NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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子宮頸がん最新情報

2009年2月5日 8:31 PM

綱渡りながらもブログの更新を続けているせいか、おれんじの会HPへの訪問者が日々増えていて嬉しいかぎりです。きょうも読んでくださってありがとうございます!

さて、昨日参加した「子宮頸がん制圧を目指して」というイベントについての報告です。
これはUICC(国際対がん連合)日本委員会が主催して開催されました。会場には女性を中心に200人ほどが参加していました。医療関係者や養護教諭なども多かったようです。
厚労省がん対策推進室前田室長などの挨拶に続き、子宮頸がんの現状と研究が進むワクチンについての報告が行われました。

子宮頸がんは成人若年層に患者が多いことが特徴です。35歳~39歳が罹患者のピークです。20代、30代前半の患者も多く、早期でない限り治療は子宮摘出が基本ですので生殖機能を失ってしまいます。患者個人の喪失感はもちろんですが、社会の未来にも影響が大きいと考えられています。
子宮頸がんの原因はHPVというウイルスが関与していることが解明されています。女性の7割はHPVに感染していて、その中の一部の人ががんを発病するといわれています。
原因がウイルスですのでワクチンで防げるという考えのもと、3年前にはアメリカで予防ワクチンが承認され、現在109カ国で承認されています。オーストラリアやイギリスでは中学生・高校生を対象に無料で接種が行われています。費用対効果を考えた上での国としての対策です。
日本でも、現在承認申請中で近いうちに使用できるようになるそうです。

私は子宮頸がん患者ですが、このような最新の情報は全く知りませんでした。不勉強を反省しています。
先にも書いた通り、治療は生殖機能を失うことに繋がり、その喪失感は大変大きなものがあります。私はもともと子供を強く望んでいたわけではありませんでしたが、それでも病気のことを知らない人からの心ない言葉に傷付いたことは数えきれません。同じ子宮頸がん患者である向井亜紀さんが代理母という選択をしたことをご存知の方も多いでしょう。

もしも子宮頸がんになっても、できる限り早く見つけ出産の選択肢を残せるように。後遺症に悩まなくて済むように。そのためにも経験者である私に出来ることがあるのでは、と考えさせられる昨日のイベントでした。

昨日出会った方から紹介していただいた子宮・卵巣がん患者会「らんきゅう」のHPです。http://www.geocities.jp/rankyu99/

 

 
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