NPO法人 愛媛がんサポート おれんじの会

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会は、主に愛媛県内のがん患者と家族、その関係者が集う会です。

NEWS

その先へ

2009年12月31日 11:30 PM

寒い大晦日です。
夜になって空を見上げると美しい月。
確か、あすは満月です。

たくさん泣いた1年でした。
休日の駅のホームで、仲間が旅立ったことを知り号泣した日もありました。
私たちの声が届かない悔し涙もありました。
自分の無力に拳を握りしめたことも。

うれしいこともたくさんありました。
仲間がかけてくれた言葉の数々。
自分の辛い経験を、次の世代に役立てようと立ち上がっていく姿。
自分の人生を生き抜く様を見せてくれた友。

いま紅白歌合戦でドリカムが歌っています。
  ♪眠れない夜の 悲しみの海の
   出口の見えない暗闇のその先へ
   跳べ! その先へ 跳べ!

あと少しで2010年を迎えます。
今年1年、このブログを訪問してくださったみなさんに感謝します。
よい年をお迎えください!

 

お正月を迎える準備は?

2009年12月30日 8:28 PM

いよいよ年末。
きょうは午前中に頑張って掃除をしました!
いつもの掃除に、キッチンと洗面所の拭き掃除に窓拭き、玄関周りも加えて2時間。
「え、それって日常の掃除じゃないの?」と言われてしまいそうですが、私にとっては大掃除、いや中掃除くらいの意気込みなのです。

午後からはお正月から使うタオルやまくらカバーを買い出しに。
何だかお正月を迎える気分が盛り上がって来ました~。

そういえば去年は、掃除どころか何一つ新年のための準備をしないままでした。
忙しかったのか、そういう精神的なゆとりがなかったのか?

自分の手で自分の住まいを整え、買い物に行き、暖かな部屋でお正月を迎えられる幸せを感謝です。

さて、来年の予定を整理して…。
あれっ?
カレンダーの準備を忘れています!マズイ。
明日の「することリスト」の項目がまた増えました。
こうして、結局バタバタの年末です。

 

ひと足早く

2009年12月28日 9:00 PM

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はい、お餅です。
きょう昼前に届きました。
届いたときは、まだほかほかと湯気が立っていました。
せっかくのつきたてなので、早速お雑煮にして頂きました。
このおいしさ!
お餅そのものの味もさることながら、つきたてを食べさせようという気持ちに心から感謝です。

 

番組ご案内

2009年12月27日 10:02 PM

走り続けた今年。さまざまな事業の後片付けに追われる年末です。

今夜は番組案内です。
立花隆さんが、がんについてリポートする番組がきょうから3夜連続で放送されます。
1回目は終わってしまいました…。気がつくのが遅くて私も見逃してしまいました。
あす、あさってと放送が続きます。
詳しくはhttp://www.nhk.or.jp/bs/bs1.html

昨日のNHKスペシャル「働き盛りのがん」も、「のだめカンタービレ」も、録画している番組がどんどん増えていきます。
正月休み中に見られるかしらん?

 

来年に向けて

2009年12月25日 9:08 PM

四国がんセンターへ行くと玄関に門松が!
外にはクリスマスの飾りもまだそのままで、クリスマスとお正月が同居していました。
きょう7泊8日で借りたDVDの返却予定日は大晦日。ご丁寧に年末年始の営業時間も説明してくれました。
そうか、本当にいよいよ年の瀬なんだと実感する一日でした。

年内の事業が一段落したので、来年の取り組みについて、関係する方々との話し合いが始まっています。
きょうは2か所の病院で話をしてきました。

どうすれば、病気に向き合う人たちに寄り添えるのか。
真摯に考えてくださる医療者とのディスカッションは勇気を与えてくれます。

 

クリスマスプレゼント

2009年12月24日 9:44 PM

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我が家の玄関です。
クリスマスイブをどうお過ごしでしょうか?

私は久しぶりに静かな時間を持てました。
クリスマスの歌を聴きながら、この1年の出来事を思い返していました。
悲しいお別れもたくさんありました。
あまりの不条理に言葉を失うような事もありました。
でも、とりあえず無事にきょうまで過ごせたことにただただ感謝です。

嬉しいクリスマスプレゼントも届きました。
先日から配布の始まった「家族必携」。その読者カード第1号が届いたのです。
「仲間からのメッセージが良かったです。
 勇気を与えてくれて感謝」と書いてありました。
こちらこそ、ご意見をお寄せいただいてありがとうございました。

若いころはちょうどバブル全盛。
パーティだ、豪華なディナーだ、プレゼントだとはしゃいで過ごしたクリスマスもありました。
でもそれらは思い出としては何も残っていません。
小さな頃に両親と食べたケーキや、幼稚園生のときにクリスマス劇で演じた天使のことは、幸せな思い出として鮮明に残っています。

これから何回クリスマスを迎えるのかわかりませんが、その時々に与えられているものを数えて感謝できる気持ちを持っていたいなぁ…と日頃不平不満ばかりの私の願い事です。

 

家族だってこころが痛い

2009年12月23日 8:00 PM

きょうは寒さが緩んでちょっと一息つける一日でした。
母がお世話になっている病院のスタッフのみなさんに、一足早くクリスマスケーキならぬシュークリームをお届けしてきました。
病院では、あす患者さんたちにケーキが出されるそうです。

さて、日曜に開催した「家族塾」の報告です。

おれんじの会では今年夏以降、小冊子「家族必携」とセミナー「家族塾」を合わせて、がん患者を支える家族のケアについて取り組んできました。
まず、家族会員にアンケートを行い「困っていること」「知りたい情報」などを調べました。その結果を受けて構成を考え、必要に応じて医師、ソーシャルワーカー、看護師などに原稿を書いていただき小冊子を作成しました。
そして、それを教科書にしたセミナーの開催とつながったわけです。

セミナーでは、医療者とのコミュニケーションについて寸劇の形でポイントをご紹介しました。
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この寸劇に登場したメンバーは、家族ケア事業に一緒に取り組んできた仲間です。
全員が、家族としてがんに向き合った経験を持っています。
悲しみ、後悔、孤独感…いろいろな思いを抱えています。
この事業に取り組むことは、辛い経験を思い起こすことであり、時にはふさがりかけた傷口をまた開くようなことでもありました。

そんな思いを乗り越えて、ようやく辿り着いた「家族塾」でした。
メンバーの思いは「笑顔で家族を支えられるようになってほしい」というただ一つです。

「家族だってこころが痛い」これは、原稿の執筆をしてくださった四国がんセンターの大中先生の演題です。
そう、家族だってこころが痛くて当然なのです。
でも周囲からは「あなたがしっかりしなくては」「頑張ってね」と言われ、弱音を吐くことすらできません。
「家族だってこころが痛い」ということを、ご家族自身にも、また周囲の方々にも、医療者にも知ってほしいと願っています。

「家族塾」に参加したという方からお電話をいただきました。
家族が手術を受け無事終わってから、自分の方がこころが辛く夜眠れない、身内にもあまり言えない、こころの持って行き場がないんですと訴えられました。

きっと告知から手術まで、一生懸命頑張ってこられたんでしょうね。
しんどくなって当然です。
「必要なときには医師など専門家の手を借りたり、同じような経験をしている人と話してみることもできますよ」とお話しました。

私たちの小さな取り組みで解決につながるような易しい問題ではありませんが、少しずつでも「家族だってこころが痛い」ということが理解されていくように、この活動を発展させていきたいと思っています。

 

きみが励ましてくれる

2009年12月22日 11:16 PM

きょうは、ある方からお招きをいただき夕食をご馳走になってきました。
楽しい会話とおいしい食事でつい時間が経つのを忘れ、すっかり長居してしまいました。

その方のご家族が病気と向き合っているとき、支えてくれたというある曲を教えていただきました。
『you raise me up』
YOU TUBEで歌詞付きの動画を探してみたところ
http://www.youtube.com/watch?v=vwEEJTgvRS8

とてもきれいな曲です。

 

働き盛りのがん

2009年12月21日 10:18 PM

きょう締切の原稿をなんとか書き上げ、いまメールで送ったところです。
一日PCの画面とにらめっこしていたのでもう限界。
そんなわけで、昨日の「家族塾」のご報告は延期させてください~。

その代わりと言ってはなんですが、がん関連の番組のご案内です。
NHKスペシャルで働き盛りのがんが取り上げられます。
先日高松でご一緒させていただいた、難治性精巣がんのサバイバー改發厚さんも出演されます。
放送は26日(土)午後9時~ NHK総合テレビ
詳しくはhttp://www.nhk.or.jp/special/onair/091226.html#
こちらをご覧ください。

 

家族塾開催!

2009年12月20日 10:03 PM

きょうは『家族塾』を開催しました。
日本医療政策機構との協働事業として、夏から取り組んできた事業の締めくくりです。

事前の告知が不十分だったことや、ここ数日の厳しい冷え込みで参加者は少ないかも…と心配していましたが、なんと参加者は93人!

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2時間あまり、途中で席を立つ方はほとんどなく熱心に聞いてくださいました。
「第2の患者」とも呼ばれるご家族が、情報や自身のケアを必要としていることを痛感しました。
あす、詳細についてはご報告します。

これで年内の大きな行事は終わり。
ほっ。
本当にほっ。

 

 
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