21年間病気に向き合うということ
2012年6月6日 9:40 PM
寛仁親王が亡くなられました。
報道によれば、最初にがんが見つかったのは21年前。
この間に16回の手術を受けられたそうです。
そういえば、わたしが入院していた13年前、寛仁親王が自分の病気について書かれた手記のようなものを読んだ記憶があります。
手術直後に、体力が衰えてはいけないからと病院の階段を昇り降りしていて医師に叱られたとか、ともかく前向きな姿が描かれていました。
治療のために声を失ってからは、人工喉頭を使って話をなさっていたということです。
同じ状況にある患者さんたちには、大きな希望だったことと思います。
ご冥福をお祈りします。