NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

人との出会い

2009年2月4日 11:38 PM

さきほど東京から戻ってきました。
東京大学安田講堂で行われた世界対がんデー公開シンジウム「子宮頸がん制圧を目指して」というイベントに参加しました。
この報告は、また明日。

こういうイベントに参加すると知識が増えることだけでなく、様々な人との出会えるという大きなメリットがあります。
きょうは、NPO法人女性特有のがんのサポートグループ オレンジティ(http://o-tea.org/)理事長 河村裕美さんにお目にかかりました。
河村さんは、私と同じ’99年に子宮頸がんが見つかり治療を受けた方です。治療の副作用であるリンパ浮腫や排尿障害に向き合いながら、現在は子宮頸がん啓発啓発キャンペーンに取り組んでいます。
他にも患者を支援する団体の方や、がん医療を支える企業の方などとの御縁ができるのも足を運んでこその収穫です。
しっかり良い刺激を受けてきました。
また明日から松山で私もがんばります!

 

緩和ケア勉強会ご案内

2009年2月2日 11:14 AM

緩和ケアに関する勉強会をご案内します。

◎2月18日(水)午後6時~午後7時30分
 松山赤十字病院 教育講堂
 1)がん看護に携わる看護師のキャリアプラン
 2)リンパ浮腫の豆知識
 主催:松山赤十字病院
…医療者向けの内容ですが、関心のある方は参加できます。
 おれんじの会からまとめて申し込みますので希望者はご連絡くだ さい。

◎2月22日(日)午後2時~午後4時15分
 愛媛県県民文化会館 真珠の間
 『がんの在宅医療』
 1)通院して行えるがん治療の実際と問題点
 2)通院治療機の患者への在宅利用の実際
 3)通院しながら受けられる医療とケア
 4)がんの在宅医療の今後の展望
 主催:ベテル三番町クリニック
…まさに多くの方が直面している問題についての勉強会ですね。
 講演会後に個別相談会も予定しているそうです。

どちらも参加は無料です。

 

がん対策と予算

2009年2月1日 8:48 PM

きょう東京で、がん対策と予算について広く意見を聴くタウンミーティングが開かれました。いわゆる有識者だけでなく、患者や家族など当事者の意見も聴くとのことで、全国の患者会からも出席したはずです。残念ながら私は仕事の都合で行けなかったので、患者会仲間の報告や後日の報道を待ちたいと思います。

国のがん対策予算は伸び続けています。
しかし大事なのは中身です。本当に、当事者が望む対策に予算が付けられているのか?ということです。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/11/dl/s1128-9a.pdf
ここに来年度のがん対策予算の概算要求の数字があります。
緩和ケアだけが前年比マイナスです。一方で研究にかかる予算は大幅なプラスです。
これでいいのでしょうか?

がん対策は『たなぼた』で降ってくるのを待っていてもダメなのです。
そもそも私たち当事者が望むものは「ぼたもち」なのか「醤油せんべい」なのか?
厚労省の役人や医療者が良かれと思って与えるものを有難がって頂く時代は終わりにしなければなりません。
いま足りないものを見極め、それを手に入れるにはどうすればよいのかを考える。そして行動する。そういう時期に入っているのです。

がん対策と予算を考えるタウンミーティング。7日には仙台で開かれ、地方のがん対策の現状と課題、予算措置への要望などが伝えられる予定です。

 

 
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