正しく知るということ ~手術療法について学ぶ~
2025年6月10日 11:16 AM

梅雨に入った松山は、朝から本降りの雨です。
わたしが、子宮頸がんの診断を受けたのは6月でした。
梅雨の合間だったのか、よく晴れて暑い日だったのを覚えています。
まだ若かったこともあり、子宮を残す方法を主治医から提案されましたが
自分の意思で摘出することを選びました。
そのことに後悔はまったくないのですが
当時は、十分に情報を得て医療者とともに検討して選択したというよりは
わたしの「1回の手術で終わらせたい」という思いを押し通した感じでした。
現在は、できるだけ患者の負担を小さく
副作用や後遺症に悩まずに済むような術式の研究が進み
事前に、患者と医療者が話し合って方針を決めるようになってきました。
とはいえ、ほとんどの患者にとって
手術のイメージさえつかず、その後の生活のことまで考えが及ばないものです。
そこで、手術療法の最近のトピックや
選択にあたって医療者に何を確認しておくべきかなどについて学ぶ
勉強会を開催することにしました。
■シリーズがん診療の現在 ~手術療法~
日時:6月21日(土)13時~14時
会場:町なかサロン
講師:四国がんセンター院長 山下素弘先生
参加無料
詳しくは こちら
事前申込みは不要ですが、定員(15人程度)になり次第締め切ります。
どうぞご参加ください。
自由診療について学ぶ
2025年6月3日 10:10 AM
6月に入りました。
松山は、きょうは雨。
いよいよ来週には梅雨入りしそうな予報です。
6月1日に、NPO法人としての総会を開催しました。
2009年に法人化して17回目の総会。
無事にすべての議案が承認されました。
また、新たな歩みを始めます。
総会に続いての講演は「がん診療における自由診療」について学びました。

講師は、国立がん研究センターの若尾文彦先生。
そもそもの日本の医療制度の仕組みから始まり
標準治療と、研究段階の医療との違い、
そして自由診療の問題点と、わたしたちが考えるべき点について
わかりやすくお話いただきました。
平時には冷静に判断できることでも
病名を告げられ動揺しているときには、つい「やさしい謳い文句」に目がいってしまうもの。
そんな時に利用できる相談窓口の紹介もありました。
若尾先生の言葉を借りれば
「標準治療こそが、その時点での『チャンピオン治療』であること」を認識し
自分だけ、あるいは医療に詳しくない身近な人だけで考えず
相談窓口を活用して、冷静に治療法を考えることが大事だと学びました。
■愛媛県内のがんに関する窓口は、こちらをご確認ください。
https://e-cip.jp/support/support/
おれんじの会、次回例会は7月6日(日)13:30~ 町なかサロンで
交流会を予定しています。
会員でなくても、がん患者・経験者、身近な方などが参加できます。
お気軽にお越しください。
新年度スタート
2025年4月2日 7:21 PM

2025年度が始まりました。
おれんじの会では、愛媛県からの委託を受けてピアサポーターの養成や
病院サロンへのピアサポーターの派遣、
キャリアコンサルタントによる病院での就労相談を実施します。
また、松山市内中心部での「町なかサロン」の運営も継続します。
今月の活動予定はこちらをクリックしてください。
わたしたちが活動を始めたのは2008年でした。
年明けから準備を始め、数人で世話人会を重ねて設立総会に漕ぎつけました。
その世話人会を開催するのにお借りしていた会議室からは
今年も、あの年と同じように満開の桜が見えていると聞きました。
「ひとりじゃないよ」
最初に掲げたメッセージを大切に、今年度も仲間と共に一歩ずつ歩んでいきます。
こんなに不安なのはわたしだけ?
他の人はどうしてるんだろう?
そう感じたら、どうぞお気軽にお声掛けください。
町なかサロン:松山市末広町17-9
089-997-7638
平日の10時~16時
がん診療と歯科連携
2025年2月11日 7:49 PM
きょうは、おれんじの会第189回例会でした。
テーマは「がん診療と歯科連携」
四国がんセンター歯科・口腔外科医長 古川康平先生にご講演いただきました。


抗がん剤などのがん治療を、予定通りに完遂するためにも
治療の前から継続して歯科を受診し、必要な治療を受けることは重要です。
その背景について丁寧にお話いただき
また、最新の治療法などについて学ぶことができました。
厚生労働省の委託を受けて日本歯科医師会が主催する「全国共通がん医科歯科連携講習会」を修了し、
がん患者さんへのお口のケアや歯科治療についての知識を習得した
「がん診療連携登録歯科医」の名簿はこちらから。
https://ganjoho.jp/med_pro/cancer_control/medical_treatment/dental/dentist_search.html
おれんじの会次回例会は、交流会です。
3月2日(日)13:30~ 町なかサロンでの開催を予定しています。
「自分らしく生きる」を最期まで
2025年2月3日 11:17 AM
きょうは立春。
暦とは逆に、今週は厳しい寒さになる予報です。
2月8日(土)、町なかサロンでは特別企画を予定しています。
「『自分らしく生きる』を最期まで」
そもそも、「自分らしく」とは何なのか。
「最期まで」なんて考えたくない、けれど気にはなる。

多くの患者さんやご家族の大切な日々に関わってきた
認定社会福祉士 太田多佳子さんにお話いただき
参加しているみなさんと一緒に考えたいと思います。
日時:2月8日(土)13:30~15:00
会場:町なかサロン(松山市末広町17-9)
事前申し込みは不要ですが、定員(15人)になり次第締め切ります。
参加は無料です。
ご参加をお待ちしています。
災害への備え
2025年1月15日 11:03 AM
九州地方を中心に、13日夜に地震があり
愛媛県内でも各地で揺れを感じました。
大きな被害はなかったものの、
また「南海トラフ巨大地震」のことが頭をよぎりました。
おれんじの会では、がん患者さんや周囲の方々のための
「災害に備えるリスト」を作成、公開しています。
ホームページからもダウンロードできます。
https://machinaka-orange.jp/wp-content/uploads/2024/09/saigailist.pdf
災害のときには、これまでと異なる医療機関や環境で
診察・治療を受けることも想定されます。
そのときに、自分のこれまでの治療やお薬、アレルギーなどの情報を
正確に伝えられることが大切です。
このリストを使って
自分で把握できていることと、担当医などに確認が必要なことを
整理することができます。
A4サイズ1枚ですから、印刷して
お薬が変わったり、状況が変わったりしたときには更新することも簡単です。
ぜひご活用ください。
第188回例会開催しました
2025年1月6日 9:13 AM

今年最初の例会を、昨日開催しました。
新年早々の開催でしたが、13人が参加。
八幡浜みかんの差し入れをいただき
「おいしいねぇ」と言いながら、語り合いました。
これから治療が始まる人に、少し先を歩いた人から暮らしの工夫を伝えたり
家族とのコミュニケーションに悩む人に
同じ経験をした人が、「わたしもそうでしたよ~」と声を掛けたり
限られた時間ではありましたが
この場だからこそ話せることがあったのかなぁと思います。
おれんじの会例会は毎月1回。
原則として、語り合いの会と勉強会を交互に開催しています。
がん患者さんや経験者、ご家族など身近にがん患者さんのいる方、
大切な人を見送った経験のある方であれば、どなたでも参加できます。
ご案内はホームページのトップ、イベント情報でご案内しています。
●この場で見聞きしたことは他で話さない。
●健康食品や宗教などの勧誘をしない。
●他の参加者の思いを大切にする。
このお約束をお願いし開催しています。
お気軽にご参加ください。
5日は例会です「他の人はどうしてるんだろう?」
2025年1月4日 9:20 AM

あちこちで山茶花を見かける季節です。
色の少ない季節に、あたりを明るくしてくれるようです。
さて、おれんじの会は今年最初の例会を明日開催します。
今回は自由に語り合う交流会。
おれんじの会会員から話題提供があります。
これまでに3回のがん罹患を経験した人のお話を聴きます。
気持ちをどう整えたのか、ご家族とのコミュニケーションをどうしたのかなど
実体験を聴かせていただきます。
がん患者・経験者、ご家族など身近にがん患者さんがいる方、
大切な人を見送った方などが対象で、参加は無料です。
■日時:1月5日(日)13時30分~15時 (この間の出入りは自由です)
■場所:町なかサロン(松山市末広町17-9)
新年早々ではありますが、どうぞお気軽にお越しください。
明かりを灯し続けるということ
2025年1月2日 10:48 AM

2025年が始まりました。
元旦の初日の出です。
日の出が見える場所には、早くからたくさんの人が待っていました。
天気予報アプリの「日の出時刻」より20分ほど遅く、ようやく昇ってきてくれました。
冬といえど太陽の力は強く、瞬く間に明るくなっていきました。
逆に、冬だからこそ、太陽の力を感じたのかもしれません。
わたしたち「愛媛がんサポートおれんじの会」は、活動開始から17年目を迎えます。
拠点となっている松山市内中心部の「町なかサロン」、
県内医療機関サロンでのピアサポート活動などに取り組んでいます。
ずっと心に置いてきたのは、活動を”継続”すること。
いつも順風満帆だったわけではなく、心が折れそうな時もありましたが
それでも、続ける。
がんという病に向き合わざるを得ない人がいて
暗闇にひとり放り出されたような気持ちになる時があるのなら、傍にいたい。
今年も、仲間と共に
明かりを灯し続けていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
9月1日講演会は予定通り開催!
2024年8月31日 10:18 AM
松山では晴れ間が出てきました。
愛媛県内でも避難指示の出た所があり
避難所で不安な夜を過ごした方もあったようです。
今後、被害が出ないようにと祈るばかりです。
開催できるか気を揉みましたが
あす9月1日の講演会は予定通り開催します!
わたしたちがん患者や家族など周囲の方にとって
災害にどんな備えが必要なのかを考えます。
例えば…
治療の予定があるのに、病院への交通機関が止まってしまったら。
道路が寸断されて通えなくなったら。
大事なお薬を持たずに避難することになったら。
災害に遭っても治療や療養生活を継続するために
日頃からできる備えについて「リスト」を使って整理していきます。
南予救命救急センター長 根津賢司先生によるご講演もあります。
■講演会「考えよう わたしたちの防災」
日時:9月1日(日)13:30~15:00
会場:コムズ(松山市男女共同参画推進センター)4階視聴覚室
参加費:一般の方は500円 (おれんじの会会員は無料)
詳しくはチラシをご覧ください。
ご参加をお待ちしています。

