8月例会を開催しました
2021年8月1日 5:33 PM
8月に入りました。
朝早い時間には、なんとか涼しさを感じることができますが
これから暑さは本番です。
きょうは8月例会を開催しました。
久しぶりの方も参加してくださいました。
顔と顔を合わせ、声を聞いて
情報交換をしたり
検査を控えた不安に共感したり。
やはり、対面だからこそ感じられるエネルギーを
お互いに補給し合えた時間だったように感じます。
次回例会は9月12日(日)13:30~ コムズにて
がん患者さんを支えているご家族をテーマに
松山ベテル病院の医師 坪田信三先生のご講演です。
詳細はトップページをご覧ください。
四国がんセンター ひまわりサロン再開!
2021年6月21日 11:10 AM
梅雨の晴れ間が続いています。
日中の気温は高いものの、まだ朝晩は過ごしやすく感じられます。
きょうは夏至です。
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さて、先週の話になりますが
17日(木)に四国がんセンターひまわりサロンが開催されました。
実に1年4か月ぶりです。
外来の方のみ、定員は5人、通常の半分の時間だけと
制限はあるものの、ともかく再開です。
病院内には、慎重な意見もあったと思われますが
サロンに実際に関わり、その意義をよく知ってくださっている職員が
十分な感染対策を講じ、説得してくださったおかげと推察しています。
10年前、まだ「サロン」という言葉すら馴染みの薄かった頃に
患者同士が安心して語り合える場がどうしても必要だと
病院の担当者との交渉に一緒に行った仲間。
その顔が、一人ひとり思い出されました。
今回参加してくださった方と一緒にお話をしながら
改めて、
「わたしもそうでしたよ」と語り合える場の大切さと有難さを感じました。
今後も、感染状況をみながら開催を予定しています。
今後の予定は、↑ こちらに掲載予定です。
四国がんセンター以外の病院でのサロンは
残念ながら、現時点では再開の予定が立っていません。
決まりましたらご案内していきます。
総会・講演会を開催しました
2021年6月13日 8:56 PM
きょうは、年に1回のNPO法人としての総会でした。
昨年は感染拡大によりオンラインでの開催でしたので
集まって開催するのは2年ぶり。
久しぶりの方も顔を見せてくださいました。
続いての講演会。
国立がん研究センター がん対策情報センター長の若尾文彦先生による
『よりよい療養生活のための情報活用術』
あふれる情報に、どう向き合えばよいのか
たくさんの具体例も挙げながらご紹介くださいました。
その中の一つ。
「情報を見極める5つのポイント」
か:書いた人は誰
ち:違う情報と比べたか
も:もとネタはなに
な:なんのために
い:いつ
(中山和弘先生 ヘルスリテラシー学習用eラーニング教材より)
縦に読むと「かちもない」
「価値もない」情報を見極めるポイント、ということになります。
告知を受けて動揺すれば
誰しも正しい判断が難しくなります。
状況が厳しくなれば、どんな情報でも縋り付きたくなるものです。
そんな時に、相談できる先を持っておくことも大事。
公的な相談先は、病院の中にある相談支援センターです。
同じような経験をした人はどうしたんだろう?と思ったときには
町なかサロンもご利用ください。
患者・家族として病気に向き合った経験があり
一定の研修を受けたピアサポーターがお話を聴かせていただき
必要に応じて、相談窓口などをご紹介することもできます。
おれんじの会の7月例会は
がん患者さんとご家族のための新型コロナワクチンの情報です。
7月4日(日)13:30~ コムズで開催予定です。
詳しい情報は、改めてご案内いたします。
情報は命綱
2021年6月6日 4:47 PM
観測史上最も早く梅雨入りしたものの
6月に入ってからは、晴れの日も多くホッとしています。
さて、感染拡大を受け休止していた
おれんじの会の例会を、6月に再開します。
6月は、NPO法人としての総会もあり
続いて、特別講演会を開催します。
テーマは『よりよい療養生活のための情報活用術』
詳しくはこちら★
講師は国立がん研究センターがん対策情報センター長の
若尾文彦先生です。
がん対策情報センターは、
がん対策基本法が施行された2006年に開設されました。
患者など当事者からの声が大きな原動力でした。
「患者にとって、正しい情報は命綱」と言ったのは
当時、がん対策を推し進める中心的な役割を果たしていた
島根県に住む佐藤均さんという、大腸がんの患者さんでした。
何が正しい情報なのか、どうすれば手に入るのか。
それを一元的に進めることの必要性を強く訴えていました。
あれから15年。
がん対策情報センターが発信する「がん情報サービス」で
正しい情報を入手することはできるようになりましたが
一方で、書籍やインターネットには科学的根拠に乏しい情報も溢れています。
「最新の治療」と「標準治療」
「医学博士が書いた本」と「学会が発行するガイドライン」
どちらを信じるでしょうか?
自分らしく、よりよい療養生活を送るために
どう情報を選び、活用するのかを
若尾先生に詳しく教えていただく講演会です。
6月13日(日)14時10分~
コムズ(松山市男女共同参画推進センター)
事前の申し込みは必要ありませんが
定員50人で、先着順とさせていただきます。
なお、14時まではおれんじの会の総会を開催していますので
開場は14時です。
対面での活動を再開しました!
2021年6月1日 5:02 PM
6月に入りました。
愛媛県内では、新型コロナの感染状況が落ち着き
県としての警戒レベルがきょうから引き下げられました。
これに伴い
町なかサロンでの対面での活動を再開いたします!
予定は、こちらをご覧ください。
また、おれんじの会の例会も6月から再開いたします。
6月13日(日)14:10~15:10(終了予定)
国立がん研究センター がん対策情報センター長の若尾文彦先生の
ご講演を予定しています。
きょうは、早速町なかサロンを訪ねてくださる方もありました。
ようやく、です。
まだまだ油断はできませんが
しっかり感染対策を取ったうえで対応いたしますので
どうぞご利用ください。
町なか句会オンラインで開催
2021年5月24日 4:43 PM
『おうち時間を楽しめる俳句 ~超入門編~』
町なかサロンでは定期的に句会を開催しています。
今月は対面での活動を休止しているので
特別にオンラインで開催。
主宰の秋川雅与先生のご提案で
クイズ形式も取り入れ、超入門編として開催していただきました。
これを機に、zoom初挑戦の方も!
うまくやり取りできるのか、少し心配していましたが
秋川先生のおだやかな進行で
参加者みなさんが一緒に楽しめる1時間になりました。
あっという間だった、との声も聞かれました。
町なか句会は、原則として奇数月の第4日曜に開催します。
次回は7月25日の予定です。
句作ができなくても、みなさんのやり取りを聞くだけでも歓迎します。
お気軽にご参加ください。
医療者のための緩和ケア研修会
2021年5月23日 10:00 AM
町なかサロン入口のフェイジョアの花が咲きました。
対面での活動を休止しているので
訪れてくれる人に見てもらえないのが残念ですが
そんな人間の思いとは関係なく、
いつもの年と同じように咲く姿に力づけられるようです。
さて、昨日は今治へ。
済生会今治病院で開催された「緩和ケア研修会」で
がん体験者としての思いをお伝えしてきました。
「緩和ケア研修会」は
がん医療に携わるすべての医師が基本的な緩和ケアを身につけることを目的に
国の事業として開催されているものです。
医療用麻薬やさまざまな症状緩和についての知識を学ぶだけでなく
コミュニケーションについてのロールプレイも含まれます。
この中に、がん体験者のコメントを取り入れることが望ましいとされています。
患者・家族がどんなつらさを抱えていて
どのような対応を望むのか。
「講演」ではなく、あくまでも「研修」の一環としてお話するのは
かなり難しいことです。
旅立った仲間の言葉や、患者体験調査の結果などを踏まえ
明日からの診療の場で少しでも役立つようにと思いつつお話しました。
もちろん、最終的な目的は
これからの患者さんやご家族のつらさが緩和されることです。
少し先を歩いたわたしたちの役割と思い
これからも、伝え続けていきます。
仲間とオンラインでつながる
2021年5月15日 4:12 PM
四国は梅雨に入りました。
いつもよりずいぶん早い雨の季節の到来です。
きょうは、オンラインでの語り合い。
町なかサロンで定期的に開催している
「大切な人を見送った方のためのサロン」です。
(写真掲載OKの方だけ使わせていただきました)
大切な人との思い出、何年経っても拭えないさびしさなど
当事者同士だからこそ共感できる話が続きました。
町なかサロンでの特別企画は
5月中はすべてオンラインで開催します。
詳しくはトップページをご覧ください。
「オンラインは難しそう…」
最初はそう思うかもしれませんが
インターネットができる環境であれば
パソコン、スマホから簡単にアクセスできます。
まずは、遠慮なくお問合せください。
080-3549-2327(9時~19時)
オンラインで仲間とつながる。
短い時間、画面越しにでも
共感し合える人との時間を過ごせますように。
休止とオンラインサロンのお知らせ
2021年5月12日 12:55 PM
松山は曇天です。
石手川ダムの貯水率がずいぶん下がっているようなので
恵みの雨になってほしいところです。
昨日は、気持ちのよい晴れでしたので
堀之内公園を歩いてみました。
まぶしいほどの新緑。
写真ではわかりにくいのですが、梅の実もなっていました。
さて、愛媛県ではまん延防止等重点措置が月末まで延長されました。
これに伴い、町なかサロンでの対面での対応も
休止期間を延長いたします。
5月31日までの予定です。
この間に予定していた特別企画は、すべてオンライン開催に変更いたします。
・15日(土)大切な人を見送った方のためのサロン
・23日(日)町なか句会 おうち時間を楽しめる俳句 超入門編
・26日(水)みんなで語り合うサロン
・29日(土)乳がん患者さんのためのサロン
zoomを使ったオンラインシステムでの開催です。
初めての方や操作に自信のない方のためには、個別にご案内もいたします。
参加ご希望の方は、それぞれの開催日前日までに
お電話(080-3549-2327)でお申込みください。
参加のためのURLなどをご案内いたします。
なお、医療相談とウイッグレンタルについては
お急ぎの場合には調整いたしますので、遠慮なくお問合せください。
支える手があることを忘れないで
2021年5月3日 10:12 AM
風薫る5月。
マスク越しにも、みかんの花のいい香りを感じる季節になりました。
町なかサロンでの対面の対応は休止しています。
愛媛県が「感染対策期」としている19日までの予定です。
減少傾向に転じれば、町なかサロンをなんとか再開したい。
そう願って日々の感染者数を速報で確認する朝が続いていますが
きょうも午前9時過ぎの速報で26人。
残念ながら、予定を早めることはできそうにありません。
わたしたちに限らず
しんどさや生きづらさを抱えている方への相談窓口は
軒並み休止、あるいは対面での対応を制限しています。
相談したい方はもちろんだと思いますが
運営側も「こんな時だからこそなのに…」と歯がゆさと無力感を感じます。
町なかサロンでは、電話でのご相談は連休中もお受けしています。
080-3549-2327
午前9時~午後7時まで。
がん患者・経験者、身近な患者さんを支えている方、
大切な人を見送った方が対象です。
限られた者で対応しますので、すぐに出られない場合もあります。
ご了承ください。
どうか、ひとりで抱えこまないで。
こんな時でも、周りに支えてくれる手があることを忘れないでください。