わたしのカルテ帳
2009年2月18日 8:18 PM
ジャスコでの「幸せの黄色いレシートキャンペーン」について、きょう実績報告が届きました。
2月11日、おれんじの会のボックスに入れて下さったレシートは359枚、688,345円分でした。この1%相当(6900円分の商品)が私たちの活動支援に充てられます。
当日レシートでご協力くださった方々、そして活動にあたった会員のみなさん、ありがとうございました!
来月11日の活動をお手伝いして下さる方を募集しています。事務局までご連絡ください。
さて、先週末の報告第1弾です。
14日(土)築地の国立がんセンターで「がん患者・市民パネル会議」がありました。
これは、国立がんセンターの中のがん対策情報センターが’08年度に初めて設けたもので、提供する情報がわかりやすいかどうかについてがん患者・家族の代表に意見を聴くというものです。
応募した全国の患者・家族から数十人が選ばれ活動しています。
愛媛からは3人が参加しています。
14日の会議では、『わたしのカルテ帳』について協議しました。
『わたしのカルテ帳』は、がんと告げられた患者が病気に関する様々な情報を入手し、自分の状況を記録し、病気と向き合っていくのを手助けするための”参考書&日記”のようなものです。
この『カルテ帳』が、本当に当事者として使いやすいのかどうかを、私たち当事者がチェックしました。
「病名を告げられて混乱している時に必要な情報は?」
「診察室での質問項目は何が必要か?」
「検査結果の記録はどうすればいいか?」などいろいろな意見が出されました。
症例数が少なく情報も少ない部位の患者や、情報入手に疎い高齢の患者の家族からは、私など考えもつかないような意見が出されていました。
『わたしのカルテ帳』は、これからも当事者の声を取り入れながら改良を重ね、再来年度から全国で配布が始まる予定です。