NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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看護

2008年5月9日 9:32 PM

きょうは済生会今治病院へ行ってきました。(愛媛以外の方のためにご紹介しますと・・・今治市はタオルの生産量日本一の街で、県庁所在地松山市から車で1時間ほどです)
済生会今治病院は、今治県域の地域がん診療連携拠点病院です。
「がん診療連携拠点病院」とは、どこでも適切な医療が受けられるよう全国で整備が進められていて、知事が推薦し厚生労働大臣が指定するものです。
愛媛の場合、全県を対象とする「県がん診療連携拠点病院」は四国がんセンター、各地域を対象とする「地域がん診療連携拠点病院」は住友別子病院、済生会今治病院、愛媛大学医学部附属病院、県立中央病院、松山赤十字病院、市立宇和島病院の6カ所です。
済生会今治病院の看護部長さんは、実は9年前、私が入院していた時にご縁があった方なのです。当時は看護学校で教鞭を執っていて学生の実習のために病棟にいらっしゃったそうです。最近の患者会関係の記事で私の顔を見て思い出し、ご連絡をくださったというわけなのです。人の縁とはどこでどう繋がっているかわかりませんね。
その頃実習にきていた学生さんは、今頃どうしているでしょう?看護師を続けていれば、もうベテランの部類かも?もしかしたら今頃どこかで夜勤中?
看護師は激務ですね。身体だけでなく心までくたびれてしまうこともあるでしょう。患者さんにやさしくなれない時もあるでしょう。報われないと感じる日もあるかもしれません。でも、患者・家族にとって、優しい一言、手の温もり、笑顔が本当に救いになることがあるんです。私も、9年前に受けた心ある看護とその時の看護師さんのことを現座も忘れていません。
今夜、どこかで、患者さんと看護師さんの心通じるひとときが生まれることを願っています。
5月12日は看護の日。

 

 
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