胃がん 市民公開講座
2012年10月29日 11:25 PM
胃がんに関する市民公開講座のご案内です。
日本胃癌学会が主催して開催します。
11月10日(日)午後2時~午後4時30分
愛媛県医師会館(松山市三番町4-5-3)
テーマは「どう違う?日本と外国のがん治療」
1.日本の胃がんの手術 外国の手術
2.日本で行われている胃カメラによる治療
3.臨床試験をご存知ですか?
4.韓国における胃がんの治療
5.世界の胃がん手術後の食事
6.日本の胃がん手術後の食事
7.質問コーナー
このようなテーマで、国立がん研究センターや大阪医療センター、四国がんセンター、さらに韓国の大学の専門家が講演を行います。
事前に申し込みが必要です。
詳しくは、089-921-1188へお問い合わせください。
申し込みし締め切りは、今月31日です。
わたしも進行役としてお手伝いさせていただきます。
多くの方のご参加をお待ちしています。
学ぶ
2012年10月28日 9:01 PM
3日間の癌治療学会参加を終えて戻ってきました。
学会が、患者・家族のためのプログラムを公式にスタートしたのが3年前。
去年と今年は、そのプログラムの運営委員の1人としてお手伝いさせていただきました。
患者・家族のためのプログラムの目玉の一つは『Meet the Professor』
各領域の第一人者を講師に、学会で発表された研究のトピックを解説していただくという企画です。
現在どのような研究が行われているのか?
今後の展望は?
自分の病気と直接関係のあることだけでなく、日頃なかなか勉強する機会のない領域の研究まで学ぶことができました。
学会に参加して思い知る、日頃の不勉強。
もっともっと勉強したい!
そう思いを新たにした3日間でした。
癌治療学会
2012年10月25日 10:01 PM
きょうから、癌治療学会に参加しています。
50回の節目を迎えた癌治療学会。
それぞれの領域の治療の過去を振り返り、未来への展望を語るセッションが多くあります。
「どうすれば目の前の患者を救えるか」昼夜を分かたぬ研究を続けた医療者がいて、
研究に参加した数多くの患者がいて、
その結果、現在の治療の恩恵に与っていることを改めて実感しました。
学会は土曜まで続きます。
岡山野の花プロジェクト
2012年10月21日 9:06 AM
きょうは岡山に来ています。
岡山は、晴天率が日本一と聞いたことがあります。
きょうも快晴です!
岡山では、広く緩和ケアについて知ってもらうために『野の花プロジェクト』という取り組みが展開されています。
このプロジェクトの一環として開かれる公開講座でお話する機会をいただいています。
「緩和ケア」=「終末期ケア」と考えている方がまだまだ多く、そのために体だけでなく心の痛みも自分で抱えたまま過ごしているケースが少なくありません。
「緩和ケア」は、体でも心でも、どこかが辛いと感じた瞬間から受けることができるケアです。
以前、四国がんセンターにいらした緩和ケアの先生が
「虫歯を治療するときに薬を使って痛みを感じないようにするのと同じです」とおっしゃったのが印象的でした。
こうした緩和ケアについての普及啓発を図るための野の花プロジェクト。
ホームページが充実しています。http://www.nonohana-okayama.org/index.html
(スタートに音楽が流れる素敵なHPです)
プロジェクトの中心である岡山大学緩和医療学講座教授の松岡先生のインターネットラジオも聞くことができます。
ぜひ聞いてみてください。
法律用語
2012年10月18日 10:14 PM
リレーからまもなく1週間。
会計担当者はこれからが忙しくなります。
わたしも報告書の作成など、しなければならない事が山積み。
そんな中、きょうは法務局へ。
NPO法人としての、ある手続きのためです。
一度電話で説明を受けたのですが、埒があかない。
きょうは対面で相談をしてきました。
「援用」
「急迫の事情」
「著しい支障及び不利益が生ずるおそれが顕著」
日常生活では使わない用語が次々に出てきます。
思考停止しそうになるところを、必死についていきました。
あぁ、こんな面倒な事に使う時間とエネルギーを、もっと他の事に使いたい…と恨み節を言っても仕方ない。
法人格をもち、それで信用を得て活動させていただいているわけですから。
はい、がんばります!
みんなの思い
2012年10月16日 9:51 PM
リレー会場でみなさんに書いていただいたメッセージフラッグです。
いろいろな思いが綴られています。
この思いを、どう次へ繋げていくか?
それこそがリレーの役割だと思います。
リレー無事終了!
2012年10月15日 10:40 PM
今年のリレー・フォー・ライフは無事終了しました。
ご参加くださったみなさん
ご後援、ご協賛くださったみなさん
ボランティアのみなさん
有形・無形のお支えをくださったみなさん
本当にありがとうございました。
そして、実行委員のみなさん、おつかれさまでした!
わたしは、昨日の最終便で東京へ。
午前中に会議に参加して、先程戻ってきました。
リレーの間は30分ほど仮眠を取っただけでしたし、かなり疲れているはずなのに、頭と体はそれなりに動いています。
47歳。
疲れが出るのは明日か、明後日か???
あすはリレーフォーライフ
2012年10月12日 8:38 PM
あす、リレー・フォー・ライフの本番を迎えます。
降りしきる雨の中、中止の二文字が頭をかすめた2年前。
危篤の母の元と会場を往復した去年。
思い煩いなく前夜を迎えられることに感謝です。
実行委員は20人を超え、それぞれが時間とエネルギーを費やし心を込めて準備を重ねてきました。
今年のテーマは
結(ゆい)~つなごう この24時間を次の24時間へ~
あす(13日)正午の開会式から、明後日(14日)正午の閉会式まで24時間。
松山市の中心部城山公園で開催します。
短い時間でも、お一人だけでもお気軽にお越しください。
お待ちしております。
薬局の役割は?
2012年10月11日 9:31 PM
わたしは、いわゆる”頭痛持ち”なので、痛み止めは常に持ち歩いています。
きょうも、昼ごろに兆しがあり薬を飲もうとしましたが、無い!
化粧ポーチをひっくり返して探しましたが、無~い!
マズイ。
薬がないとわかったら、痛みが増してくる気がします。
移動途中に、小さな薬局に飛び込みました。
長い頭痛との付き合いで、一番自分に合っている薬がわかっていますので、それを持ってレジへ。
ところが、奥から出てきた薬剤師と思しき女性が
「頭痛薬?その薬がいいの?他にいい薬があるのよ!こっちにしたら?」
わたし:「●●ならいりません」
薬剤師:「●●じゃないよ。あ~あれはダメ。胃を悪くするからダメダメ」
なぜ初対面の客に、馴れ馴れしい言葉遣いで強引に薬を勧めるのでしょうか?
こういう態度が一番キライなわたしは、ムッとしたまま支払いをして逃げるように店を出ました。
イヤな客だと思っただろうなぁ…。
後味悪い。
その1時間前。
叔母に付き添って行った調剤薬局では、過剰なほどの丁寧な言葉遣いで、床に膝をついて説明する様子に違和感を感じました。
薬局の役割とは何か?
薬剤師は、患者にどう接すればいいのか?
そんなことを考えた一日でした。
未来の医療を担う人たちへ
2012年10月10日 9:20 PM
外で雨音がしています。
リレーフォーライフを控え、このあたりで雨が降っておいてくれればと、科学的根拠ゼロの安心材料を願っていましたが
その通りになりました。
天気予報では、週末は晴れマーク!
ひとつ楽になりました。
さて、きょうは愛媛大学医学部で講義に参加してきました。
医学部医学科、看護学科、そして松山大学薬学部の合同講義です。
チーム医療を学ぶ合同講義は4回目。
毎回、患者・家族の声を聴いていただいています。
今回は6人が参加させていただきました。
講義では、わたしから少し話をした後で、
去年旅立った副理事長 小野さんが遺してくれたメッセージDVDを見てもらいました。
「単にデータを伝えるだけでなく、患者の気持ちや様子を尋ね、患者がどういうふうに生きたいのかを聴いてほしい」
「人間としてお互いに関心を持つことが、コミュニケーションの基本。医療者、特に看護師には、自分の思いも患者側に伝え双方向で語り合えればいい」
そんなメッセージです。
全体講義のあとは、少人数のグループでディスカッション。
医学、看護学、薬学と立場の違う学生が、共に患者を支えていくにはどういうことが求められるかを語り合っていました。
ディスカッションでは、小野さんのメッセージをしっかり受け止めてくれている様子がうかがえて、とてもうれしいことでした。
学生たちが医療現場で中心になって仕事をする頃には、チーム医療が当たり前のことになり、患者・家族も含め、立場を超えて意見を交換しあえる環境になっていることを願います。