愛媛新聞「10年一緒に」連載開始
2018年4月27日 10:02 AM
2008年4月27日、おれんじの会は設立総会を開催しました。
160人もの方が集まってくださいました。
なかには、医療者や行政の方も関心を持って参加してくださっていたことを
後で知りました。
あの日から10年。
きょうから愛媛新聞で「10年一緒に」というタイトルで
この間の取り組みなどを振り返る連載(3回の予定)が始まりました。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201804270023
この記事にも登場する、ある女性患者さん。
設立総会の朝、真っ青な空の下、満面の笑顔で待ってくれていたことを思い出します。
大腸がんの治療のために長く絶飲食が続き、点滴を受けながら
子どもたちの学校行事に参加したときの経験や
入院先の同じ部屋の患者さんの言葉に癒されたことなどを
設立総会の壇上で語ってくれました。
まるで太陽のように多くの仲間に愛情を注ぎ続け
「自分の人生に満足している」という言葉を残して
1年半後に旅立っていきました。
患者会ができたこと、仲間がつながることを
誰よりも喜んでくれ、期待してくれたあの朝の笑顔に
いまの活動は応えられているのか。
振り返りつつ、前へ進んでいきたいと思っています。
ピアサポーター勉強会
2018年4月21日 8:42 PM
暑い一日でした。
庭には、初夏の花。
さて。
きょうは、2か月に一度のピアサポーター勉強会の日でした。
町なかサロンで、患者さんからお話を聞かせていただく想定でのロールプレイ。
録画をして、自らの表情や話し方を振り返ります。
情報を提供したい、役に立ちたいという思いが先に立ってしまいがちになります。
しかし
じっと相手の話に耳を傾ける。
不安やつらさを想像する。
自分の経験や思いを振り返り、合わせて考えてみる。
そうすると、そんなにぺらぺらと喋れるものではないはずです。
まずはしっかりと聞かせていただく。
それがピアサポート活動のスタートであることを
みんなで確認し合った勉強会でした。
乳がん患者さんのためのサロン
2018年4月5日 12:36 PM
町なかサロンの入口付近も、
春の花でにぎやかになってきました。
先週土曜は「乳がん患者さんのためのサロン」でした。
この日もよく晴れて絶好のお花見日和。
にもかかわらず、参加してくださった方々から
「花より、サロンの方が大事」
「月に一度の逃げ場。
1か月間しんどいことがあっても、ここに来たら楽になれる」
そんな声が聞かれました。
この日も、話題は途切れることなく
語り合いが続きました。
月に1回の乳がん患者さんのためのサロン。
次回は5月26日(土)午後1時~午後3時
リンパ浮腫のケアについて、専門家をお招きしてのミニレクチャーを予定しています。
当事者同士の語り合いの時間もあります。
患者、経験者の方であればどなたでも参加できます。
お気軽にご参加ください。