緩和ケアを考えるシンポジウム
2012年3月15日 9:57 AM
こことのところ、週に数回しか更新できずスミマセン。
出張続きで時間が取れないことが大きな理由ですが、何かと気持ちの萎える事が続いていたせいもあります。
でも、朝の『カーネーション』を見ていたら、甘えたこと言ってたらダメだなぁと思えてきました。
今朝はちょっと気力がよみがえってきた感じです!
さて、あさって17日に県の事業のシンポジウムを開催します。
テーマは『希望をもってがんと向き合うために』
詳しくは、トップページのイベント予定をご覧ください。
NHKのプロフェッショナルに登場した看護師の田村恵子さんをお呼びするためか、テーマのためか、ここのところ問い合わせが続いています。
さきほどは年配の女性からでした。
夫が手術を終えたばかりで、二人とも不安で仕方ない。
なんとか体調を整えて参加したいというお電話でした。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
きょうは大阪。
ドラマのおかげで耳に馴染んだ大阪弁は、元気をくれそうです!
ドラッグ・ラグを考えるセミナー
2012年3月12日 10:27 PM
朝起きてカーテンを開けたら、外は雪景色!
梅の花にも雪が積もっていました。
寒い一日でした。
さて、次の日曜18日に薬の問題を考えるセミナーを開催します。
がん治療における『ドラッグ・ラグ』『適応外使用』について考える~救えるいのちを 救うために~
3月18日(日)午後1時30分~ 県民文化会館
主催:愛媛大学医学部附属病院腫瘍センター
海外では承認されているのに日本では使えない『ドラッグ・ラグ』や、保険で認められない薬を使う『適応外使用』など、がん治療で使用する薬の問題を考えるセミナーです。
参加は無料で、どなたでも参加できます。
国のがん対策にご意見を!!
2012年3月5日 8:21 PM
先週土曜に、今治市で在宅緩和ケアセミナーを開催しました。
前の週の宇和島での開催に続く2回目です。
今回は43人の方が参加してくださいました。
医師、病院の看護師、訪問看護師、そして介護職からのメッセージもあり、在宅での緩和ケアについて理解を深めてもらえたのではないかと思っています。
出張から引き続きだったせいか、いつにない疲労感だなぁと思っていたら…
やはり体は限界だったようで、日曜未明に突然の嘔吐。
夕食に食べたものが殆ど未消化の状態でした。
結局、日曜のおれんじの会例会もお休みして、ひたすら寝続けました。
ようやくお粥が食べられるようになったところです。
さて。
前回の記事でご紹介したとおり、国のがん対策の変更案がまとまりました。
早速、パブリックコメントの募集が始まっています。
詳しくはhttp://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495110426&Mode=0
それなりの分量がありますから、全部目を通すのが大変だという場合は、興味のある部分だけでもかまいませんから、ぜひお読みください。
そして、「これはいいから進めてほしい!」とか「これは、患者の立場からするとこんなふうに変えてほしい」など、意見を出してください。
国のがん対策に意見を出せる貴重な機会です。
締め切りは4月1日です!
がん患者の介護認定について
2012年2月24日 10:31 PM
愛知、東京、三重を回って戻ってきました。
飛行機でピューンというのでなく、新幹線やら在来線やら乗り継ぐ出張は、荷物の重さがこたえます。
さて。
最近ご家族を見送った方とお話をしました。
最後の1ヶ月間、まったくヘルパーさんを利用できなくなっていたそうです。
介護認定を申請しても、しばらく音沙汰なし。
催促をしてようやく認定のための調査が入りました。
調査当日は、ご本人の調子がよくしっかり受け答えもできたそうですが、翌日から起き上がれなくなりました。
暫定のケアプランが立てられたのですが、ケアマネージャーから「もしかすると介護認定が低く出るかもしれない。負担が大きくなるから、利用を控えておいた方がいい」と言われたそうです。
ご家族が有給休暇を取っていることも理由にして、ヘルパーの利用を控えることを勧めたとのこと。
いまだにこんな事が繰り返されていることに、怒りを感じます。
がん患者の介護認定については迅速に行うように、厚生労働省から通知が出されています。
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/425472.pdf
非がんの高齢者と違い、がん患者は病状の変化が急激に訪れることがあるからです。
取り返しのつかない一日、一日です。
介護を担う窓口の担当者や、介護事業者が「知らなかった」という無責任な対応は許されません。
一方で、私たち患者・家族もがんと介護保険の事について学んでおくべきでしょう。
こうした在宅緩和ケアについて考えるセミナーが、26日に宇和島で、3月3日に今治で開催されます。
詳しくは、トップページのイベント案内をご覧ください。
在宅緩和ケア 患者・家族が思うこと
2012年2月14日 9:15 PM
きょうはバレンタインデイ。
Googleのトップページのアニメーションがとてもステキです!
ネタバレは良くないので、何がステキ!なのかは書きませんが…こころが温かくなります。
ぜひチェックしてみてください。
さて、あす15日は愛媛大学病院で定期開催されている「学び合いサロン」です。
患者・家族も医療者も、みんなで学び合うためのサロンです。
今回のテーマは在宅緩和ケア。
ご自宅で母親を看取ったご家族からのお話です。
午後6時から、2号館地下1階泌尿器科カンファレンスルームで開かれます。
関心のある方であれば、どなたでも参加できます。
お気軽にどうぞ。
イベント案内
2012年2月13日 10:18 PM
岡山へ行ってきました。
日本一晴天率の高い街だそうですが、きょうは冷たい雨でした。
トップページのイベント案内に、2つのイベント情報を掲載しました。
在宅緩和ケアセミナーと、がん対策を考えるシンポジウムです。
がん対策を考えるシンポジウムの特別講演は、淀川キリスト教病院のホスピス病棟で長く患者・家族に向き合ってきた看護師 田村恵子さんをお迎えします。
田村さんの仕事の様子は、去年NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも紹介されました。
今回のお話のテーマは「希望をもってがんと向き合うために」
是非、ご参加ください。
あすは例会です
2012年2月11日 10:17 PM
気持ちのいい青空が広がりました。
日当たりのいい場所にしばらく車を停めていたら、車内はポカポカに。
風の冷たさは相変わらずの厳しさですが、日差しは少し力を増してきたようです。
さて、あすは2月例会です。
午前中にお電話をいただきました。
初めてですが、参加してもいいでしょうか?との問い合わせでした。
もちろん、大歓迎です。
常連の会員からも、初参加の方を迎えるための工夫についていくつか提案をもらっています。
勇気を振り絞って足を向けてくださった初参加の方が、心置きなく仲間と語り合えるように工夫しますので、お気軽にお越しください。
お待ちしています!
国会審議
2012年2月9日 10:51 AM
国会は遠い場所だと思っていませんか?
私もそうでした。
でも、多少なりともがん対策に関わるようになって、自ら近づいていかなければならない場所だと考えるようになりました。
たとえば、ここ数日開催されている参議院予算委員会では、がん対策に関する質問が出されています。
6日は、民主党の梅村聡先生からがん登録についての質問。
7日は、自民党の三原じゅん子先生から、HPV感染予防ワクチンとドラッグ・ラグの問題についての質問が出されました。
インターネットでその模様を見ることができます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
カレンダーの中の日付けを選び、予算委員会を選択してご覧ください。
国会審議といっても、わかりやすい言葉での質問ですので難しくありません。
私たちのいのちに関わる問題です。
しっかり見つめていきましょう。
忘れられない看護
2012年2月5日 10:10 PM
今月は、松山市内の看護学校で特別授業を2回させていただきます。
資料を作りながら、自分の治療中のこと、認知症の母への看護の事などを思い出しています。
初めて抗がん剤治療をした日。
点滴が終わったのは夜中の1時を過ぎていました。
輸液量を管理している機械が終了を告げるブザーを鳴らすのですが、朦朧としていてナースコールを押すこともできませんでした。
その時、同じ部屋の患者さんが「私が見てあげるから大丈夫」と言ってくれました。
彼女は看護師でした。
まだ小さな子どもを家に残して治療にのぞんでいました。
「私が見てあげるから」と夜中にベッドから起き出してくれた優しさが忘れられません。
日本看護協会では、『忘れられない看護エピソード』というテーマでエッセイを募集しています。
看護職部門と一般部門があります。
脚本家の内館牧子さんが審査員だそうです。
詳しくは http://www.nurse.or.jp/episode/index.html
2月例会は12日です!
2012年2月3日 9:39 PM
今朝8時の我が家の風景。
松山では久々の積雪でした。
2月例会のご案内です。
今月は、第2日曜(12日)の開催ですので、あさっては例会はありません。
ご注意ください。
トップページの「活動予定」に掲載していますので、ご確認ください。
どなたでも自由に参加できます。
ご家族も、大切な人を見送った経験のある方も、もちろん患者さん、経験者の方も歓迎します。