NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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いのちのメッセージ

2008年6月21日 8:08 PM

きょうから愛媛新聞で「いのちのメッセージ」~がん患者・家族からの伝言~という連載が始まりました。担当は、編集委員の早瀬昌美さんです。連載開始にあたって早瀬さんは次のように書いています。
「国のがん対策推進基本計画が決定されて6月で1年。取り組みが進む一方、きょうも多くのがん患者と家族が一人一人違う、けれど同じ、言い尽くせない思いを抱えて懸命に生きている。その思いを、後に続く人々に伝え、心の支えになりたいー少しだけ『先輩』の患者・家族から預かった、大切ないのちのメッセージを届ける」

第1回は愛媛県四国中央市に住む43歳の女性患者さんの言葉です。彼女は胃がんの術後1年半で転移が見つかり、現在も治療中です。10歳と6歳の子供がいます。少し記事を引用します。
「二人(子ども達)には、今の私を見て、当たり前の幸せに感謝する気持ちや、壁に突き当たってもあきらめず乗り越えていく力を身につけてほしい。『母ちゃん、かわいそうだった』じゃなくて、ああいう人生もええな、と思ってほしいんよ」
「これから何があっても、どんな風が吹いても、ヒマワリのように真っすぐ上を向いて生きるんだ」

連載はあす以降も続きます。
「いのちのメッセージ」が多くの人の心に届きますように。

 

 
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