がん教育
2014年8月6日 10:37 PM
きょうは、愛媛県がん教育推進協議会に委員として出席しました。
これは、今年度の国の「がんの教育総合支援事業」のモデル事業に
愛媛県が参加することを受けて開催されたものです。
(国の事業については http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/07/__icsFiles/afieldfile/2014/07/09/1349621_1.pdf)
がんという病気に対して正しい知識をもつこと。
がん患者に対して、正しい認識をすること。
そして、いのちの大切さを学ぶこと。
この3つを目指して、がん教育の在り方を探るためのモデル事業です。
今年の秋から、県内8つの学校で具体的な取り組みが始まる予定です。
がんにならないように生活習慣を見直したり
検診を受けるようにすることを学ぶのも大事ですが
「避ける」「恐れる」のではなく
「備える」ことも大事です。
もしも自分自身や家族ががんに罹患したときに
その厳しい状況の中で、自分らしく病気に向き合っていく力を身に着けることこそ
大事だと、わたしは考えています。
この事業では、医師や看護師など専門家だけでなく
がん患者・経験者も学校へ出向き、自身の経験を語ることが提案されています。
わたしたちのメッセージをどう届けるか、これから考えていきたいと思います。