機能などを客観的に評価し
それに基づいて治療法を検討することも
今後進められるとのお話でした。
その上で、橋根先生が繰り返しお話されていたのは
・年齢を重ねると個人差が大きいこと
・どういう暮らしを送りたいのかを主治医につたえること
この2点でした。
趣味や仕事をしっかり頑張るために治療を続けたい。
生活の質を保ちながら、つらい症状だけ抑えていきたい。
まずは、自分の希望を伝え
主治医や看護師などの医療者と話し合っていくことが
何より大事なことといえるのかもしれません。
10日は講演会『高齢者のがん治療』
2022年4月9日 9:15 PM
松山では、きょうは初夏のような陽気でした。
ハナミズキが咲き始め、木によっては満開。
散り始めた桜に代わって、楽しませてくれてます。
あす(4月10日)は、おれんじの会の例会です。
『高齢者のがん治療』について学びます。
年齢を重ねてからのがん治療。
手術や抗がん剤治療などへの迷いは他の年代以上に大きいものがあります。
どう考えて、どう選べばいいのか。
四国がんセンター 橋根勝義先生にお話いただきます。
感染対策を取った上で、対面形式で実施いたします。
4月10日(日)13:30~15:00
コムズ(松山市男女共同参画推進センター)5階 会議室5
参加費は500円(おれんじの会会員は無料)
事前のお申し込みは不要ですが、先着順で定員(30人)になり次第締め切ります。
受付開始は13:00を予定しています。
平日のピアサポーターの活動を再開しました!
2022年2月14日 10:31 AM
感染拡大の影響を受けて
町なかサロンでの活動を全面休止していましたが
きょうから、平日のピアサポーターによる対応を再開いたします。
お休みの間も、医療機関からのご紹介などで
電話をいただく方もあり
お顔を合わせてお話できない歯痒さを感じていました。
これからは、できる限りの対策を取った上で
対面でお話を聞かせていただきます。
多くの方に集まっていただく特別企画については
2月末までは休止しております。
待ってくださっているみなさまには申し訳ありません。
写真は先週堀之内公園で撮ったものです。
梅の季節。
桜の頃には、もっと自由に会ったり、お話したりできることを願っています。
町なかサロンの活動を休止します
2022年1月22日 10:06 AM
愛媛県内でも、オミクロン株による感染拡大が止まりません。
きょうも過去最多を更新するとの速報が出ていました。
このような状況から
町なかサロンでは、すべての対応を休止することといたしました。
特別企画、平日のピアサポーターによる対応も含め
1月24日(月)~31日(月)までの予定です。
感染拡大とは関係なく
がん患者さんやご家族、周囲の方々の悩みは絶えることはなく
「こんな時だからこそ」との思いはあるのですが
感染力がとても強いとの知見が出てきていますので、休止することといたしました。
ご理解をお願いいたします。
この間も、電話でのご相談には対応しております。
9時から19時まで、ピアサポーターがお話を聞かせていただき
必要に応じて関係機関の情報提供や連携をしています。
町なかサロン 089-997-7638
遠慮なくお電話ください。
【お知らせ】9日例会は開催、10日EAYANは休止です
2022年1月7日 9:21 PM
全国的に急速に拡大しているオミクロン株による感染。
愛媛でも感染者数が急増しています。
この状況を受けての今週末の予定についてのお知らせです。
■おれんじの会例会(交流会)は予定通り開催します。
1月9日(日)13:30~ 町なかサロン
時間を短縮し45分間程度の開催です。
■えひめ若年がん語り場EAYAN(い~やん)は休止します。
1月10日開催予定でしたが休止とします。
EAYANを楽しみにされていた方には申し訳ないのですが
ご了承ください。
今後の予定については、連休明けの愛媛県の対応を確認し
こちらでお知らせいたします。
【問合せ先】町なかサロン 089-997-7638(平日10時~15時)
2021年を振り返って
2021年12月31日 5:49 PM
いよいよ2021年が終わります。
この1年を振り返ってみたいと思います。
4月~5月、8月~9月は
新型コロナウイルス感染症の拡大で
例会も、町なかサロンの活動も休止が続きました。
その後は、感染対策を取った上で
ほぼ通常通りの活動ができるようになりました。
11月には、ピアサポーター養成研修。
新しい仲間が加わってくれることが楽しみです。
同じく11月には、がん教育の外部講師養成研修。
こちらも、同じ志を持つ人と一緒に
新しい一歩を踏み出していきたいと思っています。
そして、12月はおれんじの会会員限定の例会で
恒例となった松山東雲中学・高等学校ハンドベル部の演奏を楽しみました。
コロナに振り回された一年でしたが
そんな中だからこそ、仲間のチカラを痛感した日々でした。
2022年も
「ひとりじゃない」のメッセージを大切に
歩んでいきたいと思います。
みなさんにとって、よい年となりますように。
第155回例会を開催しました
2021年11月21日 7:29 PM
松山では、きょうも最高気温が20℃を超えたようです。
街の紅葉も美しく、気持ちのよい一日でした。
おれんじの会は第155回例会。
NHKの「きょうの健康」や「あさイチ」にもたびたび出演されている
島根大学の大野智先生にオンラインでご講演いただき
補完代替療法を例に、がん医療でのコミュニケーションについて学びました。
医療の場でのコミュニケーションで大事なのは
「誰に」「どうやって」
自分の不安や希望を伝えるか。
「誰に」は、主治医だけでなく
看護師や薬剤師、心理士などの医療者はもちろん
がん相談支援センター、患者団体など。
一人で抱え込まず、誰かに伝えて
冷静に判断できるよう助けてもらうこと。
「どうやって」は、
例えば、何かのサプリメントを検討しようとするときに
「なぜ、それを選ぼうと考えたのか」その理由まで伝えることが
大事だとのお話でした。
「食事が取れなくて心配」
「免疫力を上げたい」…など
自分の思いをしっかり伝えることから
コミュニケーションは始まります。
自分らしい選択をして、納得して治療を受けるために
「誰に」「どうやって」。
明日から実践できる工夫を教えていただきました。
ちなみに、大野先生が出演されたNHKEテレ「きょうの健康」は
12月30日にアンコール放送の予定とのことです。
11月活動予定
2021年11月1日 3:10 PM
11月に入りました。
遅れていた金木犀の花。
ようやく満開を迎え、いい香りが漂ってきます。
11月の活動予定です。
おれんじの会例会は21日(日)の開催。
今回のテーマは、
『がん医療でのコミュニケーション 誰に、どう相談しますか?』
例えば、多くの患者さんやご家族にとって気になるサプリメントや健康食品について
誰に相談しているでしょうか?
主治医でしょうか?
薬剤師でしょうか?
それとも医療者には黙ってこっそり使っているでしょうか?
もともとの治療薬への影響も考えれば
医療者にしっかり相談しておくことが大事ですが
「そんなもの効かない」とか「使いたければ勝手にどうぞ」と言われてしまって
それきりになっていませんか?
誰に、どう相談すればよいのか。
しっかりコミュニケーションを取るための実践的な方法を考えます。
講師は島根大学の大野 智先生。
明快でわかりやすくお話してくださる先生です。
詳しくは、トップページのチラシをご覧ください。
※チラシ http://machinaka-orange.jp/wp-content/uploads/2021/10/202111e.pdf
ご参加をお待ちしています!
第154回例会を開催 「患者と家族の物語」
2021年10月20日 7:06 PM
ここ数日、急に冷え込んできました。
今年は咲かないのかと思っていた金木犀、
ようやく蕾らしきものが見え始めました。
さて、17日はおれんじの会の第154回例会でした。
松山ベテル病院ホスピス医長 坪田信三先生に
「ホスピスから見えた患者と家族の物語」と題してお話いただきました。
いくつかの「物語」をご紹介いただき
さまざまな思い、やり方で、大事な時間を過ごしていく様子と
それを見守る医療者としての考えなどを伺いました。
患者も家族も多様で
こういう関わりが正解というものはありません。
迷ったり、悩んだり、時には恨み節も出たりする中で
それぞれの過ごし方があっていいのだと改めて感じました。
そして、これからは血縁による家族のサポートだけでなく
友人や地域の人など、もっと広い関わりの中で
支え合って過ごしていく人も増えてくることと思います。
自分は誰と、どのように、人生の仕上げの時を過ごすのかを
考えておきたいものだと思います。
おれんじの会次回例会は11月21日(日)13:30~
島根大学の大野 智先生に、医療者とのコミュニケーションについて
お話いただく予定です。