愛媛のがん対策を考える
2009年3月17日 7:36 PM
松山では桜が開花しました。
松山地方気象台が観測を初めて最も早い開花だそうです。
きょう夕方のテレビ愛媛のニュース番組で『家族性腫瘍』について取り上げられていました。
インタビューに答えていたのは…お気付きの方も多いでしょうね。おれんじの会会員のIさんです。
番組の中でも紹介されていた通り、四国がんセンターでは家族性腫瘍の相談に応じてくれます。
詳しくはhttp://www.shikoku-cc.go.jp/kranke/support/consul/index.htmlをご覧ください。
さて、きょう私は県庁医療対策課へ行ってきました。
愛媛県のがん対策の担当窓口です。
来週月曜23日に開かれる「がん対策推進協議会」の打ち合わせをしてきました。
「がん対策推進協議会」は、愛媛県のがん対策推進計画に沿ってどういう取り組みが必要なのか、何が課題なのかなどを協議する場です。ここで患者・家族としての意見を述べることになっています。
緩和ケア、在宅医療、相談支援など、おれんじの会の1年間の活動を通じて見えてきた課題や対策案は次々に浮かびます。
しかし、どう動こうとしても必要なのは財源です。おカネ無しでは出来ることに限りがあるのが現状です。
既に平成21年度予算は決まっていますから、もう1年先22年度予算での対応を考えるしかありません。
そんな先の事を言っていられない患者さんのことを思うと、本当にまどろっこしいのですが、行政の仕組み上致し方ありません。
3年先、5年先の患者さんたちが、現在と同じ問題で悩んだり苦しんだりしなくて済むように、しっかり先を見据えた対策が取られるように協議会で意見を述べてきます。
この協議会は傍聴できますが事前申し込みが必要です。
愛媛県医療対策課089-912-2449へお問い合わせください。