国のがん対策は誰のためのもの?
2015年6月20日 9:27 PM
きょうの横浜は快晴。
緩和医療学会学術集会の二日目です。
ゆっくりポスター会場を回りました。
新しい薬剤に関するものや、副作用対策などと並んで
認知症のがん患者の痛みの計測や、在宅療養の課題、
就労など社会的問題への対応など、多様なテーマが取り上げられていました。
学会ですから、医療者の取り組みであり、医療現場で取り組まれる事ではありますが
患者団体としての活動のヒントにつながる学びもあり
得るものの大きな2日間でした。
さて、あすは、おれんじの会のNPO法人としての総会です。
特別講演は『国のがん対策 ~過去、現在、未来へと~』と題して
医師で、元厚労省官僚の林昇甫先生をお招きします。
国のがん対策も、学会で発表される研究成果も
医療者や行政のものではありません。
わたしたち患者、家族を含む国民のためのものです。
どんな対策が取られ、これから何が変わろうとしているのか?
わたしたちは、どう関わっていくのか?
そうしたお話を聞く機会です。
講演は、どなたでも参加できます。
あす(21日)午後2時~ 愛媛県総合保健協会
ご参加をお待ちしています。