NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

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予測できないことの怖さ

2010年7月9日 11:32 PM

昼前の飛行機で伊丹空港へ。
搭乗前に、揺れが続くことが予想されるというアナウンスはありましたが、まさかこんなに揺れるとは!
松山ー伊丹は飛行時間わずか50分程度なのですが、その間ベルト着用サインは一度も消えることなく、特に高度を下げ始めてからの揺れは、機内の男性客からも「おおっ」と声が上がるほどの激しいものでした。
私も、思わず肘置きを握りしめてしまいました。

いつまで続くのか。
次にどんなふうに揺れるのか。

何が起こるのか予測できないというのは、本当に怖いものです。

がんの治療も同じです。
検査は次はどんなことをするのか?
それで何がわかるのか?
この治療の副作用はどんなものなのか?
いつまで続くのか?

予習をしてがん患者になる人はいません。
殆どのことが初めての経験です。

その恐怖を一人で耐え、その上次々に検討、選択をしていかなければなりません。

早い時期にある程度の見通しを伝え、一人きりではないということを伝えていくことが求められています。

無事到着した伊丹空港で、そんなことを考えていました。

 

 
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