手当て
2010年6月2日 9:36 PM
育ての母から届いた夕食の中の一品。
育ての父の畑で採れた今年最初のキュウリです!
「足の痛みに効きますように」というメッセージ付き。
ありがたいです。
みなさんからご心配いただいている足の痛みは、今朝になって強くなったため意を決して病院へ。
骨などに異常はみられず、「疲れでしょう」とのことでした。
「加齢ですね」と言われなくて一安心…。
炎症を抑える薬を出していただき様子を見ることになりました。
信頼しているドクターが触って診てくださるだけで、痛みが軽くなったようでした。
まさに『手当て』です。
患者さんから「診察室に入っても、聴診器もあてず脈も取らず、なんにも触ってくれない!」という不満をよく聞きます。
「触ってくれる」と、患者の安心につながるのですが、最近の医療現場では医師が触っているのはパソコンのキーボードの方ですね。
ほんの少しボディタッチするだけで、信頼関係が築けるのですが…。
数秒のことですよ、先生!
日本緩和医療学会
2010年6月1日 9:31 PM
左足の痛みが治まりません。
玄関のチャイムが鳴っても、出るまでに時間がかかる始末。とほほ。
きょうは宣伝です。
6月18日(金)~19日(土)東京国際フォーラムで「第15回日本緩和医療学会」が開かれます。
この2日目に行われる市民フォーラムに登壇します。
テーマは「がんとともに生きる知恵と勇気」です。
詳細は学会HP http://jspm2010.umin.jp/index.html をご覧ください。
この市民フォーラムでは、医療の専門家と患者・家族の間での「コミュニケーションギャップ」をテーマにディスカッションする予定です。
一緒に登壇する朝日新聞記者の上野創さんは26歳のときに睾丸腫瘍を経験したサバイバーです。
その体験記を、私は自分の治療中に読みました。同じ若年がん患者として励まされました。
直接お話を聞けることを楽しみにしています。
なぜ、がんに?
2010年5月31日 9:18 PM
飼い主も飼い猫も共に”やや体調不良”が続いています。
飼い主の方は、更に急に左足のかかと付近に痛みを感じるようになりました。
踏んだり蹴ったりです。
さて、きょうお受けした相談の電話は病気の原因探しについてです。
こみ入った話なので詳細は書きませんが、原因探しはよく耳にする問題です。
「なぜ私が?」
「なぜ私の家族が?」
「食事?ストレス?」そして「なんの罰が当たったんでしょう」
原因を探し当てたい気持ちはよくわかります。
原因を見つけたら憎む相手が見つかって少しは楽になれそうな気がします。
でも、原因を見つけても病気の事実は変わりません。
そのエネルギーと時間は、「これから」に向けてほしいと思うのです。
どう病気と向き合うのか?
どう暮らしていくのか?
後ろではなく、前を向いて歩きだす日を一日も早く迎えられますように。
ネコからの忠告
2010年5月30日 10:16 PM
やはり無理は禁物。
昨日ちょっと頑張り過ぎたせいか、身体の芯に力が入りません。
毎年のことながら、温度と湿度が上がり始めるこの時期の気候にも、いまひとつ順応できず。
そういえば、我が家のネコもきょうはどことなく元気がありません。
10歳とは思えないお転婆が自慢だったのですが、布団の上でゴロゴロしています。
「お互い無理はしないんだニャア」と言ってくれているよう…。
資料と格闘3時間
2010年5月29日 10:13 PM
おれんじの会の資料、子宮頚がんの資料、リレーフォーライフの資料…まさに”足の踏み場のない”状態になり、きょうは意を決して片付けに取り組みました。
3時間頑張って、なんとかそれぞれの居場所が確保できました。
ついでに気になっていた所をあちこち掃除をして、気分はスッキリ!
でも、ちょっと頑張りすぎたかも。
腰が…。
湿布を貼って寝ま~す。
リレーフォーライフのために
2010年5月28日 11:37 PM
きょうはリレーフォーライフの実行委員会でした。
会場となる堀之内公園で確認をし、その後の会議は2時間を超しました。
会議後、職場に戻って仕事をするメンバーもいました。
正直、大変です。
それでも頑張れるのは、リレーでしか味わえないものがあるから。
それを、一人でも多くの人と共有したいからです。
リレーの様子を収めたステキな動画を見つけました。
http://www.youtube.com/watch?v=kmhjbhKHbWw&feature=related
愛媛会場となる堀之内公園には、以前四国がんセンターが建っていました。
私はそこで治療を受けました。
何回目かの抗がん剤治療で入院していた病室からは、外の道路が見えました。
ある日、何かのイベントで多くの人がその道路を通って行きました。
笑いながら元気に通り過ぎていく人たちが羨ましく、自分の姿が惨めで仕方なかったのをハッキリ覚えています。
多くの仲間がたくさんの涙を流した場所は新しい公園として整備され、すっかり姿を変えています。
その場所でリレーをすることになった事を大切に受け止めたいと思います。
沖縄
2010年5月26日 10:32 PM
肌寒くて、今夜はホットカーペットのスイッチを入れてしまいました。
連日、沖縄のニュースが伝えられています。
来月、がん関連の会議のために沖縄へ行くことになっています。
沖縄は、11年前に退院して最初に旅行に行った場所です。
あちこち訪れた中で特に印象に残ったのは、佐喜眞美術館でした。
普天間飛行場に隣接しています。
http://sakima.jp/
そこここに悲しみの記憶が色濃く残り、現在なお苦しみが続く沖縄ですが、出会った方たちは皆明るくあたたかでした。
わたしたちの声
2010年5月25日 9:23 PM
きょうは理事会を開きました。
昨年度の反省、今年度の事業計画などについて話し合いました。
反省としては、会の活動実績を含めて情報提供が少なかったことが挙げられました。
この点を改め、今年度は例会のたびに毎月の活動報告やさまざまな情報提供をしていく予定です。
一つずつではありますが、より良い活動ができるよう知恵を出し合っていきます!
タイトルは「がん地域連携クリティカルパス」(出版元:じほう)
拠点病院と地域の医療機関での連携について書かれたものです。
この中の1項目「がん患者家族が求める地域連携への視点」を書かせていただきました。
原稿の基礎になったのは、おれんじの会で昨年実施した意識調査です。
「病診連携についてどう思うか?」
「連携を納得して受け入れるためには何が必要か?」などの回答、寄せられた意見を紹介しています。
おれんじの会では、いろいろなテーマで意識調査をしてきました。
それは、患者・家族が抱えている問題を”見える化”し行政や医療者に訴え改善につなげてもらうためです。
今回の「病診連携」に関する意識調査の結果は、これまでにも研究会やシンポジウムなどで広く紹介してきましたが、本として出回ることで一層多くの関係者の目に触れることになります。
私たち当事者の思いが届くことを願っています。
学会へ行こう!
2010年5月24日 10:56 PM
今年10月に開催される「癌治療学会」では、患者・家族・支援者が学会に参加できるプログラムを提供しています。
特に、患者・家族などに参加登録料と交通費、宿泊費を助成する「スカラーシッププログラム」は医療系の学会では異例の取り組みで、去年に続き今年も実施されることになりました。
詳しくはhttp://www.congre.co.jp/jsco2010/10_cancer_advocates_purokuramu.php をご覧ください。
去年の学会に、私もこのプログラムを利用して参加しました。
最先端の研究の発表、さまざまなディスカッション、そして全国から集まった患者・家族との交流。
大規模な学会ならではの独特な雰囲気の中で収穫はとても大きなものがありました。
興味のある方は是非お申込みください!
休日
2010年5月23日 9:24 PM
朝から雨が降り続いています。
最近の松山市民の会話
「今年はよう雨が降るねぇ」
「ほやねぇ。うっとおしいけど、これで水は心配ないやろ」
一日の大半が断水となったあの大渇水以来、夏を迎える頃には水の心配をするのが常になっている松山です。
水瓶である石手川ダムの貯水率は100%。
この安心感と引き換えに、雨が続くうっとおしさは我慢しなければなりません。
きょうは、入院中の母を訪ねただけで、あとは家で休養しました。
さぁ、また明日から頑張りましょう。