NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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ピアサポート研修

2014年10月19日 10:05 PM

鹿児島駅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿児島中央駅です。

昨日は、鹿児島へ行っていました。

がん患者さんのためのサロンでのピアサポートについての研修会で

愛媛の取り組みを紹介する機会をいただきました。

 

鹿児島研修

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでにサロンでの進行役に取り組んでいる人、

これから活動を始めようとする人など11人の参加。

中には秋田(!)や宮崎からの参加者もありました。

 

サロンに参加した人が話しやすい雰囲気にするにはどんな工夫が必要か?

広く知ってもらうには、どんな広報の仕方が効果的か?

サロン開設のためにまず一歩踏み出すにはどうすればいいか?

そんな意見交換を進めながら、あっという間の2時間でした。

 

今回の研修を開催したNPO法人がんサポートかごしまのみなさん、お世話になりました。

理事長の三好綾さんのお人柄もあって

鹿児島のサロンはあたたかな雰囲気に包まれています。

仲間を増やして、ますますよいサポートができることを確信しました。

 

鹿児島で学んだことを、愛媛での取り組みにも生かしていきたいと思います。

 

 

 

セミナーのご案内です

2014年10月17日 10:07 AM

あす18日(土)、肝臓がんと向き合っている女子大生の講演があります。

http://www.jaifa.or.jp/shikoku/event/2389.html

 

午後1時~ 砥部町文化会館。

入場は無料です。

 

リレーフォーライフえひめをご紹介する機会もいただいています。

 

 

 

リレーフォーライフ 高知から愛媛へ

2014年10月13日 1:07 PM

台風が近付いています。

それほど強い雨ではありませんが、これから夜にかけてひどくなる予報で心配です。

 

一昨日から昨日にかけて、高知のリレーフォーライフに参加してきました。

高知 ルミナリエ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてリレーに参加したのが、6年前の高知でしたから

思い出の会場で感慨深いものがありました。

GISTERS、キュアサルコーマなど他の患者団体とも交流でき、楽しい時間を過ごせました。

 

全国40か所あまりで開かれるリレーフォーライフ。

愛媛での開催は11月1日~2日です。

本番まで3週間。準備は追い込みです。

参加チームへの事前説明会を開催し、わたしたちのリレーへの思いをお伝えしました。

リレー会議

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は初参加を含め、これまでで最多の40チームが参加してくださいます。

 

個人での当日参加も大歓迎!

短い時間でも気軽にご参加ください。

11月1日正午~2日正午 松山市城山公園

ステージイベントや、飲食ブースなど楽しめる企画もあります。

 

今年のテーマは「笑(えがお)」

Tシャツはピンクで作りました。

これを着て、一緒に歩きましょう~!

 

リレーTシャツ

 

緩和医療薬学会@松山 開催

2014年10月2日 9:05 PM

夜になると肌寒さを感じるほどなのに、まだ蚊が!

今夜も足を刺されました…。

 

いよいよ、あすから『緩和医療薬学会年会』が松山市で開催されます。

大会長は愛媛大学医学部附属病院の荒木博陽教授です。

http://www.convention-w.jp/kanwa/index.html

 

初日のあすは、市民公開講座。

わたしたちおれんじの会が企画・運営をさせていただきます。

 

患者はどうすれば「痛い」をうまく伝えられるのか?

医療者はどうすれば汲み取れるのか?

このテーマで、医師、看護師、薬剤師、そして患者の家族がそれぞれの立場から発表します。

 

また、広く募集していた「がんと向き合うこころの五七五」の

優秀句発表と表彰も行います。

 

学会のプログラムの中で唯一、一般の方が参加できるプログラムです。

参加は無料ですので、ぜひお越しください。

(チラシをトップページに掲載しています)

 

4日と5日は学会年会本番で、多くの研究成果が報告されます。

わたしも、4日の特別企画で『がん患者が語る痛み』というテーマで発表します。

おれんじの会会員の患者さんとご家族へのインタビューDVDも交えながら

日ごろ、医療者になかなか伝えられていない本音をご紹介し

もう一歩確実な緩和ケアの実現のために、

医療者と当事者ができることについてお話させていただきます。

 

今回の学会で、痛みの緩和のための取り組みが一歩前進することを期待しています。

 

 

北見市で在宅医療を考える

2014年9月23日 10:16 PM

北見 看板

 

 

 

 

 

 

 

 

きょうは北海道北見市の「在宅医療市民講座」でお話をさせていただきました。

400人収容の会場がほぼ満席。

わたし自身の経験と、在宅での療養を選択した仲間の事を紹介しました。

 

自分らしく生き抜くために

1.自分にとって大事なことを考える

2.大事なことを、家族など支えてくれる人に伝える

3.大事なことを理解し、支えてくれる医療者を見つける

こんなお話をさせていただきました。

 

北見 演者

 

ご一緒させていただいた北見赤十字病院 後明郁夫先生、北見市医師会 今野敦先生

在宅医療に取り組んでいる本間英志先生、訪問看護師の渋谷順子さん

そして北見保健所 岡崎弘行所長はじめ職員のみなさま、お世話になりました。

 

空港までの道路沿いでは、ちょうどタマネギが収穫の時期を迎えていました。

で、女満別空港でいただいたのは北海道カレー。

北海道カレー

 

タマネギもジャガイモもごろごろ。

 

この豊かな恵みをもたらす大地は、もうじき冬を迎えます。

在宅医療に かかわる方たちは、吹雪の中を訪問に出かけるそうです。

厳しい環境で、どう在宅医療を支えていくのか。

難しい課題の一端を考えさせられた日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下半期に向けて

2014年9月21日 9:10 PM

松山でも朝晩は肌寒さを感じるようになり、彼岸花を見かける季節になりました。

 

今年度の下半期に向けて慌ただしさが増しています。

今週末にはPCAPS研究会、来週は緩和医療薬学会、

翌週は愛媛大学医学部での合同講義、就労に関する班会議…

毎年のことながら9月から年末にかけてはバタバタで過ぎていきます。

 

そのバタバタの最中に誕生日を迎えます。

あす9月22日、49回目の誕生日です!

 

今年は、すでに幼馴染の家族からサプライズでお祝いをしてもらいました。

何十年かぶりのバースデイケーキには、もちろん歳の数のローソクは乗りませんでしたが(苦笑)

 

病気がみつかった33歳のとき

「40歳まで生きられたら」と願ったものでしたが、それをはるかに超えてしまいました。

 

生かされていることに感謝し、与えらえた事に誠実に取り組んでいこうと思います。

 

49歳になって最初の仕事は、北海道北見市での講演です。

北見赤十字病院の後明郁男先生にお声掛けいただき、「病 と共にいきる」というテーマでお話させていただきます。

9月23日(祝)午後1時~ 北見芸術文化ホール

 

北見のみなさまにお目にかかることを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

FMシアター ママはがんなの

2014年9月5日 10:20 PM

なかなか更新できないうちに、いつの間にか9月になってしまいました。

夜になると庭から虫の音が盛んに聞こえてきます。

 

きょうは番組のご案内です。

NHKFMラジオ 『FMシアター』で「ママはがんなの」が放送されます。

9月6日(土)午後10時~10時50分

http://www.nhk.or.jp/audio/html_fm/fm2014029.html

 

制作したディレクターは、これまでにも町なかサロンをはじめ

がんに関する問題を多く取材してくれた方です。

 

多くの患者さんやご家族、医療者に誠実に取材していたディレクターが

どのようなドラマを描いたのか、しっかり聞きたいと思います。

 

 

 

共感

2014年8月24日 10:07 AM

きょうも松山は曇り空です。

瀬戸内海を挟んで対岸の地での大変な被害に胸が痛みます。

どうか雨が降らないようにと祈るばかりです。

先週金曜日、町なかサロンでは婦人科がんの患者が集まる機会がありました。

卵巣がん、子宮体がん、そして子宮頸がんの患者5人が集まりました。

食事のことや再発の不安など、話題は次々に展開しました。

ちょうど医療相談のために来所してくださっていた医師、看護師にも加わっていただき

検査値の読み方や、再発のことなどを教えていただき

あっという間に時間が過ぎていきました。

「同じ部位の患者さんと話がしたい」という声がよく寄せられます。

同じがんという病名でも、やはり部位によって症状や悩みは異なります。

こんな時にほかの患者さんはどうしたんだろう?

この辛さをわかってほしい

仲間だからこその共感は、病気に向き合うときの大きな支えになります。

実は、わたし自身も今回の婦人科患者さんの語り合いの中で

仲間として、久しぶりに癒されました。

これからも、そういう機会を提供していきたいと思っています。

 

お盆休みが明けて

2014年8月18日 4:44 PM

お盆休み明け、きょうは厚労省のがん登録部会の会議でした。

昨年12月に成立した「がん登録等の推進に関する法律」について協議する部会です。

医療や法律の専門家のみなさんと共に、委員の一人として参加しています。

政令、省令についての議論が一段落し、次は実際の運用に関する協議へ移る予定です。

 

お盆休みであろうとなかろうと

患者や家族に「休み」はありません。

昨夜は相談の電話が相次ぎました。

青天の霹靂ともいえる「がん告知」にどう向き合えばいいのかというご相談です。

 

医師が何を話しているのか、さっぱり耳に入ってこない。

ネットで情報を探せば混乱するばかり。

なぜ、もっと早く気付いてやれなかったのかと、家族としての後悔。

どれも、かつてわたしたちが経験した事ばかりです。

ひとつひとつに丁寧に寄り添いながら、一緒に歩いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

がんと向き合う心の五七五

2014年8月14日 12:35 PM

松山は曇り空。

先日の台風も含め、8月に入ってから天候不順が続いています。

蝉も、今年は大合唱のタイミングを逸したようです。

 

さて、今年10月に松山では「緩和医療薬学会年会」が開かれます。

この中の市民公開講座の運営を、わたしどもおれんじの会が担当させていただきます。

http://www.convention-w.jp/kanwa/open.html

 

地元開催なので、何か松山らしい企画をと考えて

俳句募集をすることにしました。

題して”がんと向き合う心の五七五”

 

患者さんやご家族などがんに向き合った経験のある方から

不安や辛さ、あるいは周囲への感謝の気持ちなどを詠んだ句を募集しています。

 

優秀句6句を選び、市民公開講座の中で表彰させていただきます。

詳細は、このHPのトップページにもご案内しています。

たくさんの投句をお待ちしています。

 

ところで、松山出身で俳句をはじめ近代文学に大きな影響を及ぼした正岡子規。

脊椎カリエスで激痛に苦しんだのですが

その痛みどめにモルヒネを使っていたそうです。

ある緩和ケア医の話では、

「モルヒネを使っていなかったら、あれほどの作品は残せなかったのではないか。

 自分らしく暮らすために、薬で痛みをコントロールすることは大事」とおっしゃっています。

 

ちなみに、わたしどもが運営している「町なかサロン」の斜め向かいには

正岡子規が17歳まで暮らした家を復元した「子規堂」があります。

きょうあたりは、夏休みの観光客が訪れていることと思います。

 

 

 
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