新型コロナウイルス感染症とがん診療 ワクチン編
2021年3月31日 8:55 PM
愛媛県内でも、新型コロナウイルスへの感染拡大が続いています。
日本癌治療学会、日本癌学会、日本臨床腫瘍学会の3学会は
これまでにも合同で、新型コロナウイルス感染症に関する患者向けの情報を発信してきましたが
このほど、ワクチンに関する情報が新たに公開されました。
●日本臨床腫瘍学会からの情報提供はこちら
https://www.jsmo.or.jp/news/coronavirus-information/qa_vaccinel_3gakkai.html
例えば、乳がんの術後の場合、接種する部位をどうすればいいのかなどの
具体的な情報も掲載されています。
この情報の中にも記載されていますが
患者さんやご家族は、主治医に相談する際の資料として
自己判断はしないようにすることが大切です。
おれんじの会では、
「がん患者・家族のための新型コロナウイルスワクチン情報」をテーマに
講演会を4月18日(日)に開催します。
詳しくは、トップページのイベント情報にチラシを掲載していますので
そちらをご覧ください。
正しく理解するために、科学的根拠のある情報を手に入れ
必要に応じて主治医と相談すること。
これが何より重要だと思います。
ピアサポーターフォローアップ研修
2021年3月28日 8:53 PM
満開になった桜に雨が降り注ぐ一日でした。
きょうは、おれんじの会ピアサポーターのフォローアップ研修。
医療機関のがん相談支援センターの働きと
わたしたちピアサポーターが、どのように連携していけばよいかについて学びました。
講師は、四国がんセンター患者・家族総合支援室の福島美幸さん。
別の場所にいる福島さんとオンラインで結んでの研修です。
がん患者や家族が抱える漠然とした不安や孤独、
そして解決が必要な具体的な問題。
わたしたち、同じ経験をもつピアサポーターだからこそできることと
専門職の助けが必要なことをしっかり見極めることが大切、とのメッセージがありました。
おれんじの会がピアサポートに取り組んで12年目になります。
よりよい活動のために、これからも研修を重ねていきます。
150回目の例会
2021年3月9日 7:54 PM
おれんじの会では、毎月1回の例会を開催しています。
3月7日に150回目を迎えました!!
2008年春に、任意団体として活動を始めました。
写真は2008年4月の設立総会のようすです。
あれから13年、150回の日々を思います。
コロナ禍で、2020年春には休止せざるを得ませんでしたが
再び開催できるようになり
先日の例会には、初めての方も参加してくださいました。
何があっても、この場の明かりを灯し続けていく。
その思いを強くしました。
第151回例会は、4月18日の予定です。
「がん患者・家族のための新型コロナウイルスワクチン情報」
愛媛大学医学部附属病院 感染制御部の田内久道先生にご講演いただきます。
詳しくはトップページのチラシをご覧ください。
みなさんと一緒に学びたいと思います。
ぜひご参加ください!
読売新聞「詠んで生きる」掲載されました
2021年3月2日 9:15 PM
3月に入りました。
わかりにくいかもしれませんが、梅の枝の先に
小さな花芽がついています。
町なかサロンに、仲間が届けてくれたお花の中に混じっていた枝。
スタッフが大切に見守っていたところ
少しずつ、少しずつ花芽が大きくなってきました。
なんとか咲いてほしいと願っています。
さて、きょうの読売新聞に「町なか句会」のことが掲載されました。
オンライン版ヨミドクターはこちら
(有料会員だけが読める記事です)
詠んで生きる・がん<2>心情を俳句に 互いに共感
臨床心理士の資格をもつ秋川雅代さんに主宰をお願いし
おれんじの会会員向けの句会を初めて10年以上。
町なかサロンの特別企画としても8年以上、継続して開催しています。
秋川さんの講評は本当にあたたかく
初心者でも、のびのびと句を詠むことができます。
自分の悲しみや不安、周囲への感謝、
大切な人とのかけがえのない思い出など
十七文字にしてみませんか?
次回は4月に開催予定です。
日程が決まりましたら、このホームページでご案内します。
がん患者・経験者、身近な患者さんを支えている方、
大切な人を見送った方が対象です。