在宅緩和ケアを考える
2013年5月7日 11:00 PM
きょうは「愛媛県在宅緩和ケア推進協議会」の会議に参加してきました。
愛媛では、在宅緩和ケアを推進するために
東予と南予でモデル事業を展開しています。
主にこのモデル事業について検討するための会議です。
医師、看護師、薬剤師、ケアマネージャー、
そして患者・家族の立場からわたしが参加させていただいています。
このモデル事業に関連して職種ごとの研修も行われていて
住み慣れた地域で過ごす患者や家族を支えるための技術、連携、コミュニケーションなどについて
今年もさまざまな取り組みが行われることになっています。
また、その内容や成果について広く知っていただくための
市民向け公開講座の計画についても話し合われました。
決まり次第、このHPでもご案内させていただきます。
この会議に参加するたびに思い浮かべるのは
家に帰ることを願いながら叶わなかった仲間の顔と言葉です。
どこに住んでいても、どんな状況でも
本人が望み、家族や周囲の人が支えることを望むなら、その願いが必ず叶えられるよう
仲間の言葉を伝え続けていきます。
勉強会のご案内
2013年5月6日 10:44 PM
連休が終わりました。
わたしは幼なじみや友人と会って、それなりにのんびり過ごすことができました。
あすから活動再開です!
ブログは今夜から再開。
2つの勉強会のご案内です。
まず、次の日曜12日におれんじの会例会を開きます。
「標準治療と先進医療について ~肺がんを例に~」をテーマに
住友別子病院の亀井治人先生にお話いただきます。
関心のある方であればどなたでも参加できます。
詳細はトップページでご案内していますので、ご覧ください。
もう1つ、来週水曜(15日)の勉強会のご案内です。
愛媛大学医学部で毎月開かれている「学び合いサロン」。
今回のテーマは「がんと就労」です。
一般社団法人CSRプロジェクト代表の桜井なおみさんが講師です。
乳がん経験者の桜井さんは、自身の経験からがん患者の就労の問題に取り組んでいます。
海外の事情にも詳しく、先月はほぼ1ヶ月間アメリカで最新事情を学んできたそうです。
いろいろな話を聞ける貴重な機会です。
5月15日(水)午後6時~
愛媛大学医学部40周年記念講堂
どなたでも自由に参加できます。
あすは、連休明けでいろいろな事が動き始めます。
早起きしなければ!
愛媛県立中央病院 新病院へ
2013年5月1日 9:19 PM
松山市の中心部にある愛媛県立中央病院は、同じ敷地内に新しい病院が完成しました。
これに伴って、病院と松山市駅を結ぶ無料タクシーのサービスを始めるそうです。
詳しくは http://www.eph.pref.ehime.jp/epch/index.htm
中心部にあるとは言っても、私鉄のターミナル駅である松山市駅までは
歩けば10分以上かかる距離。
患者さんや、重い荷物を持つ方にはとても遠く感じられます。
無料タクシーのサービスは、とてもいいアイディアです!
県立の病院にしてはよくやった!と拍手を送りたい気分です。
ところで、この病院から北の方向を見ると、デパート屋上の観覧車が目に入ります。
わたしたちの仲間は、以前ここに入院していた家族を見舞った帰り
いつも観覧車を見ながら歩いたそうで
何年も経った現在でも、観覧車を見ると当時の事を思い出し辛くなると言います。
わたしたちの「町なかサロン」は
ちょうど、病院とターミナル駅の中間くらいの所にあります。
辛さや悲しさを抱え切れなくなった帰り道に、
ふらっと立ち寄っていただきたいという思いも、この場所を選んだ理由の一つです。
祝日を除く月曜から金曜の午前10時~午後4時まで開いています。
特に月曜、水曜、金曜は、がんに向き合った経験者がお待ちしています。
どうぞ気軽にお立ち寄りください。