NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

大学病院学び合いサロン

2012年6月16日 9:41 PM

きょうは日帰りで和歌山へ行ってきました。
街の中心部には、和歌山城。
とても美しい風景で、写真をと思ったのですが…強い風雨で断念でしました。
生まれて初めての和歌山だったのに、残念。

さて、愛媛大学病院で月に一度開かれている「学び合いサロン」のご案内です。

医療者と患者・家族が一つのテーマをもとに学び合う場です。

次回は今月20日(水)午後6時から
附属病院2号館地下1階 泌尿器科カンファレンスルーム

腫瘍センター長 薬師神芳洋先生から『新薬ー特に分子標的治療薬といわれる薬の功罪』と題しての講演と意見交換が行われます。

がん患者、家族、医療者であればどなたでも参加できます。

 

がん対策推進基本計画 閣議決定

2012年6月8日 10:04 PM

国の『がん対策推進基本計画』の変更案が、きょう閣議決定されました。

詳細は、厚労省の発表資料 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002bp3v.html をご覧ください。

小児がん対策や、働き盛り世代の患者への対策などが新たに盛り込まれました。

国の計画を受けて、都道府県ごとの計画もこれから見直しが始まります。

例えば、鹿児島では見直しのために患者・家族の声を聞く意識調査を実施すると聞いています。

愛媛では、2010年に「がん患者満足度調査」を実施しています。
512人の患者さんから寄せられた声を参考に、新しい計画を検討していかなければなりません。

今年は、がん対策の一つの節目の年にあたります。

 

愛媛緩和ケア研究会 市民公開講座

2012年6月4日 8:49 PM

新聞に掲載されている「きょうの運勢」
9月生まれのわたしは「週初めから調子良し」だそうです。
占いを信じるほうではないけれど、そう言われると嬉しい♪

さて、愛媛緩和ケア研究会が主催する市民公開講座のご案内です。

6月16日(土)午後1時40分~午後4時まで
松山市のひめぎんホール サブホール

記念講演講師は、青木新門さんです。
映画「おくりびと」の制作モチーフとなった「納棺夫日記」の著者である青木さんが、『いのちのバトンタッチ~映画「おくりびと」に寄せて~』と題して講演します。

また、自宅で母親を看取った家族の体験談も予定されています。

参加は無料です。

 

臨床腫瘍学会のお知らせ

2012年5月21日 9:43 PM

朝起きてテレビをつけて気がつきました。
金環日食、きょうだったんですね…。
完全に乗り遅れてしまいました。あぁ……。

きょうはお知らせです。
日本臨床腫瘍学会では、7月に開催する学会で患者・家族、支援者が参加するための特別プログラムを準備し、その募集が始まっています。
詳しくは http://square.umin.ac.jp/jsmo2012/pa-program.html

最先端の研究成果について学べる貴重な機会です。
興味のある方は応募してみてはどうでしょうか?

昨日のご報告。
新潟県長岡市へ行ってきました。
東京から上越新幹線MAXときに乗って1時間40分ほど。
ファイル 919-1.jpg

2階建て新幹線に乗るなんて、そうある機会ではないので記念写真でした~。

 

テレビ番組のご案内

2012年5月3日 9:57 PM

まず、テレビ番組のご案内です。
5月4日(金)午前9時55分~
『鳥越俊太郎のがん医療最前線 ~「生きる」を支える人々~』
西日本のTBS系列8局、愛媛ではあいテレビで放送されます。
他の地域での取り組みと併せ、四国がんセンターの家族性腫瘍相談室の取り組みが紹介される予定です。

大型連休後半が始まりました。
少しはのんびりできるかと思っていたら、パソコンにトラブル発生!
思いがけない時間を取られ、トホホです…。

でも、きょうは帰省している幼なじみと一緒においしい昼食を取りました。
ファイル 913-1.jpg

先日に続いてお蕎麦。
ごちそうさまでした~。

 

病理学会 市民公開講座のご案内

2012年4月22日 7:43 PM

大荒れの天気になることが心配されましたが、松山は強い雨が短時間降った程度で済みました。

さて、26日(木)から28日(土)まで京王プラザホテルで日本病理学会総会が開かれます。

最終日28日の夕方5時30分から、市民公開講座が開催されます。
テーマは『我が国における最先端がん治療』
詳細はhttp://www.gakkai.co.jp/jsp101/open_lecture.html

私も進行のお手伝いをさせていただきます。

私は昨年、自分のがん細胞と”対面”しました。
保管されていた細胞検査の記録を見る機会があったのです。

正常な細胞の中に、明らかに異なるカタチをした細胞が混ざっていました。

この小さな細胞を観察するところから、がん治療は始まります。
そのことを思ったとき、はじめて「病理」というものを身近に感じました。

日本病理学会総会 市民公開講座はどなたでも自由に参加できます。

 

緩和医療学会

2012年4月17日 11:53 PM

きょうも気持ちのいい青空が広がりました。
庭で、近所のネコが昼寝をしていました。

きょうは学会のご案内です。
日本緩和医療学会学術大会が、6月22日~23日にかけて神戸で開かれます。
http://jspm2012.umin.jp/index.html

わたしも、「緩和ケアを伝える難しさ」というテーマのシンポジウムに登壇させていただきます。

学術大会ですから医療者が学ぶ場ですが、23日には市民公開講座も開かれます。
こちらはどなたでも自由に参加できます。

テーマは「高齢者の看取りを考える~口から食べられなくなったらどうしますか?~」です。
詳しくはhttp://jspm2012.umin.jp/common/shimin.pdf

 

家族性腫瘍についてテレビ番組のご案内

2012年4月16日 9:48 PM

桜の季節が過ぎて、近所の街路樹のハナミズキが花をつけ始めました。
ついこの間、見事な紅葉を見せてくれていたと思ったのに…。
季節の移り変わりの早さに驚いてしまいます。

さて。
四国がんセンターには『家族性腫瘍相談室』があります。
詳しくはhttp://www.shikoku-cc.go.jp/kranke/support/genetic-familial/index.html

医学的に、がんと遺伝の関係についての解析やカウンセリングを行っています。

この相談室には、遺伝カウンセラーという資格をもった専門職がいます。
どういう仕事をしているのか?
医学的に、がんと遺伝の関係はどこまでわかっていて、私たちはどう向き合えばいいのか?
『家族性腫瘍』について紹介する番組が放送されます。

あす(17日)午後6時15分~ あいテレビの「ニュースキャッチあい」の中での放送予定です。
愛媛限定の放送ですのでご注意ください!

 

例会のご案内

2012年3月28日 9:49 PM

おれんじの会 4月と5月の例会案内を更新しました。
トップページの「活動予定」をご覧ください。
4月、5月ともに第2日曜の開催です。
4月は8日です。
お間違えないようにお願いいたします。
初めての方も歓迎します!お気軽にどうぞ~。

さて、きょうは市立宇和島病院の『さくらサロン』でした。
他の医療機関で治療を受けていて初参加の方がいらっしゃいました。

主治医からも病院からも、ほとんど情報提供されていないことがわかりました。

「なんでも聞いてくださいって言われるけど、何を聞いたらいいのかがわからないんですよ」

その通りです。
予習をして患者になる人はまずいないわけですから、何を聞けばいいかもわからなくて当然です。

最低限知っておくべき情報については、主治医か病院から情報提供されるべきです。
説明する時間がなければ、冊子などを渡すだけでもいいのです。
国立がん研究センターから、さまざまな冊子が発行されています。(http://ganjoho.jp/public/qa_links/index.html
なぜ、それができないのか。

どこに住んでいても、どの医療機関で治療を受けても同じように支援が受けられるように…。
それが叶えられるためには、まだまだ声を上げ続けていかなければなりません。

 

家族の思い

2012年3月23日 9:53 PM

きょうは、松山赤十字病院のサロン「クロスステーション」の日でした。
午後からの強い雨にもかかわらず、8人の方が参加してくださいました。

2人1組になって、簡単にできるマッサージの方法について看護師から学び実践しました。
気持ちよくなってうとうとする参加者も…。

終わったところで、ピアサポーターとして参加していた女性が、ポツリと「もっと早く知っていれば」とつぶやきました。
この女性は、家族を見送った経験があります。

家族として十分なことをしてあげたいという願い。
でも、仕事や育児などとの両立は難しいです。
精神的なしんどさを抱えることもあります。

そうした家族を支えるための『家族外来』が、国立がん研究センターで開設されています。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/consultation/family_care.html

『家族外来』と名前を掲げていなくても、いろいろな形で家族への支援を準備しているところもあります。
拠点病院の相談窓口で尋ねてみるのも、一つの方法です。

家族もしんどい。苦しい。
自分だけで抱え込まず、周囲の人のチカラを借りてみることも大事だと思います。

 

 
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