女子中学生への授業で感じたこと
2012年1月24日 11:01 PM
寒さが厳しくなってきました。
松山でも、日中に雪がちらつきました。
きょうは、松山市内の中学校で女子生徒を対象にお話をしてきました。
1年生から3年生まで全学年対象です。
いわゆる子宮頚がん予防ワクチンについて訊いてみると、かなりの割合ですでに接種済みでした。
ところが、なぜワクチンが必要なのか?その効果は?と尋ねると、ほとんどの生徒がよく理解していないということがわかりました。
これはよくありません。
公費助成のある間にとりあえず接種しておこう、という考えなのかもしれませんが、せっかく自分のカラダに向き合う最初のチャンスなのに残念。
そして、効果も副反応もわからないまま医療行為を受けるというのは、ある意味危険なことです。
残念ながら、今回の私の話は「いのち」を考えることを主眼にして準備していたので、子宮頚がんについての十分な情報提供ができませんでした。
若い女性に正しい情報を、と日頃から願っていながらその機会を逸したことを猛省しています。