誕生日に思うこと
2012年9月22日 7:57 PM
きょうは47回目の誕生日です。
闘病中に誕生日を迎えたとき、40歳まで生きられればと願いましたが、
おかげさまで白髪やシワが気になるまで過ごすことができました。
感謝です。
そして、あすは仲間の命日。
再発して治療をしている間も、ひたすら仲間のことを考え行動し続けた彼女。
「1日、1時間、1分、1秒を大事にする」
「泣いても一日、笑っても一日」
「先のことで悩まない。三日先のことだけ考える」
たくさんのメッセージを残してくれました。
見事に生き抜いた彼女に天国で再会するとき、胸を張って会えるだろうか?
自分に問いかけてみる一日です。
朝日と夕日
2012年9月20日 10:40 PM
きょうは朝日と夕日を見ました。
夕日はともかく、朝日を見たのはずいぶん久しぶりの事でした。
朝6時30分から始まる経営者の集まりで、リレーフォーライフの紹介をさせていただきました。
早起きは気持ちよくて、何だか得した気分だったのですが…
完全な夜型人間にとっては、さすがにキツイ。
ちょうど、ここ最近立て続けの早起きの効用についての本を読んだばかりで
何とか朝型に変えようと思っていたところでした。
ここは、がんばって朝型にチャレンジ!
できるかな???
秋が来て…
2012年9月19日 9:38 PM
台風の影響が小さかった松山ですが、風がずいぶん変わりました。
ひんやりとした風が吹いています。
もうじき、わたしたちの大事な仲間、よしちゃんの命日を迎えます。
時々心の中で呟いています。
「よしちゃん、力を貸してよ」
テレビ番組紹介~乳がんについて~
2012年9月18日 9:10 PM
毎日のように押し寄せる締め切り。
追い込まれているときは苦しいのですが、その分片付いた時は快感!
きょうも一つ完了しました!
さて、きょうはテレビ番組のご紹介です。
NHKEテレ(教育テレビ)で放送している『きょうの健康』で、今週は乳がんが取り上げられています。
3回シリーズで、あすが最終回。
(ご案内が遅くてスミマセン)
放送は、夜8時30分~45分です。
来週、再放送があります。
詳しくは http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/
それにしても、いつから「教育テレビ」じゃなく「Eテレ」になったんだろう?
知りませんでした…。
連休の終わりに
2012年9月17日 10:49 PM
三連休が終わります。
きょうは何の約束もなく、ひさしぶりにのんびり過ごす事が出来ました。
とはいえ、締め切りの迫っている原稿を先延ばしにする勇気はなく、結局夜になってパソコンに向かっています。
来年1月に開催される「日本病院薬剤師会近畿学術集会」の抄録を書いています。
薬剤師のみなさんを対象に、講演する機会をいただきました。
http://square.umin.ac.jp/jshp-k34/
薬剤師の教育課程が6年になり、期待される役割は大きくなっています。
実際、わたしたちの仲間も、抗がん剤治療などの際に薬剤師から説明を受ける機会が多くなっています。
患者、家族と薬剤師とのコミュニケーションについてお話させていただく予定です。
あぁ、それにしても抄録が書けません…。
こんなことなら、昼間にがんばっておけばよかった…。
台風とリレー・フォー・ライフ
2012年9月16日 9:32 PM
心配していた台風の影響で、鹿児島のリレー・フォー・ライフはきょうの午前3時で中止になってしまったそうです。
心をこめて準備してきた実行委員のみなさんの悔しさを思いつつ、空を眺めるばかりです。
リレーは、24時間限りのイベントではありません。
その24時間をキッカケに、がん患者・家族への理解と病気に対する正しい知識が地域に広まっていくことが重要です。
そういう意味では、たとえ途中でイベントが中止になったとしても
準備を通して理解と支援の輪が広がっていれば、十分意味のあるものだといえます。
とはいえ…
やはり、みんなで一緒に24時間を過ごしたいのが、実行委員の本音。
鹿児島の仲間の思いを、愛媛会場でつないで歩きたいと思います。
あした天気にな~れ
2012年9月14日 11:35 PM
あす、あさっても全国各地でリレーフォーライフが行われます。
岩手、宮城、横浜など12か所。
特に、九州は福岡、大分、宮崎、鹿児島で開催予定です。
なのに…台風!!
九州の各会場の実行委員のみなさんはどんなに気を揉んでいるでしょう。
あした、すべてのリレー会場に青空が広がりますように。
無事にリレーが開催されますように!
祈っていますよ~。
もしかしたら…
2012年9月13日 10:23 PM
日帰りで三重まで行ってきました。
最近は、講演の中で子宮頚がんの事を話すと必ずと言っていいほど「実は、異常が見つかって経過観察中なんです。不安です」という相談をいただくことが増えました。
少しずつではありますが、病気そのものへの関心が高まり、検診を受ける人が増えているからかもしれません。
「もしかしたら…」という時の不安は、とてもしんどいものです。
まして子宮頚がんの場合は若い女性が多いですから、そうした不安との向き合い方に慣れていなくて、余計にしんどい思いをするようです。
わたしもそうでした。
主治医に、経過などについてしっかり聞くこと。
科学的根拠のある情報を頼りにすること。
場合によっては、こころのしんどさを心療内科などの専門家に相談してみること。
女性特有のがんの患者会などに連絡して、経験者の話をきいてみること。
「もしかしたら…」という不安と向き合うとき、こうした事が大事だと思います。
治療と食事
2012年9月11日 9:54 PM
きょうは、四国がんセンターで楽しい企画が行われました。
患者さんとご家族のための食事相談&試食会です。
治療の影響や病状で食べることが難しくなっている方のために、栄養士が相談に乗り不安を和らげようという取り組みです。
四国がんセンターでは、特に栄養と食事への取り組みが積極的に行われています。
きょうの試食会の献立は…
おにぎり、茶そば、コロッケ、卵焼き、トマトサラダ、野菜スープ、シャーベット です。
おにぎりは季節感を取り入れて、栗ご飯だそうです。
実際に料理を作った調理師のみなさんも、試食会に出て参加者の表情を見ながらサービスをしていました。
無理を言って記念撮影!
抗がん剤の治療中、食事は大きな悩みでした。
わたしが治療を受けていた13年前には、栄養士さんに相談できるなんて思いもしませんでした。
あの頃、こういう試食会があったらなぁ…と思いつつ、患者さんやご家族を支える手は確実に増えていることを痛感しました。
こういう取り組みが、どこの病院でも行われるようになることを願っています。
初心
2012年9月10日 11:34 PM
きょうは、愛媛県がん対策推進委員会でした。
委員として参加させていただいています。
来年度からの「愛媛県がん対策推進計画」の策定が始まりました。
委員のみなさんからは
・この5年間の検証をすべき
・県民に広く関心を持ってもらうような工夫が必要
・小児がん対策に積極的に取り組むべき
・歯科連携についても検討すべき
などの意見が出されました。
働く世代や小児のがん対策を盛り込んだ国の計画に沿いつつ、愛媛の地域性に配慮した計画を策定するための協議が行われます。
わたしが、現在の活動を始めるキッカケになったのは、2007年に開かれた、県がん対策推進協議会の委員に選ばれたことでした。
行政の対策に、わたしたち当事者の思いを盛り込んでもらうためには、多くの患者・家族の声を集約しなければならない。
何に悩み、何に困っているのか?
それを当事者が伝えなければ、いつまで待っても欲しい対策は手に入らないのではないか?
そんな思いでがん対策を一から勉強し、専門用語が飛び交う会議に必死でついていきました。
あの時の気持ちを改めて思い起こし、初心に戻って患者委員としての務めを果たしたいと思います。