「体験を共有し、共に考える」ということ
2024年3月29日 4:23 PM
松山では最高気温が20℃を超え、動くと汗ばむような一日でした。
やっと開花した桜も慌てているかもしれません。
さて、24日に鳥取、27日に香川へ出張へ行ってきました。
鳥取大学医学部附属病院がんセンターの市民公開講座と
香川県ピアサポーター養成研修です。
鳥取の市民公開講座では
「患者力で仲間を支える」というタイトルで
愛媛でのピアサポートの取り組みをご紹介してきました。
香川県のピアサポート研修は、実際に活動している方などを対象としたフォローアップでした。
ピアサポートとは
「体験を共有し、共に考える」とされています。
※厚生労働省委託事業 がん総合相談に携わる者に対する研修事業 テキストより
私自身、治療中の大きな支えとなったのは
同室で一緒に治療している患者さんたちの存在でした。
同じように副作用に苦しみ、先への不安を抱えながら過ごす人からの
ちょっとした声掛けや励ましに、どれだけ救われたかわかりません。
国も、がん対策推進基本計画の中で
同じ経験を持つ者によるサポートの重要性を明記しています。
それぞれの地域の特性に応じての活動が
これからも拡がっていきますように。
そして、愛媛での活動を、時代に合わせてより良いものにしていけるようにと
年度末に改めて思っています。
今治で宮本亜門さんの講演(3月16日)
2024年3月8日 9:04 PM
3月3日は第179回例会でした。
会員さんが春の花をたくさん持ってきてくださって、町なかサロンは春らんまん。
久しぶりに顔を見せてくださった方もあり
「そうだ、行ってみよう」と思ってもらえる場を守り続けることの大切さを感じました。
済生会今治病院主催 市民公開講座の情報提供です。
3月16日(土)14時~ テクスポート今治で開催されます。
テーマは「前立腺がん」
新しい治療法についての講演、そして特別講演の講師は宮本亜門さんです。
「亜門のがん日記」という演題でお話されます。
入場は無料。
詳しくは https://www.imabari.saiseikai.or.jp/soshiki/2/topic-20240220-1.html
3月3日の例会は「食事の困りごと」を考えます
2024年3月2日 11:36 AM
松山では雪がちらつきました。
梅が終わって、木蓮の花芽が日に日に大きくなってきたところに
冬が逆戻りしたような寒さです。
さて、あす(3月3日)はおれんじの会例会。
今回は「食事の困りごと」をテーマに語り合いをしようと思います。
「どういう食事を取るか?」
ではなく
「どうやって食事を取るか?」です。
診察、検査、治療などで体力も気力もないときに
食事の準備をするのは辛い。
でも、できるだけ栄養バランスがよくおいしいものを食べたい。
自分のことはともかく
家族の食事の準備が大変…という方もいらっしゃるでしょう。
冷凍食品?
お弁当の宅配?
どんな工夫をして食事を取るかについて
知恵や工夫を共有できればと思います。
■おれんじの会例会
3月3日(日)13:30~15:00
町なかサロン(松山市末広町17-9)
※時間内の出入りは自由です。
がん患者・経験者、ご家族、友人などが対象で、参加は無料です。