緩和ケア推進検討会
2013年5月8日 10:38 PM
きょうは、厚生労働省緩和ケア推進検討会でした。
患者の立場で参加させていただいています。
去年春からほぼ月1回のペースで開催され、10回目です。
きょうは、看護師の研修の在り方と地域連携について協議が行われました。
議論の内容については、後日資料と議事録が厚生労働省のホームページで公開されます。
がん看護領域では、日本看護協会が認定する有資格者が3、600人を超えるそうです。
・がん看護専門看護師 432人
・緩和ケア認定看護師 1、288人
・がん化学療法看護認定看護師 1.005人
・がん性疼痛看護認定看護師 631人
・乳がん看護認定看護師 187人
・がん放射線療法看護認定看護師 103人
(いずれも2013年5月7日時点)
専門知識・技術をもった看護師がこんなにいることが、残念ながら患者・家族には十分には知られていません。
わたしたちのところにご相談をいただいた際に、
「病院には専門知識をもった看護師さんがいますから相談してみますか?」とお伝えすると
ほとんどの方が「そんな方がいるんですか?」と言われます。
きょうの議論の中で
「専門知識や技術を持ち、研修を重ねた看護師が、その能力を十分に発揮できる仕組みが重要」との指摘がありました。
わたしも、賛同する旨の発言をさせていただきました。
せっかく身につけた知識や技術が、わたしたち患者・家族に目に見える形で提供されることが重要です。
それは、わたしたちの安心につながります。
緩和ケア推進検討会では、今後も協議が続きます。