NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

最後のメッセージ

2011年8月15日 9:56 PM

まだお盆休みのところも多いようですが、公立の医療機関は関係ありません。
きょうは愛媛大学病院、四国がんセンター、松山赤十字病院を回ったのですが、どこも患者さんでいっぱいでした。
この暑さの中、不安を抱えて病院へ来ることのしんどさを思います。

さて、テレビ放映のお知らせです。
先月旅立った、おれんじの会副理事長の小野光則さんが、入院先で行った看護学生のための特別講義の模様が放映されることになりました。

16日(火)18:15~18:50の間、あいテレビのニュース番組の中で企画として放映される予定です。
愛媛県内向けの放送です。

小野さんの最後のメッセージをぜひお聴きください。

 

お盆やすみ

2011年8月13日 10:02 PM

夕立のおかげか、少しだけ過ごしやすい夜を迎えています。

昨日大学病院で処方されたお薬をもらおうと思ったのですが、街の調剤薬局は軒並みお休み。
え~???
そうか、お盆休みなのね。

混むはずのない時間帯の渋滞、家族連ればかりのスーパー。
そうか、世間はお休みなのよね。

私はというと、リレーフォーライフの準備や秋から動き始めるイベントの企画、会議用の資料作りと仕事が山積みで、とても休める状況ではありません。
もっと早くから頑張っておけばよかったと、夏休み終了直前の小学生の気分です…。

でも、がんばっても世間がお休みなのでメールの返事も来ないし…。
ま、いいか。
と、自分を甘やかしております。

 

講演会の情報

2011年8月12日 10:31 PM

済生会今治病院からセミナーの案内が届きました。

9月17日(土)午後2時~午後4時20分
今治国際ホテルクリスタルホール

講演
1.ピロリ菌除菌療法と早期胃がんの内視鏡治療
2.ウイルス肝炎治療と肝がん予防
3.がんと向き合って
   ニュースの職人/キャスター 鳥越俊太郎さん

入場無料で、申し込みは不要だそうです。

 

地域医療って?

2011年8月11日 11:13 PM

きょうも暑い一日でした。
松山では、きょうから3日間「松山まつり」が行われています。

さて、きょうの愛媛新聞社説はとても興味深い内容でした。
復興と地域医療について書かれています。

記事によれば…

****************************

国の復興基本方針では、「地域包括ケアを中心とした地域づくり」を掲げている。
これは、地域の医療資源を集約、連携し、在宅医療を推進して支え合うというもの。
この理念は、「住み慣れた地域で、病を得ても安心して暮らせ、最期を迎えられる」街づくりにつながる。
そのことを、医療者だけでなく行政と住民が理解し、協力して取り組まなければ、日本中の地域医療は崩壊する。

****************************

これは、がん医療にもそっくり当てはまります。
都市部の医療機関でお任せで治療するということは、もはやあり得ない話です。
大病院での入院期間は短縮化され、患者・家族は、地域の医療資源を活用して長い病気との向き合いを設計していかなければなりません。
そのことを、行政と、患者予備軍とも言える一般住民が共に考えていく。
それが求められています。

8月11日付け愛媛新聞社説は http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201108114823.html

 

あと2カ月

今夜はリレーフォーライフ実行委員会でした。
3時間近くに及ぶ会議。
開催まで2カ月しかありませんので仕方ないとはいえ、全員夕食抜きで最後はみんなグッタリ。
でも、大事な部分はかなり詰めることができたので、ちょっとホッとしています。

集まったメンバーの多くが、実行委員会の後は自分の職場へ戻って行きました。
頭がさがります…。

一昨日、ある患者さんから電話がありました。
「今年のリレーはいつですか?」

去年は都合で参加できなかったけれど、次は参加しようとずっと待ってたと言ってくださいました。
うれしかったです。

10月8日、たくさんの患者・家族のみなさんとお会いできることを楽しみに、これから2か月をがんばります!

 

仲間とともに

2011年8月9日 11:20 PM

しばらくブログを更新できなかった間の活動報告をひとつ。

8月4日に「国会がん患者と家族の会」に参加させていただきました。
この会は、国会議員が超党派で結成しているがん対策に取り組む議員連盟です。

今回は、国のがん対策に関わっている医療者と患者関係委員、厚労省、文科省、経産省からヒアリングをするという目的でした。

患者関係委員からは
・経済支援と就労支援
・小児がん対策
・ドラッグラグと副作用被害救済
・がん研究
・情報提供と学校教育
この5点を中心に意見を述べました。

意見書を含め詳細はJ-CANのブログに掲載されていますので、ご覧ください。
http://j-can.blogspot.com/2011/08/blog-post.html

会に参加した患者関係委員の殆どがJ-CANのメンバーです。
日本のがん対策を少しでもよい方向へと活動している仲間です。
時に厳しい意見をたたかわせながら、真剣に向き合っています。

ブログの中に、メンバー全員の写真も掲載していますので探してみてください!

 

リレー・フォー・ライフ

2011年8月8日 9:37 PM

ファイル 765-1.jpg

以前にも、この写真を掲載したことがあります。
リレー・フォー・ライフのリストバンドです。

がん患者と家族を支援することを目的に24時間歩き続けるリレーが、今年も松山でも開催されます。
10月8日から9日にかけての開催です。

去年は1,200人を超える参加者でした。
テレビで紹介されたこともあり、認知度は高まりました。

今年の開催を巡って四苦八苦していたところに、ある病院で働く理学療法士さんが、こんな話を聞かせてくださいました。
「無菌室で治療を続けている患者さんが、リレーに出ることを目標にがんばっているんです!」

その場にいた実行委員一同の背筋がピシッと伸びました。
「よし、がんばろう」

開催までわずか2カ月。
去年十分に行き届かなかった患者・家族のみなさんへの対応に特に力を入れ、準備を進めていきます。

ホームページが開設されたらご紹介します。
ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

 

例会報告

2011年8月7日 9:17 PM

きょうは8月例会でした。
厳しい暑さで、どれだけの方が参加してくださるか心配でしたが20人を超える参加者でした。
最寄りの電停から10分ほど。
このために汗をかきながら歩いてきてくださったことを思うと、お会いできることの嬉しさでいっぱいになります。

きょうはヨガの呼吸法や簡単なポーズを習いました。
ファイル 764-1.jpg

「座って勉強するだけでなく、たまにはカラダを動かしてみたい!」というリクエストにお答えしての企画です。
帰りには、みなさんちょっとだけ姿勢がよくなったような…?

短い時間だけでも、一緒に笑ってオシャベリをして過ごすことができる幸せ。
「また来月ね~」と手を振って帰っていく後姿を見ながら、「来月」でなく、しんどい時にいつでも集まれる場所があればいいのにと願うのでした。

ところで…
このところの忙しさの中でも体調を崩さずがんばれている支えの一つが、食事です。
ファイル 764-2.jpg

育ての父作のオクラ。
口に入る30分前まで畑にあった新鮮採れたて!
育ての母の食事と共に、私を支えてくれています。

 

あすは例会

2011年8月6日 9:56 PM

毎朝、テレビの音が聞こえにくいほどのセミの合唱です。
いつの間にか8月に入り、すでに1週間が経とうとしています。
夏はこれからが本番。
でも、スーパーでお盆用のお供などを見かけるようになり、松山市の中心部で毎週開かれていた「土曜夜市」はきょうが最後だそうです。
月日の経過に気分が追いつけていないこの頃です。

さて、あすは8月例会です。
夏休み中でいろいろと予定がおありだと思いますが、会員のみなさんに1カ月ぶりにお目にかかれるのを楽しみにしています!

 

いのちのメッセージ

2011年7月30日 9:59 PM

2008年6月21日から、愛媛新聞に「いのちのメッセージ~がん患者・家族からの伝言~」という記事が8回にわたって連載されました。

その3回目の記事で、小野光則さんの言葉が紹介されています。

「種まいて水まいて、一人でも多くの患者がつながって助け合える仕組みをつくりたい。
 せめてその『入口』だけでも、次の世代に残さなくちゃ。
 心残りをつくらないように、自分が自分に満足できるように」

遺影の笑顔は、満足しているように見えました。
小野さんが作ってくださった「入口」を拡げていく宿題は、私たちが取り組んでいきます。

 

 
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