NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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正しい理解は安心につながる

2021年4月24日 8:45 PM

愛媛県の感染拡大の状況を受け

町なかサロンは対面での活動を休止しています。

 

例外として、

きょうは、既にご予約に入っていた医療相談を開催しました。

窓を開け放ち、アクリル板を設置し、人と人との距離を1.5メートル離す。

できる限りの対策を取っての開催でした。

 

「よくわかりました。これで安心しました。

 きょう来てよかった」

 

そう言って帰られる後ろ姿を見て、ホッとしました。

 

町なかサロンの医療相談では

何かを判断したり、道筋をお示ししたりするわけではありません。

治療への向き合い方を一緒に考えることを目指しています。

診察室での説明で理解できなかった専門用語などの解説をしたり

テレビやインターネットで得た情報を整理するお手伝いをしたりしています。

 

正しい理解は安心につながります。

安心すれば、主治医のことばも心に届きやすくなることもあると思います。

 

残念ながら、医療相談も当面はお休みですが

再開については、このホームページでご案内いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明かりを消してブラインドを降ろして

明日からは、対面での活動は完全に休止となります。

5月19日までの予定ですが

県内の感染状況、県の対応によって延長、逆に短縮となる場合もあります。

 

一日も早い再開を祈りつつ

新しい企画も考えていきたいと思います。

 

電話相談は通常通り対応しています。

080-3549-2327

9:00~19:00まで。

 

 

愛媛の医療の現状

2021年4月23日 8:56 PM

愛媛県に「まん延防止等重点措置」が適用されることになりました。

実際には、すでに対応が取られていて

松山市中心部を歩けば「休業」「時短営業」の張り紙が並んでいます。

 

昨夜、愛媛県医師会会長と感染者の治療にあたっている医療機関の院長が

共同で記者会見を開催しました。

youtube愛媛県公式チャンネルで、その模様が公開されています。

 

「医療崩壊に一歩踏み入れつつある」という発言もあります。

 

愛媛の医療現場で何が起こっているのか。

医療者の声を聞ける貴重な記者会見です。

 

東京や大阪などの情報に気を取られがちですが

足元で起こっていることを知り

自分たちがすべきことを考えていくことが

いま大切なのだと感じています。

 

 

 

 

 

 

町なかサロンは5月19日までお休みです

2021年4月20日 8:37 PM

相変わらず感染拡大が続く松山市。

「感染対策期」は5月19日まで延長されることが決まりました。

 

これに伴い、町なかサロンの活動も

5月19日(水)までお休みすることといたします。

 

病気への不安や孤独を抱えている方に

「ひとりじゃない」と伝えることが

わたしたちの活動の中心です。

病院のサロンが閉じても、最後の砦としてがんばると思ってきましたが

感染症の専門医などにもご指導をいただき

いまは、人との接触機会を減らすことを優先させることとしました。

申し訳ありません。

 

代わりに、2つの企画をオンラインで開催いたします!

 

■4月25日(日)13:00~14:00

  「みんなで語り合うサロン」~自分の気持ち、うまく伝えられていますか~

■4月28日(水)11:00~12:00

  管理栄養士に学ぶ「実になる食事」

※詳しい内容は、トップページの「4月の町なかサロン」チラシをご覧ください

 

どちらも、インターネットを使ったテレビ会議システム zoomでの開催です。

参加は無料ですが、事前のお申込みが必要です。

 

定員は10人で、がん患者・経験者、

家族や友人など患者を支えている方、

そして大切な人を見送った方が対象です。

愛媛県内にお住まいの方を優先させていただきます。

 

それぞれの開催前日17時までに電話でご連絡をお願いいたします。

080-3549-2327 です。

 

直接会うことはできませんが

せめて、オンラインでの語り合い、どうぞお楽しみに!

 

 

わたしたちの医療を守るために、いまできること

2021年4月13日 8:54 PM

雨の一日。

カラカラに乾いていたところに恵みの雨となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛媛県内での新型コロナウイルス感染が続いています。

 

感染症患者を受け入れている愛媛県立中央病院では

診療機能を一部縮小せざるを得なくなっています。

https://www.eph.pref.ehime.jp/epch/news/covid-19.html#jump_0

 

まん延防止等重点措置が取られている地域では

ICUでの重症患者への対応を優先するために

進行したがんの手術などにも影響が出かねない状況だと報じられました。

 

受けられるはずの医療が、受けられない。

これまで経験したことのない事態が迫ってきているのを感じます。

 

そうならないために、わたしたちにできること。

できる限り人との接触を減らすこと。

基本的な感染対策を徹底すること。

 

医療の恩恵に与ってきたわたしたちだからこそ

医療を守るために、できることに取り組んでいかなければと思います。

 

 

 

 

活動予定の延期・休止のお知らせ

2021年4月9日 9:09 PM

愛媛県内での新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

昨日から、警戒レベルが引き上げられたことを受け

おれんじの会例会、町なかサロンの活動について

延期、休止といたします。

 

おれんじの会第151回例会

  4月18日(日)開催予定 → 5月に延期(日時は調整中)

 

■町なかサロン

  特別企画・平日のピアサポーターによる対応を含め

  4月21日まですべて休止

 

この間も、電話でのご相談には対応いたします。

080-3549-2327

9:00~19:00まで

限られた者で対応しておりますので出られない場合もあります。

ご了承ください。

 

がん診療連携拠点病院の相談窓口では

原則、通常通りに相談に対応しています。

連絡先一覧はこちら

https://e-cip.jp/support/support/

 

こんな時だからこそ

ひとりで抱えこまずに、相談を!

 

新型コロナウイルス感染症とがん診療 ワクチン編

2021年3月31日 8:55 PM

愛媛県内でも、新型コロナウイルスへの感染拡大が続いています。

 

日本癌治療学会、日本癌学会、日本臨床腫瘍学会の3学会は

これまでにも合同で、新型コロナウイルス感染症に関する患者向けの情報を発信してきましたが

このほど、ワクチンに関する情報が新たに公開されました。

 

●日本臨床腫瘍学会からの情報提供はこちら

https://www.jsmo.or.jp/news/coronavirus-information/qa_vaccinel_3gakkai.html

 

例えば、乳がんの術後の場合、接種する部位をどうすればいいのかなどの

具体的な情報も掲載されています。

 

この情報の中にも記載されていますが

患者さんやご家族は、主治医に相談する際の資料として

自己判断はしないようにすることが大切です。

 

おれんじの会では、

「がん患者・家族のための新型コロナウイルスワクチン情報」をテーマに

講演会を4月18日(日)に開催します。

詳しくは、トップページのイベント情報にチラシを掲載していますので

そちらをご覧ください。

 

正しく理解するために、科学的根拠のある情報を手に入れ

必要に応じて主治医と相談すること。

これが何より重要だと思います。

 

 

ピアサポーターフォローアップ研修

2021年3月28日 8:53 PM

満開になった桜に雨が降り注ぐ一日でした。

 

きょうは、おれんじの会ピアサポーターのフォローアップ研修。

医療機関のがん相談支援センターの働きと

わたしたちピアサポーターが、どのように連携していけばよいかについて学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師は、四国がんセンター患者・家族総合支援室の福島美幸さん。

別の場所にいる福島さんとオンラインで結んでの研修です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がん患者や家族が抱える漠然とした不安や孤独、

そして解決が必要な具体的な問題。

わたしたち、同じ経験をもつピアサポーターだからこそできることと

専門職の助けが必要なことをしっかり見極めることが大切、とのメッセージがありました。

 

おれんじの会がピアサポートに取り組んで12年目になります。

よりよい活動のために、これからも研修を重ねていきます。

 

 

 

 

 

 

150回目の例会

2021年3月9日 7:54 PM

おれんじの会では、毎月1回の例会を開催しています。

 

3月7日に150回目を迎えました!!

 

2008年春に、任意団体として活動を始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は2008年4月の設立総会のようすです。

 

あれから13年、150回の日々を思います。

 

コロナ禍で、2020年春には休止せざるを得ませんでしたが

再び開催できるようになり

先日の例会には、初めての方も参加してくださいました。

 

何があっても、この場の明かりを灯し続けていく。

その思いを強くしました。

 

第151回例会は、4月18日の予定です。

「がん患者・家族のための新型コロナウイルスワクチン情報」

愛媛大学医学部附属病院 感染制御部の田内久道先生にご講演いただきます。

詳しくはトップページのチラシをご覧ください。

みなさんと一緒に学びたいと思います。

ぜひご参加ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読売新聞「詠んで生きる」掲載されました

2021年3月2日 9:15 PM

3月に入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかりにくいかもしれませんが、梅の枝の先に

小さな花芽がついています。

 

町なかサロンに、仲間が届けてくれたお花の中に混じっていた枝。

スタッフが大切に見守っていたところ

少しずつ、少しずつ花芽が大きくなってきました。

なんとか咲いてほしいと願っています。

 

さて、きょうの読売新聞に「町なか句会」のことが掲載されました。

オンライン版ヨミドクターはこちら

(有料会員だけが読める記事です)

 

詠んで生きる・がん<2>心情を俳句に 互いに共感

 

臨床心理士の資格をもつ秋川雅代さんに主宰をお願いし

おれんじの会会員向けの句会を初めて10年以上。

 

町なかサロンの特別企画としても8年以上、継続して開催しています。

 

秋川さんの講評は本当にあたたかく

初心者でも、のびのびと句を詠むことができます。

 

自分の悲しみや不安、周囲への感謝、

大切な人とのかけがえのない思い出など

十七文字にしてみませんか?

 

次回は4月に開催予定です。

日程が決まりましたら、このホームページでご案内します。

がん患者・経験者、身近な患者さんを支えている方、

大切な人を見送った方が対象です。

 

第149回例会「創作活動とこころの癒し」

2021年2月7日 8:08 PM

きょうは、おれんじの会第149回例会。

 

『創作活動とこころの癒し~俳句を中心に~』と題して

秋川雅与さんにお話いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋川さんは元教員で、臨床心理士の資格もお持ちです。

おれんじの会では、長く句会の主宰をお願いしていて

いつも、あたたかな講評をしてくださいます。

 

きょうは、句作などの創作活動がこころに及ぼす影響のお話や

俳句の力などについてお話いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町なかサロンでは、「町なか句会」を不定期に開催しています。

がんに向き合った経験のある方を対象としています。

 

「五七五は中学校以来…」という方でも大丈夫です。

患者や家族としての思いを言葉にしてみませんか?

 

次回開催日が決まりましたら、

このホームページのイベント情報でご案内します。

 

おれんじの会第150回例会は、3月7日(日)13:30~

町なかサロンで開催予定です。

 

 

 

 
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