がん対策応援団 募集
2019年1月9日 11:08 PM
国立がん研究センターからの情報です。
国立がん研究センターがん対策情報センターでは
患者・家族などの立場から
がん対策や、情報提供の在り方などについて提言をしたり
広く情報を伝える役目を担う
「患者・市民パネル」を募集しています。
詳しくは https://ganjoho.jp/public/news/2018/panel_2019.html
申込み締切は1月14日(月)です。
自分や家族の経験を、
次の世代の患者さん・ご家族のために
また広く一般の方のために役立てることができます。
わたしも、以前に参加していたことがあります。
全国の仲間と知り合うことができ
情報を伝えることの難しさと意義を学ぶことができました。
わたしたちだからこそ、できること。
その一つだと思います。
「地域の明かりに」 愛媛新聞連載記事
2019年1月7日 10:14 PM
きょうから、愛媛新聞で連載企画が始まりました。
『地域の明かりに えひめ在宅緩和ケア』
文字通り、愛媛県内での在宅緩和ケアについての記事です。
2012年からスタートした愛媛県在宅緩和ケア推進モデル事業を中心に
人生の締めくくりの時期を自宅で過ごすことの現状や課題が伝えられるのことです。
「住み慣れた自宅で」と言われても
重い病気や体の不自由さを抱えながら生活するときに
医療や介護は何ができて、何ができないのか。
どんな職種が関わってくれるのか。
困ったときに、だれが司令塔になってくれるのか。
経験がなければ不安は大きいものです。
それでも、国の方針もあって、これからは在宅が中心になるのは間違いありません。
自分はどうするのか?
大事なことを考えるキッカケになる記事だと思います。
愛媛新聞ONLINEはこちら。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201901070049
※ONLINEで購読するには会員登録が必要です。
第129回例会開催しました
2019年1月6日 5:08 PM
きょうは、おれんじの会 第129回例会。
2019年最初の例会は、絵本セラピーの特別企画を取り入れました。
松山で活動している絵本セラピスト 福井一恵さん。
絵本を読んでいただき、参加者で感想を語り合うプログラムです。
今回の絵本は5冊。
お正月にちなんだものや、この季節ならではのものも取り入れてくださいました。
「活字を追わないでください。
絵に集中してくださいね」
そう言われて、
福井さんの読み聞かせに耳を傾け
じーっと絵を見つめる数分間。
もうすっかり忘れていた感覚が甦り、素直な感想が溢れてきます。
感想を語り合い
笑ったり、泣いたりの1時間はあっという間でした。
そして残った、ふんわりとあたたかな気持ち。
とてもよい時間を過ごせました。
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2008年の発足から続けてきた例会は
次回130回を迎えます。
四国がんセンター臨床心理士 井上実穂さんを講師に
病気と向き合うときの気持ちの整え方について学びます。
2月3日(日)13:30~15:00
愛媛県総合保健協会 9階会議室で。
参加費は500円。
事前の申し込みは不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。
2019年始動です
2019年1月3日 8:42 PM
新年あけましておめでとうございます。
松山では天候に恵まれ、おだやかな年明けとなりました。
このブログを最後に更新してから、なんと半年近くが経ってしまいました!
申し訳ないことでした。。。
今年は、少しずつでも
情報提供と共に日々の活動で感じることなどを綴っていきたいと思います。
早速ですが
おれんじの会の今年最初の例会ご案内です。
1月6日(日)13時30分~15時(予定)
会場は、町なかサロン(松山市末広町17-9)です。
今回は交流会。
同じ経験をした人同士での語り合いの会ですが
特別企画として『絵本セラピー』を取り入れます。
数冊の絵本を読み、感想を話し合うことで
自分の心の奥の思いや
一緒にいる仲間との関係に、新たに気付かされます。
参加は無料、事前の申込みは不要です。
みなさまのご参加をお待ちしています。
豪雨災害で被害に遭われた患者さんとご家族へ がん専門医からのアドバイス
2018年7月10日 11:42 AM
豪雨災害の状況が明らかになってきました。
この暑さの中、避難所などで過ごしているがん患者さんやご家族も
いらっしゃることと思います。
全国がん患者団体連合会では
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科の勝俣範之先生からの
災害時の注意点についてのコメントを掲載しています。
http://zenganren.jp/?p=1508
豪雨災害で被害に遭われた患者さんとご家族のみなさまへに 相談先について
2018年7月9日 1:11 PM
思いがけない大雨になりました。
愛媛県内でも大きな被害が出ました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りし、
行方がわからない方の一刻も早い救出を願っています。
県内では、あちこちで道路が寸断されています。
いつも通っていた医療機関へ行けない、
お薬を持たずに避難している、
治療予定はどうなるんだろうかなど、
さまざまな不安をお持ちのがん患者さんとご家族のために
四国がんセンター がん相談支援センターが電話で対応してくださいます。
089-999-1114 です。
被災した方の治療受け入れも行うとのことです。
そのほかの、県内がん診療連携拠点病院すべての
相談窓口でも対応してくださいます。
http://www.shikoku-cc.go.jp/conference/subcommittee/support/
利用は無料。
診療を受けたことがなくても構いません。
また、愛媛がんサポートおれんじの会でも
ご相談に対応いたします。
必要に応じて関係機関におつなぎしますのでご連絡ください。
089-997-7638
(町なかサロン 平日10時~15時)
※この記事を投稿した際に、タイトルが「地震」となっておりました。
訂正してお詫びいたします。
7月7日町なか句会は中止です
2018年7月6日 7:36 PM
お知らせです。
あす(7月7日)予定していた『町なか句会』は
大雨の予報のために中止といたします。
楽しみにしてくださっていたみなさまには申し訳ありません。
2018年度総会・特別講演会を開催しました
2018年7月4日 7:04 PM
梅雨空が続いています。
重ねて台風の影響。
どうやっても抗えないものですが
被害が大きくならないようにと祈るばかりです。
さて、ご報告が遅くなりましたが
おれんじの会のNPO法人としての2018年総会を
6月24日に開催しました。
昨年度の事業や収支報告、今年度の計画、予算など
すべての議案が承認され
11年目を無事にスタートすることができました。
引き続いて、特別講演会。
四国がんセンター院長 谷水正人先生から
「ここまでできる 愛媛のがん医療」というテーマで
ご講演いただきました。
ゲノム医療の研究が進み
臨床現場でも、これまでの検査や治療が大きく変わることが想定されます。
科学的根拠のある情報を集め
しっかり考え、選び取っていくことが
これまで以上に患者・家族に求められることになります。
主治医とよく話し合うことはもちろんですが
病院の相談支援の窓口なども賢く活用することが重要な助けになります。
納得して選んでこそ、
進歩していく医学の恩恵に与ったことになります。
とはいえ、患者ひとりの力でできることには限界もあります。
おれんじの会は、仲間の力で
共に学び、考えるための取組みを今後も続けていきます。
次回勉強会は7月15日(日)13:30~
愛媛県総合保健協会で。
テーマは
知っておきたい「標準治療」と「ガイドライン」。
講師は、四国がんセンター 青儀健二郎先生です。
詳しくはトップページのチラシをご確認ください。
ご参加をお待ちしています。
若い患者さんの思い
2018年5月16日 6:13 PM
ここ数日、夏本番のような暑さが続いています。
なかなか身体がついていきません。
さて、おれんじの会では
若い世代の患者さんの語り合いの会を継続しています。
そのメンバーの一人である岡本拓磨さんのインタビュー記事が
「AYA Life」といサイトに掲載されました。
https://aya-life.jp/Experience/experience11.html
現在29歳。
昨年胃がんが見つかり、現在も治療中。
その間の思いや、妊孕性のこと、仕事のことなどを語っています。
同じ世代はもちろん、年齢や性別、部位を超えて届くメッセージだと思います。
町なかサロンでの、若年患者さんのサロンは
5月27日(日)午前10時~12時 です。
10代から40代くらいまでの患者さん、ご家族など支えている方が対象です。
お気軽にご参加ください!
愛媛新聞「10年一緒に」連載開始
2018年4月27日 10:02 AM
2008年4月27日、おれんじの会は設立総会を開催しました。
160人もの方が集まってくださいました。
なかには、医療者や行政の方も関心を持って参加してくださっていたことを
後で知りました。
あの日から10年。
きょうから愛媛新聞で「10年一緒に」というタイトルで
この間の取り組みなどを振り返る連載(3回の予定)が始まりました。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201804270023
この記事にも登場する、ある女性患者さん。
設立総会の朝、真っ青な空の下、満面の笑顔で待ってくれていたことを思い出します。
大腸がんの治療のために長く絶飲食が続き、点滴を受けながら
子どもたちの学校行事に参加したときの経験や
入院先の同じ部屋の患者さんの言葉に癒されたことなどを
設立総会の壇上で語ってくれました。
まるで太陽のように多くの仲間に愛情を注ぎ続け
「自分の人生に満足している」という言葉を残して
1年半後に旅立っていきました。
患者会ができたこと、仲間がつながることを
誰よりも喜んでくれ、期待してくれたあの朝の笑顔に
いまの活動は応えられているのか。
振り返りつつ、前へ進んでいきたいと思っています。