患者、家族の声を反映したがん対策を
2015年7月26日 4:57 PM
梅雨が明けた途端に、朝は蝉の鳴き声で目が覚めるようになりました。
ぐずついた天気で体調がすぐれなかったのですが、青空は元気をくれるようです。
昨日は、愛媛県がん診療連携協議会に出席してきました。
県内のがん治療にあたっている病院関係者を中心とした会議ですが
患者・家族の声も反映するため、わたしも一員に加えていただいています。
全国で診療連携協議会は開催されていますが、
実は患者・家族が正式に参加しているのは珍しいのです。
愛媛は、医療者や行政の理解が進んでいる地域といえます。
緩和ケアや集学的治療、がん登録、値域連携などの分科会があり
わたしは相談支援部会に所属しています。
サロンの運営や、相談員養成、情報提供ツール作成などについて協議を行いました。
県内から百人以上の医療者が集まり、愛媛のがん医療、がん対策をより良くするために
さまざまな角度からディスカッションを行いました。
来週水曜には、国のがん対策推進協議会が開催されます。
次期がん対策推進基本計画策定のための第一歩。
ここにも、患者・家族の代表が参加しています。
当事者の願いが反映されるがん対策が進むよう、今後の議論を注目したいと思います。