愛する人を見送った方へ
2008年5月20日 9:43 AM
ひさしぶりのブログです。書くべきこと、書きたいことは山のようにありながら・・・スミマセン。
まず番組のご案内です。
NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」でがん医療の問題が取り上げられています。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/
昨日(5月19日)が第1回、きょうが第2回です。
財政学者金子勝さんが取材者となって、がん難民を生んでいる背景を考える内容です。今夜午後8時から教育テレビでの放送です。
きのう、ある方からお電話をいただきました。
お母様を見送ったという女性から、おれんじの会には遺族の立場でも参加できますか?とのお問い合わせでした。
もちろん歓迎します、とお答えしました。
おれんじの会には、遺族が何人もいらっしゃいます。親、兄弟姉妹、配偶者など愛する人を見送った経験者がいらっしゃいます。私も父親を喪った遺族でもあります。闘病中は親戚や友人、医療者が周りにいて支え合ったのに、亡くなったらそういう繋がりが減ってしまい、寂しさが増すことがありますよね?「時間が癒してくれるわよ」とか「あなたがしっかりしないと天国で悲しむわよ」とか、善意とわかっていても励ましが胸に突き刺さることだってありますよね?悲しい、辛いと声を上げて泣きたいときに、そうだね、私も悲しいと一緒に泣いてくれる存在があれば、どんなに慰められるでしょう。私は自分の経験からそう思っています。
いつか、遺族だけの小さなグループも作りたいと思っています。
このHP・ブログをお読みになった方で、そういう立場の方も遠慮なく会に参加してください。お待ちしています。