当事者として考えなければならないこと
2014年12月12日 9:55 PM
今月は会議が続いています。
昨日は、HTA(Health Technology Assessment)や患者申出療養制度などの
医療費、医療経済についてのディスカッションに参加しました。
医療費の問題は、私たち患者・家族に直接関わりがあり重要な課題ですが
残念ながら直接議論に加わる機会がほとんどありません。
2010年に愛媛県からの依頼でわたしどもが実施した「愛媛県がん患者満足度調査」では
医療費の負担の大きさが課題として浮かび上がりました。
経済的な不安を感じずに、必要な治療を誰もが受けられる社会であるべきだと思います。
では、そもそも「必要な治療」とは何なのか?
増え続ける社会保障費をどう考えていくのか?
わたしたちは何をどう負担するのか?
当事者も議論に参加する機会を得られるよう働きかけをしていかなければいけませんが
その前に、わたしたち自身も情報を集め、学び、考えなければと思いを新たにしました。