がんと食事
2012年8月30日 9:12 PM
わたしの定番朝食です。
パンは、育ての母が焼いたもの。
そして青汁。
青汁は、生産農家の名前も顔もわかっている安心の商品。
通販で見つけたものです。
出張の多いわたしは、家にいる時には出来る限り野菜を取り規則正しい食生活を心掛けています。
そういえば、病気がわかったときに自分の食生活を徹底的に改善したことがありました。
野菜はすべて有機。
調味料も原材料をチェックして、添加物を可能な限り排除することに取り組みました。
あまりに頑張りすぎて、買い物に時間がかかり、経費もかさみ、何より精神的にだんだんとくたびれてしまいました。
結局長続きはしませんでした。
患者さんやご家族からのお話の中で、必ずと言っていいほど出てくるのが食事の話です。
中には極端な食事療法に傾倒して、結果として全身状況を悪化させてしまった例も聞きました。
最近は、がん診療連携拠点病院の相談窓口では、栄養士が相談に乗ってくれるところも増えています。
栄養の点からはもちろんですが、おいしく食べるコツや口内炎などの副作用対策なども教えてもらえます。
病気の事がわかったうえで、科学的根拠に基づいた情報を取り入れることは、食事面でも大事だと思います。
食事で悩んでいるときには、病院の栄養士にご相談してみてはどうでしょうか?