よりよいピアサポートを目指して
2014年4月19日 9:42 PM
わたしたちは、患者や家族としてがんに向き合った経験を活かして
ピアサポート活動に取り組んでいます。
町なかサロンや病院でのサロンで、参加者のみなさんのお話を聞かせていただいています。
常によりよいサポートを目指して取り組んではいますが、
マンネリ化していないか?
固定概念に縛りつけられていないか?
柔軟に、よりよいものを目指していく必要があると思っています。
そのために、県外のサロンを見学したり勉強会に参加したりしています。
きょうは、その報告会を開催しました。
熊本に見学に行ったピアサポーターからは
熊本県内で23ものサロンが独自の取り組みをしつつ、うまく連携している様子が報告されました。
また、子育て世代や働き盛り世代の患者さんのためのサロンの取り組みを聞き
わたしたちも、そのようなサロンが開催できるよう準備を進めていくことを話し合いました。
更に、親を亡くした子どもの支援に関する勉強会に参加したピアサポーターからは
子どものケアの重要性、仲間だからこそできる支援のあり方について話を聞きました。
子どもへの支援はとても難しいものですが、なんとか一歩を踏み出したいと思いを強くしました。
参加したのは、現在実際に活動しているピアサポーター12人。
2時間近くかけて参加した人もあります。
どうすればよりよい寄り添いができるのか?
自分に問い続け、仲間と語り合いながら、これからも活動を続けていきます。