仲間へ
2012年5月7日 11:23 PM
連休が明けて、一気に仕事が動き始めました。
時々深呼吸をして、気持ちを整えながらスケジュール調整をしていきます。
付き合いの長い仲間Nさんから、久しぶりにメールが届きました。
治療に使う薬を変更するので入院したとのこと。
早速会いに行きました。
おや?
何か雰囲気が違う??
この半年で10キロも太ったとのこと!
Nさんは、長い間治療を続けています。
いろいろな副作用に苦しんできましたが、半年前まではまったく食べられない、食べたくないという辛さと闘っていました。
痩せて体力が落ち、気力も萎えていました。
しかし、医療者と話し合って治療法を変え、少しずつ食べられるようになったのです。
そして体重が増え、気力も取り戻したそうです。
あぁよかった~。
よくがんばった!!
明日から新しい薬にチャレンジします。
「どんな副作用が出るのか不安だけど、でもいまは、がんばれそうな気がする」と笑って話してくれました。
がんばって。
よしちゃんも、きっと力を貸してくれるから!
月に願いを…?
2012年5月5日 10:00 PM
今夜はスーパームーン!
gooニュースによると、スーパームーンとは…
「月が満月を迎えるタイミングと、地球との距離が年間で最も近くなるタイミングが重なる現象」だそうです。
確かに、いつもより明るく輝いて見えます。
間に合う方は、外へ出てみてください。
願いを唱えると叶うような気がしてきます。
東京にて
2012年4月30日 9:07 PM
週末3日間の東京出張を終えて、昨夜戻ってきました。
わずか3日なのに、庭のアヤメの花はすっかり散り、木々と雑草はますます力を増していました。
(ブログを読んでくださっている方が、アヤメと菖蒲の違いを調べて知らせてくださいまして、我が家の花はアヤメと判明。感謝)
出張の報告です。
27日は、夕方から「がん総合相談研修プログラム運営委員会」に出席。
これは、いわゆる”ピアサポーター”を養成するプログラムを策定する国の事業で、昨年度に続いて実施されるものです。
私は、今年度から委員に就任しました。
他の6人のみなさんとご一緒に取り組ませていただきます。
28日は、日本病理学会総会の市民公開講座で、慶應大学の坂元先生とご一緒に座長を務めさせていただきました。
テーマは「我が国における最先端がん医療」
がん医療が、個別化、低侵襲化する中で重要性を増す病理診断について学びました。
連休初日の夜のプログラムにもかかわらず、会場には多くの方が参加していました。
そして29日は移動日。
昼食はお蕎麦。
東京出張ならではの楽しみです。
混み合う時間を少し外して、ゆっくりいただきました。
至福のひととき。
このところ、公的な場で発言することが増えて少々疲れ気味なのですが、こういう時間を味わうと、またがんばろうと思えてきます。
未来の医療者
2012年4月27日 11:19 PM
きょうは、愛媛県立医療技術大学で臨床検査学科4年生のみなさんを対象に、患者からのメッセージをお伝えする特別講義をさせていただきました。
医学生や看護学生にお話する機会は多いのですが、臨床検査技師を目指す学生を対象とするのは初めてでした。
私の経験やがん患者満足度調査の結果などを紹介し、患者・家族の思いをお伝えした後、医療現場で起こり得る場面を想定して、患者にどう声をかけるか?をロールプレイで考えてもらいました。
検査室前の廊下で、ひとりきりでボンヤリ座っている患者に声をかけるという想定です。
台詞はみんな同じ「どうされましたか?」
この言葉を”どんなふうに”かけるか?を考えます。
全員が、自分も腰を落として目線を合わせ、落ち着いた口調で声をかけていました。
コミュニケーションについて十分に学んでいるわけではないと聞いていましたが、非言語的コミュニケーションもなかなか出来る!
正直、ちょっと驚きました。
学校で学ぶことと、実際の臨床の場で起こることは大きく異なります。
理想論が通らないことも多いと思います。
でも、いまの思いを心の引き出しにしっかり持っていて、いざという時に引っ張り出してこられるように。
そのことを願っています。
医療現場の厳しさの話ばかりでちょっと暗い気分でしたが、一筋の光を見出した思いでした。
緩和ケア推進検討会
2012年4月26日 8:33 PM
このほど厚労省で、「緩和ケア推進検討会」が新たに設けられました。
私も、患者の立場で参加させていただきます。
医者の必需品は?
2012年4月23日 11:25 AM
ツイッターで笑うに笑えないつぶやきがありました。
ある医師のつぶやきです。
「きょう、患者さんから聞いた話。
最近のお医者さんごっこの必需品は聴診器じゃなくパソコンだそうだ。まいったな」
わたしたちの仲間が言っていました、
「抗がん剤治療を続けた4年間、主治医は一度も体に触れることはなかった。ただ検査結果の数値だけを見ていた。それが診察だった。
僕は、触れ合うことで感じる”あたたかさ”が欲しかったよ」
いつからこんな事になってしまったんでしょう?
ちょっと一息
2012年4月21日 8:29 PM
庭のアヤメです。
あれ?菖蒲?
毎年この時期に確認しようと思いつつ…本名がわかならいままです。
今年は、例年になくたくさんのつぼみをつけています。
楽しみだなぁと思っていたら、午後から強い風。
あすは荒れた天気になるそうで、ちょっと心配です。
きょうは午前中に県に提出する資料の仕上げが終わり、ちょっと一息つけました。
しなければならない事は山のようにあるのですが、とりあえず明日は締め切りも約束もなく、一日やすめます。
ゆとりができると、こころは穏やかになりますね。
これは大事。
新しい関係つくり
2012年4月20日 9:52 PM
新年度の人事異動で、行政や病院の方々の中にも変化がありました。
「はじめまして」とご挨拶をして、これから新しい関係を築いていきます。
主治医が替わった方もあると思います。
これは大きな緊張を伴います。
わたしも、主治医が替わったことがあります。
どのタイミングでどう声掛けすればいいのか?
初めて診察室に入ったときにはとても緊張したのを覚えています。
さて、きょうは、そんな人事異動に伴うご挨拶のために宇和島へ行ってきました。
その帰り道のこと。
JR宇和島駅で発車ギリギリに飛び乗りました。
指定席のチケットは買っていたのですが、座席指定の手続きができませんでした。
発車後、車掌さんがチケットを持ってきてくれました。
駅の係員さんが窓口でチケットを発行し、車掌さんに預けてくださっていたのです。
握りしめたのか、チケットは少しシワになっていました。
あたたかな対応が心に染みました。
気持ちを込めて仕事をすること。
その大事さを、改めて教えてもらった日でした。
医療者と患者・家族の学び合いサロン
2012年4月18日 10:41 PM
毎月第3水曜の夜は、愛媛大学病院で「学び合いサロン」が開かれています。
これは、医療者と患者・家族が一つのテーマで意見交換をし共に学び合うというものです。
きょうのテーマはコミュニケーション。
「見えなきを見、聞こえなきを聴く」と題して、一つの事例をもとに話し合いました。
医療者が、患者・家族のことを思ってかけた言葉が、逆に傷つけてしまった事例でした。
伝え方を間違えると思いは伝わらない。
「何を伝えたか?」ではなく、「どう伝えたか?」がコミュニケーションの最も大事な点であることが確認されました。
医療者からの意見の中に多かったのは、「沈黙が怖い」ということでした。
何かをしてあげたい、という思いが強ければ強いほど沈黙が怖い。
焦って、つい不用意なことを言ってしまうのかもしれない…。
そんな意見も出されました。
なるほど。
でも、患者・家族の方にしてみれば、手を握る、背中に手を添える、そうした非言語のコミュニケーションがあれば言葉はなくても大きな支えを実感できるのです。
きょうもまたお互いの違いを知り、共に考えたサロンでした。
オストメイトを支える家族の思い
2012年4月15日 9:37 PM
きょうのご相談は、人工肛門のケアに関してでした。
1週間前に手術を受けたばかりの患者さんのご家族からのお電話。
「本当に、自分たちだけでケアができるようになるものでしょうか?」
入院先からは、退院後のケアなどについて丁寧な情報提供があったようでした。
それでも、なかなか不安は拭えないものです。
同じような経験をした方の患者・家族会をご紹介させていただきました。
日本オストミー協会 http://www.joa-net.org/index.htm
こちらは長く活動している団体で愛媛支部もあります。
専門的なケアを提供してくれる「ストーマ外来」を開設している病院も増えてきています。
自宅へ戻ったら、訪問看護師の手助けを借りることも選択肢の一つです。
いろいろな支援の手を借りて、ご本人もご家族も少しでも楽に、快適に過ごされるように願います。



