NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

講演会いろいろ

2009年9月12日 9:05 PM

久し振りに雨の一日でした。
最高気温は松山で24℃までしか上がらなかったそうで、夜になって肌寒さを感じるほどです。

きょうは愛媛大学医学部が主催するヘルスアカデミーに参加してきました。
テーマは「緩和ケア」
雨とインフルエンザの警戒感にもかかわらず100人ほどの方が参加していました。
ファイル 261-1.jpg

身体の痛みについて、緩和ケアチームの坪田先生(写真右端)心の痛みについて精神科の園部先生(写真中央)、そしてディスカッションの司会を腫瘍センター長の薬師神先生(写真左端)が務められました。
ファイル 261-2.jpg

実はきょうは、別会場でも緩和ケアについてのシンポジウムが開かれていて、おれんじの会の小野光則副理事長はそちらで患者の立場から意見発表をしました。

がんについて、中でも緩和ケアについて知る機会が多いのは患者・家族にとっては歓迎すべきことです。
ただ大事なのは、知り得た情報を自分のこととしてどこまで取り込めるか?ということです。
頭の中を通り過ぎるだけでなく、では自分はどう考えるのか?どう行動に移すのか?をしっかり考えなけえば、いずれ必要なときに自分の望む医療を手にすることは出来ないでしょう。

あすは、あの日野原重明先生の講演があります。
確か御年98歳!
ホスピスについてのお話です。
詳しくはトップページのイベント情報をご覧ください。

 

キムタク総理に学ぶ

2009年9月11日 8:40 PM

きょうは「がん対策にかかる懇話会」に出席しました。
これは、愛媛県がん対策推進議員連盟が開催したもので、県議会議員、医療者、行政、経済団体、患者・家族それにマスコミが参加して、立場を超えて愛媛のがん対策について話し合おうというものです。
2回目のきょうは、10月に計画している「愛媛がんフォーラム」の内容などについて検討しました。

私は患者・家族の立場からいろいろと発言したのですが、考えを上手く伝えることができず、ちょっと凹んでいます。
「立場を超えて…」と言うのは簡単ですが、現実は厳しいです。

ところで、
キムタクが総理大臣になったドラマ『CHANGE』が再放送されています。
昨日の放送の中で、キムタク総理がこんな事を言っていました。
「意見の違う人間が集まってとことん話し合う。その結果、互いに分かり合うのではなくて、違いを理解することが大切だ」と。

相手は自分とは違うのだということを、まず理解すること。
違う人間と、どうすれば一緒に歩んでいけるかを考えるところにこそ、知恵を出していかなければなりません。

 

子宮頸がんについて考えるイベント

2009年9月10日 8:03 PM

ファイル 259-1.jpg

これがRFLの紫のリストバンドです。
昨日ブログでご紹介した通り、石川遼選手も着けてくれています。
見えるでしょうか?真ん中にHOPEの文字。

さて、きょうはイベントのご案内です。
子宮頸がんについて考えるイベントが9月26日(土)に開かれます。
詳しくは愛媛県総合保健協会HPhttp://www.eghca.or.jp/ をご覧ください。
私も経験者としてのお話をさせていただきます。

実はこのイベントに先立ち、子宮頸がんに関する意識調査を行いました。
地元のある企業のご協力もあり、180人を超える女性から回答を得ました。この結果はイベントでご紹介する予定です。
その回答の中で一つ気になったことがあります。
「子宮頸がんについて知りたいと思いますか?」という問いに「いいえ」と答えた20代の方が2人いたということです。
なぜ知りたくないのかという問いを設けていなかったし、もちろん無記名なので追跡調査もできないのですが、なぜ知りたくないのかがとても気になっています。

子宮頸がんは20代から30代前半の若い女性に増え続けています。
若い人にこそ正しい知識を見つけてもらい検診を受けて早期発見をしてほしいと願っているのですが…。
病気のことを知るのが恐いのでしょうか?
う~ん気になる!

 

石川遼選手の左手首

2009年9月9日 10:54 PM

頼まれていた原稿の締め切りが近づき、午前中かなり集中して書き上げました。
読み返そうとPCを開いたところ、あれ?途中までしか保存できてない!え~?!
書き上げて確かに保存したはずだったのですが、とにかくPC中を検索しても見つかりません。
かなりのストレスです…。

でも、こんな時にも嬉しいニュースはあるものです。
リレーフォーライフのシンボルである紫のリストバンド。
これを、あの石川遼選手がしてくれています!
http://www.alba.co.jp/special/ryo_gallery
写真の中の左手首に注目してください。

福岡の実行委員会が縁あって石川選手に手渡したところ、趣旨を理解してくれて試合の間もずっと着けてくれているそうです。
プロとしてスポンサーの絡みもあり、身につけるものには制限の多い石川選手が、自らの強い意志で着けてくれていると聞きました。
これがキッカケで、リレーフォーライフについて、そしてがんについての理解と支援の輪が広がるといいなぁ~。

おれんじの会では、10月10日~11日の高知でのリレーフォーライフに参加する予定です!

 

治療の副作用対策

2009年9月8日 10:18 PM

一昨日の例会で、治療の副作用対策についての質問が出されました。
それに関する情報をご紹介します。
がんに関するあらゆる最新情報を掲載している「がんナビ」というサイトの最近の記事に、抗がん剤治療の副作用である吐き気、嘔吐への対策について書かれたものがありました。
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/report/090825_01.html

吐き気も嘔吐も、倦怠感も脱毛も下痢も口内炎も、副作用がコントロールできる日はきっと来るはず!

 

ママの入院

2009年9月7日 9:27 PM

きょう、私の友人が入院しました。
腫瘍が見つかり、それが悪性か良性かを見極めるための検査を兼ねた手術をするためです。
彼女には2歳の子供がいます。
ちょうど私と入れ違いに、父親に連れられて病室へやってきました。
もちろん病気や治療のことを理解できる年齢ではありませんが、異様な状況はわかるわけで、病室で大声で泣き出したり、冷蔵庫の中のものを取り出してグチャグチャにしたりしたそうです。

もう面会時間も終わりましたから、今頃は、ママのいない家でパパと2人で過ごしているはずです。
どうしていることでしょう?

おれんじの会の会員にも、若い母親がいます。
自分の病気のことよりも家の事、特に子供のことが気になります。
寂しい思いをさせている申し訳なさ、情緒不安定になることへの不安…。
でも、こんなケースがありました。
病室で心配している母親に、その夫が「大丈夫。病気に立ち向かっているお母さんの姿を子供は見てる。お母さんを立派だと思うだろうし、いのちの大切さを学ぶんだよ」と言ってくれたそうです。
他の母親も、入院するたびに子供が成長してくれる、と言っていました。

もちろん、いろいろな問題も起こってきて綺麗事では済まない話もあるとは思いますが、マイナスばかりではないはずです。
私の友人の息子も、きっと2歳なりに成長してくれることと思います。
ママも頑張るんだから、キミも頑張るんだよ!
大きくなったら、病院で大暴れしたことをみんなで笑い話にしようね。

 

どう生きるのか?

2009年9月6日 8:31 PM

トップページに『イベント案内』の項目を新しく加えました。
県内で開かれるものを中心に、がん関連のイベント情報を掲載しています。
是非チェックしてみてください!

さて、きょうは第17回例会でした。およそ70人が参加してくださいました。
ファイル 255-1.jpg

今回は緩和ケアについて学ぶ第2弾。
講師は、松山ベテル病院院長の中橋恒先生です。
ファイル 255-2.jpg

講演の中で印象に残ったのは、「緩和ケアとは『生き方を支える』こと」というコメントです。
『生きること』を支えるだけでなく『生き方』を支える。
これなんだ!と心の中で拍手をしました。

『生き方』なんです。
痛みを取るとか、患者の話に耳を傾けるとか、そういう一つ一つの作業(技術というべきでしょうか)ももちろん大事ですが、それらを通して、その人の『生き方』を見つめていくことこそが、緩和ケアの根本なのだと思います。

では『生き方』とは?
自分はどう生きてきたのか?これからどう生きていくのか?
「自分は家族を愛することを人生の柱に据えてきた。だから治療よりも家族と一緒に過ごす時間を大事にする」とか、「仕事が最優先。厳しい治療にも耐えて必ず職場復帰する」など、様々だと思います。

がんという病気は、多くの場合治療が厳しく長いものです。自分のいのちの果てを見つめざるを得ないこともあります。
そんなとき、自分を支えてくれるのは他でもない、自分が選んだ『生き方』なのではないでしょうか。
そして、それを医療者に理解してもらい伴走してもらえれば、厳しく長い日々は違ったものになる気がします。

 

済生会今治病院公開講座にて

2009年9月5日 8:35 PM

きょうは、済生会今治病院主催の市民公開講座で司会をさせていただきました。
これは、病院が「がん診療連携拠点病院」に指定されたのを機に始まったそうで、がんに関する様々な情報を市民に提供するというものです。
3回目のきょうは、約200人の方が参加していました。

初めに「切らずに治す食道がん・胃がん治療ESD」についての紹介、次に「タバコのほんとの恐ろしさ」についてのお話が、それぞれの専門家からあり、最後はタレントのらくさぶろうさんが「一日一笑 元気の源」と題して楽しくお話をしてくださいました。
学んで笑って、参加者のみなさんも満足した様子でした。

講座の合間に、おれんじの会の紹介も少しだけさせていただきました。
あすの緩和ケアについての勉強会にも触れ「緩和ケアは初期から、すべての患者・家族に必要」という話をしました。

帰り道、30代くらいの男性が話しかけてくださいました。
お父さまががんの治療中で、ある時腫瘍マーカーが急上昇し、その結果を聞いた時には息子である自分が倒れそうになったとのことでした。
常につきまとう再発の不安と死の恐怖。
手術が成功し、元気を取り戻したように見える患者にもその家族にも、不安に寄り添うケアは必要なのです。

200人もの参加者があれば、当然がんを経験した人が少なからずいるはずです。
らくさぶろうさんの話に大笑いしながらも、どこかで不安や恐怖を消せずにいる人のことを改めて思いました。
そういう人が助けを求められる場は、病院でも患者・家族会でも、1つでも多くあるべきですね。

 

例会のご案内

2009年9月4日 8:40 PM

残暑が厳しいです。
松山ではきょうも真夏日。
そんな中、若い女性のブーツ姿を見かけました。
オシャレには季節の先取りと我慢が必要。とは言えモコモコブーツの中の足は悲鳴を上げてるんじゃないかと心配になってしまいました。

さて、明後日6日(日)は例会です。
今回のテーマは「緩和ケア」。7月に続いての第2弾です。
前回は身体の痛みとこころの痛みについての対処法を学びました。
緩和ケアの必要性はある程度理解できたと思います。
今回は、その次のステップ。では私はどうするのか?を考えてみます。
自分の療養生活に具体的にどう取り入れるのか?
診てくれるドクターはどこにいるの?
いまの主治医との連携はどうなるの?
緩和ケアって費用はどのくらいかかる?

講師は、松山ベテル病院院長の中橋恒先生です。
中橋先生は、かつてはバリバリの外科医でした。でも思うところあって「切って治す医師」から「看取る医師」に転身した方です。
にこやかでざっくばらんな中橋先生と共に、緩和ケアについて考えてみましょう。

詳しくはトップページから例会案内をご覧ください。
初めての方も歓迎します!
いま、一人きりで病気に向き合っている方もぜひご参加ください。
仲間が待っていますよ。

 

死生学

2009年9月3日 8:54 PM

情けない話ですが、ムシが大の苦手です。
一昨日から巨大な…と言っても手のひらサイズのクモが出現して悩まされています。
あちらも大きな図体をしていながら弱気で、私が近付くとサササッと逃げていきます。
昼間は姿を見せないのに、夜になると音もなく現れます。
あ~ユウウツ。

さて、きょうは「死生学」についての情報提供です。
関西学院大学社会学部准教授の藤井美和さんは、「死生学」がご専門です。
もともとは新聞記者だったのですが、ある日突然体調を崩し、動くこともままならなくなってしまいます。
後日回復され、勉強を重ねて「死生学」の研究者になった方です。
「死生学」とは何か?
藤井美和さんのお話をインターネットで聞くことができます。
関西学院大学が提供しているアイディアカプセルというサイトです。http://blog.radionikkei.jp/kwangaku/kwangaku0712/?page=2

 

 
ページトップに戻る