もしかしたら…
2012年9月13日 10:23 PM
日帰りで三重まで行ってきました。
最近は、講演の中で子宮頚がんの事を話すと必ずと言っていいほど「実は、異常が見つかって経過観察中なんです。不安です」という相談をいただくことが増えました。
少しずつではありますが、病気そのものへの関心が高まり、検診を受ける人が増えているからかもしれません。
「もしかしたら…」という時の不安は、とてもしんどいものです。
まして子宮頚がんの場合は若い女性が多いですから、そうした不安との向き合い方に慣れていなくて、余計にしんどい思いをするようです。
わたしもそうでした。
主治医に、経過などについてしっかり聞くこと。
科学的根拠のある情報を頼りにすること。
場合によっては、こころのしんどさを心療内科などの専門家に相談してみること。
女性特有のがんの患者会などに連絡して、経験者の話をきいてみること。
「もしかしたら…」という不安と向き合うとき、こうした事が大事だと思います。