わたしたちの声
2010年5月25日 9:23 PM
きょうは理事会を開きました。
昨年度の反省、今年度の事業計画などについて話し合いました。
反省としては、会の活動実績を含めて情報提供が少なかったことが挙げられました。
この点を改め、今年度は例会のたびに毎月の活動報告やさまざまな情報提供をしていく予定です。
一つずつではありますが、より良い活動ができるよう知恵を出し合っていきます!
タイトルは「がん地域連携クリティカルパス」(出版元:じほう)
拠点病院と地域の医療機関での連携について書かれたものです。
この中の1項目「がん患者家族が求める地域連携への視点」を書かせていただきました。
原稿の基礎になったのは、おれんじの会で昨年実施した意識調査です。
「病診連携についてどう思うか?」
「連携を納得して受け入れるためには何が必要か?」などの回答、寄せられた意見を紹介しています。
おれんじの会では、いろいろなテーマで意識調査をしてきました。
それは、患者・家族が抱えている問題を”見える化”し行政や医療者に訴え改善につなげてもらうためです。
今回の「病診連携」に関する意識調査の結果は、これまでにも研究会やシンポジウムなどで広く紹介してきましたが、本として出回ることで一層多くの関係者の目に触れることになります。
私たち当事者の思いが届くことを願っています。