生きること、暮らすこと
2011年5月19日 9:46 PM
体調は一進一退を繰り返しています。
美容院へ行って髪をきれいにすればスッキリするかと思い出掛けましたが、帰ってきたらグッタリ。
食事を済ませ、この時間になってようやく少し元気が出てきました。
風邪もさることながら、薬疹で心身共にダメージが大きかったようです。
その薬疹は、ようやく治まってきたところです。
さて、ある患者さんの思いについて。
再発した病気と向き合って数年。
薬がとてもよく効いていて、画像や検査値上では問題は見られなくなっています。
主治医からは、ここまでうまくいっている症例は極めて珍しいと言われています。
しかし、当の本人はしんどくて仕方がないのです。
治療後の回復に時間がかかるようになり、何も手に付かず起き上がることもままならない日が月の半分に及ぶようになっています。
いつまで、とゴールの見えない治療。
こんなふうに何もできない時間が多いのは耐えられないと言います。
しかし、そのしんどさや不安を主治医に訴えても「効果があるんだから、もう少し頑張ろうよ」と言われるばかり。
人は、患者としてだけ生きているのではありません。
親として、社会人として、暮らしていきたいのです。
その普通の願いが、なぜ画像や検査値より後回しにされてしまうのでしょうか。