在宅緩和ケア
2012年6月9日 11:08 PM
これからのがん医療を考えるときに、自宅での療養をいかに支えていくかが大きな課題といわれています。
期待されるのは、地域の医療資源。
特に開業医がかかりつけ医として深く関わることが期待されています。
松山市では、開業医を対象として緩和ケアの研修が行われていて、昨日は特別に参加させていただきました。
痛みの評価、薬の選択、そのほかの治療法も含め、いかに患者や家族の苦痛を緩和していくかについて議論が行われました。
現在受け持っている難しいケースについて、他の医師からアドバイスを受ける場面もありました。
知識や技術の習得もさることながら、この研修をキッカケにネットワークができて、お互いに情報交換などができることも目的としているそうです。
これからも月に1回のペースで計画されています。
一日の外来診察が終わったあと夜遅くまで熱心に議論する医師たちの姿に、希望を見出した思いでした。