NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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緩和医療学会にて

2010年6月20日 8:33 PM

18日、19日と「日本緩和医療学会」に参加してきました。
ファイル 500-1.jpg

東京の国際フォーラムが会場です。
この学会は看護師の参加が多いのが特徴です。
厳しい勤務の中で研究をし、その成果を発表し、更に学ぼうという姿を見るだけでも励まされる思いでした。

いくつも収穫はありましたが、大きかったのは小澤竹俊先生にお目にかかれたことでした。
小澤先生は横浜で在宅ホスピスに取り組んでいて、その様子をNHKの番組で見て以来、一度お話を聞きたいと思っていました。

小澤先生がポスター発表なさっていた内容は「援助とは?」
先生は「援助とは、相手の支えを強める(育む)こと」と言っています。

では、支えとは何か?
①将来の夢 ②支えとなる関係 ③自分で決める自由

患者さん・家族の「支え」は何かをキャッチし、それを”励ましではない方法”で援助する可能性などについての発表でした。

援助者(医療者、家族など)はどう支えればいいのか?
「苦しんでいる人は、自分の苦しみをわかってくれる人がいると嬉しい」ということを徹底的に意識すること。

このブログでの紹介はここまでにします。
小澤先生の取り組みなどについてはhttp://www.bekkoame.ne.jp/~ta5111oz/ をご覧になってください。

学会2日目の収穫は、また明日に。

私の体調についてみなさんからご心配をいただいていて恐縮です。
今回の東京出張で、何だかずいぶんエネルギーを注入され出発前より元気になっていますのでご心配なく!

 

 
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