愛媛県在宅緩和ケア推進協議会
2016年1月16日 6:55 PM
愛媛県では、在宅緩和ケアについて協議する会議が設置されています。
今年度の事業の総括と、来年度の計画について考える会議が
14日に開催されました。
わたしも委員として参加し、患者の立場から意見を申し上げています。
在宅医療を支えるクリニックや訪問看護ステーションは、松山市に偏りがちですが
他の地域でも、その地域の実情に合わせた取り組みを展開させようと
今治、大洲、八幡浜で、在宅緩和ケアモデル事業が行われています。
在宅緩和ケアコーディネーターを軸に
地域の病院、クリニック、訪問看護ステーションや介護ステーション、薬局などが連携し
自宅で過ごす患者や家族を支える取り組みです。
3つの地域が、それぞれの形で取り組み、成果を上げています。
今後、他の地域にも展開していく可能性を探っているところです。
課題は、まだまだ患者、家族の多くが
自宅で訪問医療や介護を受けながら過ごせることを知らないことだと感じています。
家族の元へ戻りたい。
ペットと一緒に過ごしたい。
小さいころから遊んだ海を眺めたい。
そんな願いを叶えられるよう、取り組みが進んでいます。
そのことを患者、家族が知り、実現してこそ意味がある取り組みです。
一般の方に知っていただくセミナーが、3月6日に開催されます。
午後1時から、松山市の全日空ホテルが会場で、どなたでも参加できます。
トップページにチラシを掲載していますので詳しくは、そちらをご覧ください。