がん患者大集会PartⅡ
2008年12月7日 8:19 PM
11月30日に行われた『第4回がん患者大集会』のメインテーマは「考えます 私の町のがん医療」でした。
全国の都道府県で、地域の実情に合わせたがん対策推進計画が策定された初年度にあたる今年、自分の住む町のがん医療はどうなっているのかを考えようというものです。
各地から様々な意見が出されました。
四国からは、「患者力の活用」をキーワードに提言を行いました。ピアサポートやがん患者サロンなどの仕組みを作り、患者・家族としての経験や知恵を活かす方法を考えること。医療者や行政と協働してより良いがん医療を実現していくことを訴えました。
全体のアピールとしては、「変えていきます 見届けます 私のまちのがん医療」を採択しました。
主語は患者・家族です。自分自身の問題として捉え、関心を持ち、政策にも参加していくことで、はじめてより良いがん医療を手に入れられるのです。
現在は自分の治療で精一杯の人、悲しみと不安で押し潰されそうな人は、いつか少し余裕が出来たら参加してください。その日までは、少し先を行く私たちが声を上げていきます。私たちが疲れたら交代してください。一緒に少しずつでも前へ進みましょう!