がん対策基本法
2016年11月21日 9:39 PM
美しい緑の濃淡。
なんだか分かりますか?
ポインセチアです。
昨年、愛媛大学病院で開かれたクリスマスコンサートでもらって帰ったものを
町なかサロンの事務スタッフが大切に育て
夏の間には遮光までして、なんとか葉を赤くしようとがんばってくれたのですが…。
どうやらちょっと難しかったようです。
でも、とてもキレイな葉だったので掲載させていただきました!
きょうは、ちょっと難しいかもしれませんが法律の話です。
『がん対策基本法』改正案が、現在国会で審議されています。
基本法は2006年に制定され10年になります。
この間の医学の進歩、社会状況の変化に合わせ、改正が検討されているのです。
国会がん患者と家族の会という議員連盟が立案した改正案です。
先日参議院で採決され、衆議院に審議の場が移りました。
これまでの状況などについて
きょう付けの産経新聞社説に掲載されています。
http://www.sankei.com/column/news/161121/clm1611210001-n1.html
この記事には書かれていませんが
治療に伴う副作用や後遺症などについての研究促進も盛り込まれています。
先日も、ある患者さんが
「治療はうまくいった。しかしその後遺症はとても辛い。
なんのために治療したのか…」とおっしゃっていました。
救えるいのちを救うために制定された法律。
救われたいのちが、その後をより良く生きていくために
この改正案が一日も早く成立することを心から願っています。