NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

北宇和高校へ

2010年12月16日 10:06 PM

南国愛媛でも雪が降りました。
松山も初雪を観測。
今夜も冷えています。

きょうは、愛媛県立北宇和高校で全校生徒を対象とした「いのちの授業」をさせていただきました。
男女共学の公立高校での話は初めてでした。

父のこと、自分自身の体験、友人の最期の日々などから、生きることの意味について話しました。

ちょっと高校生には難しかったかなぁ。
とてもお行儀のいい学校で、寒い体育館なのにみんなじっとおとなしく話を聞いてくれました。
それだけに、本当に伝わったのかどうか…よくわかりません。
後日届けられるアンケートが楽しみでもあり、心配でもあり。

今回の「いのちの授業」は、鬼北町の保健師さんの発案と調整で実現しました。
高校生に「いのち」について考えてほしいと、4年前から続けているそうです。
去年までは助産師さんが講演をなさったとうかがいました。
自分たちの町のために頑張っている保健師さん。
地域を支えているパワーとの出逢いはとても嬉しいものでした。
感謝。

 

がん政策

2010年12月15日 10:37 PM

冷えてきました。

きょうは、おれんじの会理事のNさんが、松山市内の福祉関連施設の職員を対象に講演をしました。
がん患者本人でもあり、家族でもあるNさん。
自身の体験から「患者に寄り添うこと」を中心とした話です。

おれんじの会では、このような取り組みにも積極的に参加しています。
私たちの経験が、どなたかの役に立てば幸いです。

さて、昨日の報告です。
愛媛県議会12月議会の代表質問を傍聴しました。
がん議連のお一人でもある木村誉さんによる、がん対策に関する質問です。
・県庁内で、部局横断的にがん対策に取り組む機能について
・がん患者を支えるための「がん募金(仮称)」について
・全県での相談支援ネットワークについて
・HPV感染予防ワクチンの支援について
以上の4点について、県の姿勢を質しました。

すべてについて、前向きに取り組むという理事者側の答弁でした。
具体的にどういう形になっていくのか、しっかり見守らなければなりません。

県でのがん政策も大事。
国のがん政策も、予算編成の時期を迎え注視しなければなりません。

きょうは、「国会がん患者と家族の会」総会に参加させていただきました。
これは、超党派の国会議員による議連です。
患者の声を聞いてくださるということで、永田町へ行ってきました。
この報告は、また明日。

 

やさしい気持ち

2010年12月13日 10:35 PM

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お花はOさんから、クッキーとカードはNちゃんから。
心のこもった贈り物はやさしい気持ちにしてくれます。

きょうは、松山看護専門学校でお話をさせていただきました。
看護師を目指す学生さん40人。
真剣な眼差しで聞いてくれました。

いまはピンとこないところも多かったかもしれません。
でも、将来看護の現場で迷ったときに思い出してくれて、ほんの少しでもお役に立てば嬉しいな。
看護の現場は大変です。
厳しい世界です。
でも、どうぞ負けないで。
応援しています。

 

回復

2010年12月12日 10:27 PM

週末、東京へ行ってきました。
金曜には、国のがん対策推進協議会を傍聴。
土曜は、3月の市民公開講座の打ち合わせ。
そして、きょうはリレーフォーライフの全国報告会でした。

いつものことながら、各地の患者会のリーダーたちと顔を合わせ、それぞれが悪戦苦闘しながらもより良いがん対策に向けて懸命に取り組んでいる話を聞くことは、大いに刺激と勇気を与えてくれます。

体調を崩したのをキッカケに精神的に少ししんどい思いをしていましたが、仲間の姿が回復へと押し上げてくれたようです。

もう一つ。
私の元気の素は、東京の美しさです。

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残念ながら写真がぶれてしまいましたが、こうした美しさもまた私に元気を与えてくれるのです!

 

いのちのバトン

2010年12月10日 11:28 PM

がん患者のための医療とは何か?
がん対策とはなにか?

迷うときに思い浮かべるのは、先を歩いた患者さんたちのことです。

山本孝史さんも、そのお一人です。
http://www.ytakashi.net/

「いのちのバトン」を地に落としてはならない。
次の人たちへしっかりつないでいかなければならない。

その思いを新たにした日でした。

 

癒しの歌声

2010年12月8日 11:04 PM

愛媛大学病院でのクリスマスコンサートでした。
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お迎えした砂川恵理歌さん。
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あたたかな声、やわらかな沖縄のことば、そして心をこめた歌。
集まった200人を超える方々は、ほとんどの方が最後まで席を立つことなく聴き入っていました。

病室で過ごす長い夜。
砂川さんの歌声で癒されて、今夜はぐっすり眠れていたら嬉しいです。

砂川さん、遠く松山まで来て下さって本当にありがとうございました!

 

自分を甘やかす

2010年12月7日 9:51 PM

相変わらず体調がグズグズ。
そのせいなのか、気持ちもぐずぐず。
ヤル気がまったく起こらず、これってもしかして「燃え尽き症候群」?
マズイ。
何とかしなければ。
う~ん、何をすれば気分転換になるかしら?

タイミングよく友人からの電話で、「この間行ったエステがとっても気持ち良かったよ」という情報が入りました。
エステなんて、もう何年も行ってないなぁ。
出張続きで最近お肌も疲れ気味だし、ええぃ、それで気持ちもリフレッシュできるなら!

…ということで行ってきました。
60分間じっくりケアをしてもらいました。

ビフォーアフターをお見せできないのが残念ですが、確かにしっとりして精気を取り戻した感じです。

ちょっとだけ気分も持ち直してきました。
自分を甘やかすことも、時には大事。

 

大学病院クリスマスコンサート

2010年12月6日 9:54 PM

あたたかな日が続いています。
風邪は確実に回復しています。
でも、体の芯がシャキッとしません。
自分でも歯痒いです…。

さて、お知らせです。
愛媛大学病院でクリスマスコンサートが開かれます。
あさって8日(水)午後4時~5時30分。
砂川恵理歌さんをお迎えします。

砂川さんは、以前にこのブログでも紹介しましたが、沖縄宮古島出身の歌手です。
『一粒の種』という歌を歌い続けています。
若くしてがんで旅立った青年が、両親のために遺した言葉を基に作られました。

  一粒の種に 一粒の種に
  ちっちゃくていいから 私もう一度一粒の種になるよ
  出会って語って  笑って泣いた
  生きててよかったよ あなたのそばでよかったよ

  丘の上からあなたにだけ見える
  闇にも負けない光を放とう
  ささやかな日々に愛をもらった私にはそれができる

とてもあたたかな歌声を持つ砂川さんのステージを、是非お楽しみください。
参加は無料。
病院の患者さんでなくても、もちろん参加できます。

 

上を向いて歩こう

2010年12月5日 9:21 PM

きょうは12月例会でした。
年に一度、会員だけが参加できる例会です。

会からのささやかなクリスマスプレゼントをお渡しし、その後は参加者全員から一言ずつ、この1年を振り返ってお話をしてもらいました。

再発し厳しい状況に向き合い続けた方。
思いがけない告知、治療を経て精神的に立ち直れないでいる方。
1年前のきょうは術後のベッドの上だったという方。
3日後にお嬢さんの命日を迎える方。
会で知り合った仲間と歩き遍路に挑戦したという方。

参加者50人の、それぞれの1年。
それぞれの思い。
言葉にできるのは、ほんの一部なのでしょう。

その後、会員のTさんのアイディアで全員で歌を歌いました。
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「上を向いて歩こう」
永六輔さん作詞の名曲です。

  ♪泣きながら 歩く ひとりぼっちの夜

ここにいるみなさん、きっと泣きながら一人で歩いた夜があったんだなぁと思うと涙が溢れてしかたありませんでした。

ひと月にたった一度だけですが、ひとりぼっちじゃないと感じてもらえる場を続けてこられたことに感謝しています。

同時に、身体やこころがしんどくて来られない方たちがいることを決して忘れてはならないと、改めて思ったのでした。

 

荒天

2010年12月3日 8:52 PM

大荒れの一日でした。

クリニカルパス学会も影響を受けました。
ディスカッションでご一緒するはずの先生を乗せた飛行機は羽田へ引き返し、演者5人の予定が3人に。
残念でしたが、自然相手では致し方ありません。

私の風邪の方は、クスリが効いて治まってきました。
でも効果と引き換えに副作用で頭がボンヤリしています。

あすは市民公開講座のディスカッションのコーディネートが待っています。
シャキッとしてくれないと困るのですが…。

 

 
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