桑田さんとオキナワ
2010年7月30日 8:32 PM
サザンオールスターズの桑田圭祐さんが、食道がんの治療を受けることになりました。
初期で見つかったという報道です。
一日も早い回復を祈ります。
桑田さんには数々の名曲がありますが、中でも『平和の琉歌』はすばらしい曲です!
http://www.youtube.com/watch?v=9-4i3MznMXo&feature=related
サザンのCDを聞きながら、きょうは大学病院へ。
糖尿病、動脈硬化、骨粗鬆症などのチェックです。
母は40代で糖尿病が見つかりました。
当時、自分の母親の介護をしていたため治療が疎かになってしまい、その後悪化。
日に何回もの血糖チェックとインシュリンの自己注射。あらゆる合併症。
いかに糖尿病が大変な病気かということを、私も嫌というほど知っています。
私ががんの治療で入院していたとき、主治医にその話をしたところ「あなたも45歳で糖尿病が出るわよ」と断言されました。
その時は、医師ではなく占い師に見えたものでした…。
その45歳を目前に、糖尿病のチェックです。
結果は、「いまのところ大丈夫」
よしよし、どうやらT先生の占いは外れたようです。
でも、動脈硬化は進んでいました。
トホホ。
そんなわけで、夕方スポーツジムに駆け込んだのでした。
ネコのがん告知
2010年7月29日 8:36 PM
遠くから花火の音が聞こえてきます。
雷の音ではないはず…?
夏祭りの時期ですね。
さて、我が家のネコは体調不良で経過観察が続いていましたが、昨日ついに、がん告知。
エコー検査を受けたところ脾臓のあたりに腫瘍が2つ。
大きさからいって良性とは考えにくく、がんでしょうとの説明でした。
ネコもがんになることがあると聞いてはいましたが、まさか…。
負担とリスクの伴う手術に踏み切るか、このまま対症療法でおだやかに過ごすか、どちらかを考えてきてくださいと言われ診察室を出ました。
何がいけなかったんだろう。
留守がちで寂しい思いをさせてストレスになったのかな?
エサがよくなかったのかな?
もっと早くに体調の変化に気付いてあげていれば。
後悔ばかりです。
知り合いが教えてくれた、怪しげな首輪のことが気になったり。
田舎の中学校の前に捨てられていたと聞きました。
首輪はイヤ、抱っこはイヤ、野生の強いネコです。
手術なんてイヤだよね。
一日ずつ、気ままに過ごしていくのが合ってるんだよね。
そうは思うけれど。
モノいわぬ”がん患者”とどう向き合っていけばいいのか、辛く難しい問題です。
慰め
2010年7月28日 10:19 PM
カサブランカの花。
アメリカに住む知人が、自宅の庭で咲いた花を写真で送ってくれました。
あの豊かな香りが漂ってくるようです。
悲しいことのあったきょう。
タイミングよく送られてきた1枚は大きな慰めになりました。
感謝。
テレビ番組のご案内
2010年7月27日 8:59 PM
暑いですね~。
熱中症のことが日々報道されています。
高齢の方に多くみられるようですが、先日は40代の女性が亡くなったと伝えられました。
他人事ではありません。
私も気をつけなければ!
さて、テレビ番組のご案内です。
高知の患者会「一喜会」の取り組みのひとつを紹介する番組が放送されます。
詳細はhttp://www.minkyo.or.jp/01/2010/07/009999_2.htmlをご覧ください。
愛媛のみなさんは、8月1日(日)午前6時~ 南海放送での放映をご覧くださいますように。
逃げ出さず放り出さず
2010年7月25日 9:35 PM
患者会活動は、絶望との闘いでもあります。
結局何もできないと思い知ることの繰り返しです。
でも、だからと言って逃げたり放り出したりはできないのです。
私たちの仲間は、みんな病気から逃げ出せず放り出せず、向き合って生ききっているんですから。
ただいま~
2010年7月24日 8:45 PM
大分から福岡へ200㎞。
福岡から空路戻ってきました。
いやぁ~長い旅でした。
今回は『働き盛りのがん』というテーマで各地でお話をさせていただきました。
どの会場にも、帽子をかぶった治療中と思われる方の姿がありました。
個別にお話をする機会はありませんでしたが、どうか一日も早く少しでも楽に治療が終わりますように。
戻ったら、先日の新居浜市での講演の感想が届いていました。
その場での検診申し込みが20人を超えたそうです。
ご自身のカラダに関心を持っていただけてよかったです。
でも、もっと嬉しかったのは、治療中の方が「勇気を持てた」と書いてくださったことでした。
今夜は育ての父の畑で採れたばかりの野菜の天ぷらとおそうめんの差し入れをいただきました。
出張中、コンビニ食が続いた身体に栄養と愛情が沁みわたるようです!
長旅を無事終えられたことに感謝しつつ、きょうは早くやすみます。
そして大分へ
2010年7月23日 9:51 AM
宮崎県庁です。
東国原知事登場の頃、テレビでよく見かけていた県庁舎。
実際に見てみると、趣のある建物でした。
南国らしい植物もいっぱい。
駅、ホテル、仕事先、そして県庁を一目見ただけでまた移動です。
今度はJRで大分へ。
3時間はきつかったですね~。
人並み外れて地理が不得手な私。
改めて九州地図を眺め、これまでの移動距離を辿ってみました。
鹿児島から宮崎が125㎞。
宮崎から大分が207㎞。
こんなに移動したんだ…。
そりゃぁ肩も背中も腰も痛くなるわけよね。
せっかく大分に来てるんだから温泉にでも入ってのんびりしたい…湯布院ってどっちの方向?と地図を眺めるだけなのでした。
宮崎です
2010年7月22日 8:18 AM
宮崎です。
鹿児島からJRで2時間。
どんな風景なのかなぁと期待しつつ乗車しましたが、すぐにZzz…。
気がつけば、もう宮崎駅でした。
街のあちこちに「がんばろう 宮崎」の文字。
口蹄疫の問題は、かなりの打撃を与えているようです。
タクシーの運転手さんも、人の動きが減ったと話してくださいました。
高校野球県大会は無観客試合。
ホテルの入り口にも消毒マット。
まだまだ対策は続いています。
そして、畜産業の復活には年単位の時間がかかると聞きます。
「牛を殺処分した方は、夢を見るそうですよ…」と言っていた運転手さんの言葉が耳に残っています。
がんばろう 宮崎!
鹿児島にて
2010年7月21日 8:57 AM
噴煙を上げる桜島です。
昨日梅雨明けを迎えた鹿児島です。
汚れてる車が多いなぁとボンヤリ眺めていたのですが、そうか!これは桜島からの灰なんですね~。
テレビの天気予報でも「桜島の風向き」という項目がありました。
それを見て、洗濯物を外に出すかどうかを決めるそうです。
それにしても、桜島って鹿児島市のすぐ目の前にあるのでビックリ!
そんな鹿児島でも、患者・家族のパワーで頑張っているところがあります。
がんサポートかごしまです。http://www.gan-support-kagoshima.com/
昨日、事務所へお邪魔してきました。
鹿児島県民総合保健センターの中の1室が事務所兼サロンです。
毎週2回サロンが開かれていて、毎回部屋がいっぱいになるほどの参加者があるそうです。
部屋は広いとはいえず雑然とした感じがありますが、なんともいえずあたたかい。
ゆったりした気分になります。
それは、ここを支えているスタッフの心なんだと思いました。
「地元の患者さんのために!」と繰り返し話すMさんは乳がんのサバイバーです。
27歳、まだ子どもさんが1歳になる前にがんが見つかったMさん。
子どもの成人式が目標だとおっしゃっていました。
鹿児島でのあたたかくパワーあふれる出会いに力をもらった一日でした。
マザーテレサの精神を学んだ医学生
2010年7月20日 10:21 AM
マザーテレサが遺した「死を待つ人の家」については、多くの方がご存知ですね?
この施設に日本の医学生を派遣し、ボランティアとして働く中でマザーの精神を学んでもらおうという取り組みをしている団体があります。
NPO法人「風に立つライオン」です。
詳しくはhttp://www5.synapse.ne.jp/lion/
この取り組みに、愛媛大学医学の学生が参加しました。
体験談を聞く会が、あす開かれます。
7月21日(水)午後6時~ 愛媛大学医学部付属病院1階会議室です。
(場所はちょっとわかりにくいですが、1階のあちこちに案内版が出ます)
参加は無料で、どなたでも参加できます。
これは、大学病院で去年から行われている医療者と患者・家族の「学び合いサロン」の一環として開かれます。
若い医学生はインドで何を見て何を学んできたのか、多くの方々と共有したいものです。
ちなみに、「風に立つライオン」というのは、さだまさしさんの歌のタイトルです。
日本から遠く離れた地で医療にあたる医師の思いを歌った曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=VyaWPCojkpk