がんと向き合う心の五七五
2014年8月14日 12:35 PM
松山は曇り空。
先日の台風も含め、8月に入ってから天候不順が続いています。
蝉も、今年は大合唱のタイミングを逸したようです。
さて、今年10月に松山では「緩和医療薬学会年会」が開かれます。
この中の市民公開講座の運営を、わたしどもおれんじの会が担当させていただきます。
http://www.convention-w.jp/kanwa/open.html
地元開催なので、何か松山らしい企画をと考えて
俳句募集をすることにしました。
題して”がんと向き合う心の五七五”
患者さんやご家族などがんに向き合った経験のある方から
不安や辛さ、あるいは周囲への感謝の気持ちなどを詠んだ句を募集しています。
優秀句6句を選び、市民公開講座の中で表彰させていただきます。
詳細は、このHPのトップページにもご案内しています。
たくさんの投句をお待ちしています。
ところで、松山出身で俳句をはじめ近代文学に大きな影響を及ぼした正岡子規。
脊椎カリエスで激痛に苦しんだのですが
その痛みどめにモルヒネを使っていたそうです。
ある緩和ケア医の話では、
「モルヒネを使っていなかったら、あれほどの作品は残せなかったのではないか。
自分らしく暮らすために、薬で痛みをコントロールすることは大事」とおっしゃっています。
ちなみに、わたしどもが運営している「町なかサロン」の斜め向かいには
正岡子規が17歳まで暮らした家を復元した「子規堂」があります。
きょうあたりは、夏休みの観光客が訪れていることと思います。