情報をどう伝えるか?
2012年1月5日 9:53 PM
冷え込んできました。
小寒のあす、松山の朝の気温は1℃の予想です!
湯たんぽ登場~。
さて、1月14日と2月4日開催のがん関連のセミナーについて、トップページの「イベント案内」に掲載しましたのでご覧ください。
1月14日は、聖路加病院小児科医の細谷亮太先生のドキュメンタリー映画上映と講演。
2月4日は胃がんのセミナーです。
この情報掲載にあたって、HPの管理をしてくれている方が、一つ指摘をしてくださいました。
視覚障がい者の方が利用する「音声読み上げソフト」へ、きちんと対応した方法で情報提供すべき、とのこと。
そう言われてようやく気付いたのです。
目や耳に障がいのある方への配慮がまったく欠けていたことに。
そして、そういう方が診察のときにどうしているのだろう?と考えました。
前職のときに、手話通訳の方が診察に同行する場面を取材したことがあります。
体の不具合、治療法の説明など、決して間違いがあってはならない通訳の難しさを知りました。
がん治療のように、とても多くの情報のやり取りが必要な場合どうしているのでしょう。
患者会活動にかかわって4年。
いまごろになって気付いたことに猛省をし、改めて考えてみなければならないと思っています。
1月例会は8日です!
2012年1月4日 10:09 PM
冷え込んできました。
午前中バラバラという音で外を見たら、あられのような雪のような白いものが!
カメラを探している間にさっと止んでしまったほど一瞬の出来事でした。
今夜は山間部では積もるそうです。
さて、今月の例会のご案内です。
テーマは『がんの情報にどう向き合いますか?~「患者必携」活用法~』
「患者必携」は、国立がん研究センターが患者・家族のためにとりまとめた冊子です。
昨年から書店で販売されていますが、残念ながら認知度、活用度はまだまだのようです。
この冊子の活用法を紹介し、同時にがんに関する情報にどう向き合うかを考える勉強会です。
1月8日(日)午後1時30分から
松山市味酒町の愛媛県総合保健協会
どなたでも参加できますが、おれんじの会会員でない方は資料代500円が必要です。
寒さが厳しい中ではありますが、みなさんのご参加をお待ちしています。
続けるということ
2012年1月3日 11:56 PM
お正月らしい3日間を過ごしました。
このブログにたびたび登場する”育ての父母”の家で、野菜たっぷりのご馳走を食べ、幼なじみや友人とおしゃべりをして…。
すっかりリフレッシュできました。
そんな中、今年最初の相談は、県外に住む方からメールでのご相談でした。
年末に緊急入院したご家族の事でのご相談でした。
必要としてくださる方がある限り、ささやかでも活動を続けていこうという思いを新たにしています。
希望
2012年1月1日 11:26 PM
新しい年、最初の一日が穏やかに過ごせたことに感謝です。
ネットで配信された記事の中に、希望を持てるエピソードがありましたので紹介します。
ある病院での話。
心臓の手術が無事終わり回復へ向かっている患者を、元々かかっていた地元の病院へ転院させようとしていた医師へ、リハビリを担当している理学療法士が声をかけたそうです。
「あと1週間わたしたちに時間をもらえれば、もっと元気になって退院してもらえます」
チーム医療のひとつの理想の姿と言えるでしょう。
その患者・家族にとって最善は何かを考える。
自分たちの職種ですべき事は何かを考える。
そして、職種を超えて意見を出し合える。
こういう医療が、どこでも誰でも受けられるようになりますように。